白髪染めトリートメントのデメリットを毛髪診断士が徹底解説。本当のメリット、失敗しない選び方とは?

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『低ダメージに白髪を染めたい』という人に最適な白髪染めトリートメントですが、他の白髪染めと比べてどんなデメリットがあるか気になりますよね。

商品選びに失敗したくない!という人のために、毛髪診断士がメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

白髪染めトリートメントのデメリット

  • 1回では完全に染まらない
  • 商品ごとの染まりにバラつきが大きい
  • 明るい色に染めることができず、色数が少ない。
  • 髪質によって染まり方に差がある
  • 色落ちしやすい
  • 浴槽やタオルについたら取りにくい

1回では完全に染まらない

染毛料 染料の種類 染毛の原理 ダメージ
ヘアカラー 酸化染料 化学反応で染める アレルギーの心配あり
白髪染めトリートメント HC染料 キューティクルの隙間から毛髪内部に侵入して染める ほとんどない
塩基性染料 毛髪表面のマイナスイオンと吸着して染める ほとんどない

白髪染めトリートメントに配合される染料は『HC染料・塩基性染料』。

吉田
商品によっては天然染料もプラスされますが、メインの染料はHC染料と塩基性染料です。

化学反応により発色し染め上げる酸化染料とは違い、最初から発色している染料の色をそのまま使うのでダメージは少ないものの色落ちしやすく、1回で白髪を染めることができません。

ビゲンカラートリートメントでの染毛比較(人毛白髪とブリーチ毛)

ビゲンカラートリートメントのダークブラウンで人毛白髪とブリーチ毛を染毛した結果がこちら。

同じビゲンのダークブラウンを使用して15分の置き時間で統一しましたが、仕上がりにずいぶん差があることがわかります。

『マイナスイオンと吸着する』という塩基性染料の特徴から、ブリーチやヘアカラーでマイナスに偏った髪は染まりやすく、カラー履歴のない毛髪や根本の白髪は染まりにくいです。

POINT

「1回で染まる」と言っている人のほとんどは、ブリーチ毛での検証やカラー履歴のある人です。

吉田
カラー間のつなぎに使うと1回目でも短時間でしっかり染まります。『定期的に美容室に行くけどヘアカラーのペースを落としたい』という人にはピッタリのアイテムですね。

商品ごとの染まりにバラつきが大きい

白髪染めトリートメントの染毛テスト結果

40商品以上、70色以上の白髪染めトリートメントで人毛白髪を染めてテストしましたが、使われている染料や組み合わせによって染まりの差が大きく、ものによってはほとんど染まらないものもありました。

吉田
タール系色素やヘナが染料に選ばれているアイテムや、HC染料単体や塩基性染料単体しか使われてないアイテムは染まりが悪いです。

HC染料と塩基性染料の組み合わせ(+天然染料)であれば染まりやすいですが、メーカーごとの差も大きいので良い商品に巡り合うのには一苦労。

テスト結果では白髪が紫色に発色するダークブラウンや緑色に染まるブラックなど、思い通りの仕上がりにならないものもありました。

検証の様子

白髪染めトリートメントにおいては、染まりすぎないこともメリットのひとつではありますが、roccoGiRLが実施した染毛テストの結果を参考に、自分の好みの仕上がりを選びましょう。

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ちなみにroccoGiRLでは取り扱いがありませんが、染料に硫酸銀や硝酸銀を使われている白髪染めトリートメントを使用したあとに、美容室でカラーを入れると緑色に発色するという情報も。(とある美容師談)

しかし、これまで世の中にあるほとんどの白髪染めトリートメントの成分表を確認してきましたが、硫酸銀や硝酸銀を配合されたアイテムはありません。

(白髪染め系のアイテムでは唯一「サンカラーマックス」という商品に配合)

気になる人は念のため、美容室でヘアカラーを入れる週間ほど前に白髪染めトリートメントの使用をストップし、担当の美容師に相談しましょう。

明るい色に染めることができず、色数が少ない。

黒髪を白髪染めトリートメントで染めて比較

白髪染めトリートメントには髪を脱色する成分が配合されていないので、元の髪色よりも明るくすることはできません。

吉田
明るくするためには6%ほどの濃度をもつオキシ(過酸化水素)を使い、髪の中にあるメラニンを脱色。色を入れるには3%濃度のオキシを使用しないと色を変化させるのは難しいです。

今の髪色より暗くしか染められないためカラーバリエーションは少なく、ブラウンとダークブラウンの2色展開、またはブラックを含めた3色展開のアイテムがほとんどです。

色味がはっきり分かれた4色展開のデイラルカラーや、赤みがかった色までカバーする6色展開のフラガールカラートリートメントなどもありますが、髪色を変えている人に向けたカラー展開で、黒髪は染まらないので注意しましょう。

髪質によって染まり方に差がある

染まりに影響する髪質の要素

  • ブリーチやカラー履歴のありなし
  • 髪質の硬さや太さ
  • 毛髪ダメージの進行具合

ブリーチやカラー履歴のある毛髪は染まりやすいので、カラー間の褪色防止に使うことで、カラーの頻度を減らすことができますが、一方で生え際の白髪は染まりにくいです。

特にカラー履歴のない太い毛は染まりにくいので、置き時間を長くしたり、ヘアキャップやラップをかぶって温度を上げるなどの手間をかける必要があります。

太い毛髪でも30分ほど時間を置くとより染まりやすくなりますが、1時間以上もの長時間使用するのはNG。染める頻度を早めることで対処しましょう。

柔らかい毛や細い毛は染まりやすいですよ。

色落ちしやすい

ヘアカラー剤は1度の染毛で1ヶ月ほど持ちますが、白髪染めトリートメントはシャンプーのたびに色落ちするので長くて1週間程度しか持ちません。

吉田
使い続けることで色落ちしにくくなっていきますが、ヘアカラー剤よりも手間はかかります。

色持ちを良くするためには、洗浄力が控えめなアミノ酸系のシャンプーに変えてみたり、洗髪したあと髪を濡れたままにせず、すぐに乾かすようにしましょう。

雨や汗への弱さにも注意

染毛済みの毛髪を水で濡らしたシーン

白髪染めトリートメントを使用した髪は、雨や汗で濡れたまま放置すると染料が垂れてくることがあります。

これは濡れることでキューティクルが開き、髪の中に閉じ込められていた染料が流れ出てくることによるもの。

吉田
雨や汗で濡れたらなるