知らないとやばい白髪染めトリートメントのデメリット|毛髪診断士が本当のリスクと失敗しない選び方を解説します。

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白髪染めトリートメントは低刺激な染料を使った、髪と頭皮に優しいアイテム。セルフで手軽に白髪を染められるものの、他の白髪染めでは見られない独特なデメリットが存在します

今回は、これまで170色以上のアイテムをテストした経験を元に、白髪染めトリートメントの知らないと損するメリットや、知らずに失敗するデメリットについて、毛髪診断士が詳しく解説。

アイテムの特徴を活かした正しい選び方についてもご紹介します。

まずは白髪染めトリートメントの特徴をおさらい

白髪染めの種類と染まりやすさ、パサつきやすさ

白髪染めトリートメントは、白髪を染めると同時に髪に潤いや栄養を与えることで、染めながら髪の補修ができる便利なアイテム。

低ダメージなため、毎日でも使用することができます。

主に2つの染料を組み合わせて染め上げ、天然色素によって仕上がりの色味を調整されることもあります。

白髪染めトリートメントの染料

塩基性染料 HC染料
原理 髪表面に付着 髪に浸透して染める
特徴

ダメージヘアほど染まりやすい
刺激性 ほとんどない

白髪染めヘアカラーとの違いは?

白髪染めトリートメントは髪表面と内部に染料が行き渡ることで髪を染め上げ、ヘアカラーなどに使われる染料「ジアミン」を使わずに染めるため低刺激なのが特徴です。

ヘアカラーに使われるジアミンはアレルギー性接触皮膚炎の原因物質。日本皮膚科学会が調査したアレルギーの原因成分では第5位となっている成分で、その陽性率はなんと8.8%。9人に1人がアレルギーを持つと言われています。

roccoGiRLメンバーの元美容師さんもジアミンアレルギーで美容師を退職しました。上村さんの体験談はノンジアミン白髪染めの記事にまとめてあります。

また、髪を明るく染めるために配合されるオキシ(過酸化水素)は強いアルカリ性なので、残ったまま放置すると髪と頭皮に大きなダメージに。

ヘアカラーリング剤の中でも酸化染毛剤は特にアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすく、このことは、理美容師や皮膚科医の間では良く知られている。

ヘアカラーの染料

ジアミン オキシ
原理 化学反応で染める 過酸化水素とアンモニアでメラニンを脱色する
特徴 アレルギー性物質 ケラチンを分解
刺激性 あり。施術後のケアが重要。

髪や肌は弱酸性なので、アルカリ性の成分によってダメージを受けます。そのため美容室では白髪染めなどのカラー施術後にアルカリ除去を行い、pHを中和させることでダメージを最小限に押さえています。

白髪染めトリートメントに使われるHC染料は弱アルカリ性、塩基性染料は「塩基性」で、酸性とは逆の性質を持ちます(ざっくり言うとアルカリ性です)が、クエン酸やクエン酸NaでpHを弱酸性に整えることで、肌への刺激が起こらないように調整されています

白髪染めトリートメントのデメリット

白髪染めトリートメントを比較しているシーン

1回では完全に染まらない

白髪を染めている男性

これまでテストした白髪染めカラートリートメントは、どのアイテムも例外なくしっかり染まるまでに数回使用する必要がありました

化学反応により発色し染め上げるヘアカラー剤とは違い、最初から発色している染料の色をそのままの状態で使うのでダメージは少ないもの1回で白髪を染めることができません

回数を重ねるごとに深く染まります

ソマリマス-白髪割合100%の染毛結果

画像はソマリマスを使ったテストの結果です。1回目ではややベージュ感のあるダークブラウンに。回数を重ねるごとにより深みのあるダークブラウンに染まっていきます。

元の白髪が持つ風合いを残しながら徐々に染めていくので不自然さがありませんが、ヘアカラーのような仕上がりを求める人には物足りないと思います。

商品によって染まり方が大きく違う

白髪染めトリートメントの染毛テスト結果

これまで行ってきた数多くの染毛テストの結果、白髪染めトリートメントは使われている染料や組み合わせによって染まりの差が大きく、ものによってはほとんど染まらないことが分かりました。

白髪染めヘアカラーやヘアマニキュアではカラーの方向性に差はあるものの、染まりの強さにここまでの差は見られません。白髪染めトリートメントの大きなデメリットですね。

デイラルカラーの染毛結果
塩基性染料+HC染料
基本の組み合わせ。良く染まる組み合わせだが商品によって染まりの差が大きい
利尻カラートリートメントの染毛結果
塩基性染料+HC染料+天然色素
植物由来の天然色素で細かい色のニュアンスを表現。まれに良く染まるものもあり。
ルシードの染毛結果
HC染料のみ
塩基性染料を組み合わせたものよりもやや控えめな染め上がり。例:ルシード
塩基性染料+天然色素
ほとんど染まらず多少色づく程度。カラー間のつなぎに。
塩基性染料+タール色素
控えめな染め上がり。例:黒曜
タール系色素のみ
染まりにくい。色落ちしにくく手やタオルに付いても洗い流しやすい。例:プリオール

染まりが悪いのは、タール系色素やヘナをメイン染料として使われていたり、HC染料単体塩基性染料単体しか使われてないアイテムです。

HC染料と塩基性染料の組み合わせ(+天然染料)が染まりやすい傾向でしたが、メーカーごとで差が大きいので良い商品に巡り合うのには一苦労します。

また、テスト結果では白髪が紫色に発色するダークブラウン緑色に染まるブラックなど、思い通りの仕上がりにならないものもありました。

検証の様子

染毛テストの結果を参考に、自分の好みの仕上がりを選んでくださいね。

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黒髪は染まらず色数が少ない

黒髪を白髪染めトリートメントで染めて比較

白髪染めトリートメントには髪を脱色する成分が配合されていないので、元の髪色よりも明るくすることはできません

明るくするためには6%ほどの濃度をもつオキシ(過酸化水素)を使い、髪の中にあるメラニンを脱色。色を入れるには3%濃度のオキシを使用する必要があります。

今の髪色より暗くしか染められないためカラーバリエーションは少なく、ブラウンとダークブラウンの2色展開、またはブラックを含めた3色展開のアイテムがほとんどです。

色味がはっきり分かれた4色展開のデイラルカラーや、赤みがかった色までカバーする6色展開のフラガールカラートリートメントなどもありますが、髪色を変えている人に向けたカラー展開で、黒髪は染まらないので注意しましょう。

髪質が仕上がりに影響しやすい

ビゲンカラートリートメントでの染毛比較(人毛白髪とブリーチ毛)

ビゲンカラートリートメントのダークブラウンで人毛白髪とブリーチ毛を染毛した結果がこちら。

白髪割合100%の人毛毛束を使用したテストでは、1回目でやや明るめのベージュカラーに、5回目ではややダークブラウン寄りのカラーに染まりました。回数を重ねるごとに深く染まりますが、ブリーチ処理毛ほどは染まりません。

ブリーチ処理やヘアカラーの施術で傷んだ髪はマイナスの電子を持つため染まりやすく、カラー履歴のない毛髪や根本の白髪(バージン白髪)は染まりにくいです。

1回で染まるという口コミのほとんどは、ブリーチ処理毛での検証や、カラー履歴のある人によるものです。

カラー間のつなぎに使うと1回目でも短時間でしっかり染まります。

定期的に美容室に行くけどヘアカラーのペースを落としたいという人にはピッタリのアイテムですね。

染まりに影響する髪質の要素

  • ブリーチやカラー履歴のありなし
  • 髪質の硬さや太さ
  • 毛髪ダメージの進行具合

ブリーチやカラー履歴のある毛髪は染まりやすいので、カラー間の褪色防止に使うことで、カラーの頻度を減らすことができますが、一方で生え際の白髪は染まりにくいです。

特にカラー履歴のない太い毛は染まりにくいので、置き時間を長くしたり、ヘアキャップやラップをかぶって温度を上げるなどの手間をかける必要があります。

太い毛髪でも30分ほど時間を置くとより染まりやすくなりますが、1時間以上もの長時間使用するのはNG。染める頻度を早めることで対処しましょう。

柔らかい毛や細い毛は染まりやすいですよ。

以前は染料に硫酸銀や硝酸銀を使われている白髪染めトリートメントを使用したあとに、美容室でカラーを入れると緑色に発色するという噂がありました。(とある美容師談)

しかし、これまで世の中にあるほとんどの白髪染めトリートメントの成分表を確認してきましたが、硫酸銀や硝酸銀のほか、硫酸鉄や酸化鉄などを配合されたアイテムはありませんでした

(白髪染め系のアイテムでは唯一「サンカラーマックス」という商品に配合)

気になる人は念のため、美容室でヘアカラーを入れる週間ほど前に白髪染めトリートメントの使用をストップし、担当の美容師に相談しましょう。

色落ちしやすい

毛束を洗っている画像

ヘアカラー剤は1度の染毛で1ヶ月ほど持ちますが、白髪染めトリートメントはシャンプーのたびに色落ちするので長くて1週間程度しか持ちません。

使い続けることで色落ちしにくくなっていきますが、ヘアカラー剤よりも手間がかかります。

色持ちを良くするために、洗浄力が控えめなアミノ酸系のシャンプーを使ったり、洗髪したあと髪を濡れたままにせず、すぐに乾かすなどのテクニックもありますが、正直細かいテクニック云々より染める回数を増やしたほうが圧倒的に楽です。

雨や汗への弱さにも注意

染毛済みの毛髪を水で濡らしたシーン

白髪染めトリートメントを使用した髪は、雨や汗で濡れたまま放置すると染料が垂れてくるというデメリットがあります。

これは濡れることでキューティクルが開き、髪の中に閉じ込められていた染料が流れ出てくることが原因です。

雨の日の外出で白いシャツを着る人は特に注意が必要です。雨天や運動の前日には使用を控えるのがおすすめ。

手や浴槽、タオルに色が付く

ヘアカラーと比べると落ちやすいとはいえ、手や浴槽についた汚れはすぐに洗い流さないと取れづらいです。

使う前に浴室を濡らしておき、トリートメントやコンディショナーなどを塗布しておくと落ちやすくなります。

タオルへの色づきはもちろん、枕カバーなどへの色づきも注意が必要。色がついても構わないタオルで水分を取り、ドライヤーでしっかりと乾かしてから冷風でキューティクルを締めましょう。

プリオールでタオルへの色づきテスト

例外として、酸性のタール系色素のみを使用したプリオールなどはタオルに染料がついても落ちやすいです。

酸性の色素は綿を染めることができないので、綿でできたタオルであれば洗って落としやすいです。

とはいえ、プリオールには油性染料も使われているので、タオルの種類によっては色が残る可能性があります。

お気に入りのタオルや色の薄い枕カバーは避けて、なるべく濃い色のものを使用しましょう。

白髪染めトリートメントのメリットは?

白髪染めトリートメント フラガール の商品画像

白髪染めトリートメントのメリット

  • 髪をケアしながら染めることができて、低ダメージ
  • こまめに染めることができる
  • セルフで簡単に染めることができる
  • 一気に染まらないので自然な仕上がりになる
  • 1本を数回に分けて使うことができる

白髪染めトリートメントのメリットは大きく5つ。これらのメリットを重視したい人は、他の白髪染めよりも白髪染めトリートメントを選ぶべきです。

髪をケアしながら染めることができて、低ダメージ

ダメージの少ない毛髪

白髪染めトリートメントに配合される美髪成分

毛髪補修成分
加水分解シルク、加水分解ケラチン、ペリセア、パンテノールなど
ハリ・コシを高める成分
ガゴメエキス、コンブエキスなど
頭皮ケア成分
フラーレン、植物エキスなど
キューティクルケア成分
ペリセア、γ-ドコサラクトン、セラミドなど

白髪染めトリートメントにはトリートメント効果のある成分が入っているので、髪をケアしながら染めることができます。

髪を染めている時間を活用してトリートメント成分を髪に浸透させることができるのは嬉しいですよね。

もちろん、商品によって配合される成分には違いがあるので、より良い商品を選ぶことはとても重要。白髪染めトリートメントランキングの商品紹介ブロックでは美髪成分についても紹介しているので確認してみてください。

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ハイステップ成分画像

成分表を見ると美髪ケア・毛髪補修成分に染料を足したような設計になっています。ダメージが少なく「かぶれ」の心配も少ない(※)のは大きなメリットですね。

特にジアミンアレルギーの人は通常のヘアカラーで染めることはできないので、ノンジアミンで白髪を染められるカラートリートメントは救世主とも呼べる存在です。

こまめに染めることができる

白髪プリン

白髪染めトリートメントは毎日使えるほど髪や頭皮に優しい染料で作られているので、気になったタイミングで、それこそ毎日でも染めることができます

一方で、白髪染めヘアカラーに使われるジアミン系の染毛剤は刺激が強いので、1ヶ月に1回以上の使用はおすすめできません。

こまめに染めれば白髪プリンになりにくく、美容室に行く手間も省けます。

セルフで簡単に染めることができる

染毛セット

トリートメントと同じ感覚で使用できるので、自分では見えにくい後頭部や頭頂部なども楽に染めることができます。誰かに手伝って貰わなくてもセルフ染めが簡単にできるのはメリットですね。

匂いが良いので浴室でも使いやすく、床に新聞を敷いたりイヤーキャップを被せる必要もありません。

手で染めるよりも、染毛ブラシと染料を入れるカップがあったほうが100倍塗りやすいです。

美容師が使うものと同じ染毛セットがAmazonなどに販売されているので揃えておきましょう。

100均にも売ってるけど正直ちょっと使いにくいです。

一気に染まらないので自然な仕上がりになる

デイラルカラー3回目までの染毛

画像はデイラルカラーを使用して人毛白髪を染めたものです。

roccoGiRLでも「良く染まるアイテム」として紹介することの多い商品ですが、それでも1回目では一気に染まらず5回目でくっきりとしたダークブラウンに仕上がっていますね。

少しずつ染めるためリカバリーしやすく、塗りムラがあっても2回目や3回目では全体的に馴染んだ髪色になります

年相応の仕上がりを作りたい人は、置き時間を短くしたり染める間隔を1週間〜2週間ほどに伸ばすことで、「しっかり染めすぎない仕上がり」を作れますよ。

最近では髪や頭皮へのダメージを抑えるために、白髪染めをやめて白髪を活かしたヘアスタイルを楽しむ「グレイヘア」という大人のスタイルも人気が高まっています。

グレイッシュな仕上がりをキープできる白髪染めトリートメントでグレイヘアに移行すれば、美容室に行くペースや染毛にかかるコスト(時間、費用、ダメージ)を大きく減らすことができます。

1本を数回に分けて使うことができる

デイラルカラー

2浴式のヘアカラー(1剤と2剤で混ぜて使うタイプ)は一度混ぜたら翌日使えず、余った染料はすべて捨てる必要があります。

時間がたった薬剤は染毛効果がないだけでなく、発生したガスの影響で容器が破裂してしまうことも。

白髪染めトリートメントは白髪が気になったタイミングで無くなるまで使うことができ、白髪が気になる部分だけに部分使いもできるので意外とコスパが良いです。

未開封であれば3年は使用することができますが、開封後は3ヶ月〜半年を目処に使い切りましょう。

浴室での保管はNG。キャップをしっかり密閉し、冷暗所で保存してください。

タイプ別:白髪染めトリートメントの特徴を生かした選び方

白髪染めトリートメントはダメージ毛ほど染まりやすく、ブリーチやヘアカラーを入れた髪はしっかりと染まります

逆に新しく伸びてきた生え際の白髪は染まりにくく、使い方によっては「全く染まらない」と不満が出てしまうことも。

5種類のタイプから自分の状態を選び、自分にぴったりなアイテムと出会いましょう。

ヘアカラーの代わりに白髪染めトリートメントを使ってみたい。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
丸 丸 花丸 丸

選び方:濃い色のよく染まるアイテムを選びましょう。

髪や頭皮への優しさを考えると、ヘアカラーから白髪染めトリートメントへの移行は「低刺激」の面で◎

ヘアカラーを入れた部分は染まりやすいので、地毛の髪色に合わせてブラックやダークブラウンなどの濃い色を選びましょう。

新しく生えた髪を白髪染めトリートメントで明るく染めることはできないので注意。

生え際の白髪は染まりにくいので、染まりにくいアイテムでは白髪プリンが気になっちゃいます。良く染まる白髪染めトリートメントの深い色を選びましょう。

ヘアカラーと白髪染めトリートメントを併用したい

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
花丸 花丸 三角 丸

選び方:染めた髪色に近いカラーを選びましょう

ヘアカラーとの併用は、白髪をしっかりケアしたいけどコスパを抑えたい人におすすめの選択。

カラーを入れた髪には白髪部分にもしっかりと色が入るので、明るめ・赤みのあるブラウン・黒染めなど染めた髪色に合わせて商品のカラーを選びましょう

暗い色を選ぶと髪全体が暗くなるので注意。

白髪部分にハイライトでブリーチを入れて、白髪染めカラートリートメントで色味を足したい

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
花丸 花丸 丸 花丸

選び方:ハイライトの風合いが残せる明るめカラーやグレー系のアイテムがおすすめ。

ハイライトブリーチと白髪染めトリートメントを組み合わせた白髪ケアは、生えてきた根本の白髪や色落ちが気になりづらいので白髪染めトリートメントとの相性はバツグン

髪へのダメージもハイライト部分のブリーチのみで、ヘアカラーを使わなければジアミン系のアレルギーが出る心配もありません。

ハイライトを美容室で入れる必要があり、施術時間と価格もやや高めなのがデメリットですね。

とはいえ白髪染めヘアカラーより色持ちが良く、染めにいく頻度はグンと抑えられます

色の選択肢も多く、若々しい印象に仕上がるのも嬉しいですよね。

白髪染めトリートメントを使ってみたけど染まりに満足していない。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
三角 三角 花丸 三角

選び方:他のアイテムと併用を検討しましょう

現時点ではバージン(染めたことのない)白髪をヘアカラー並みに一回で染めてくれる白髪染めトリートメントはありません

また、硬く太い髪質は染まりにいです。求める仕上がりによっては単体で染めるのは難しいことも。

ヘアカラーやブリーチと併用することでしっかりと染めることができるので、他アイテムとの併用を検討しましょう。

白髪染めトリートメント44商品の検証結果では、あまり染まりの良くないアイテムもありました。

使ってみたけど染まらなかったと感じた人は『買ったアイテムが染まらないアイテムだった』ということも考えられるので、染毛テストの結果を参考に、よく染まるアイテムを選んでみましょう。

これまで白髪染めをしたことがない。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
丸 三角 花丸 丸

選び方:まずはブラックから始めるのがおすすめ。染まりやすい定番アイテムから始めてみましょう。

白髪染めトリートメントは、他の白髪染めと比べて『やや染まりにくい』のがデメリットでもメリットでもあります

最近では白髪染めをやめて、白髪を生かしたグレイヘアを楽しみたいというニーズも多く、白髪部分をハイライトとして活用して白髪染めトリートメントで控えめのカラーを入れる方も多いようです。

ミドル〜シルバー世代は白髪を活用することで、年齢の深さを感じるかっこいいスタイルが作れます。

隠すのではなく楽しむための白髪染めとして、グレイッシュ〜ベージュカラーに仕上がる白髪染めトリートメントを選択してみてはいかがでしょう。

白髪染めトリートメントは、こんな人におすすめ

  • 髪や頭皮へのダメージを抑えたい人
  • ジアミンなどのアレルギーでヘアカラーを使用できない人
  • 白髪染めをやめてグレイヘアーを楽しみたい人

控えめな染毛力で、徐々に髪色を染め上げていく低刺激アイテム。

「ダメージは気にしないから一気に染めたい!」という人は白髪染めヘアカラーの選択がおすすめ。

白髪染めトリートメントは、頭皮や毛髪をいたわりながら染めたいという人や、ヘアカラーの頻度を減らしてアレルギーの影響を最小限に抑えたいという人に使って欲しい商品です。

アレルギーは抗体の許容量を越えたタイミングで一気に発症するので、ヘアカラーの頻度をなるべく抑えることが、髪色の変化を長く楽しむコツになります。

髪へのダメージを抑えながら、自分に合った白髪ケアアイテムのひとつとして、白髪染めトリートメントの使用を検討してみてくださいね。

毎日の生活が少し楽しくなるように、この記事を役立てていただけると幸いです。

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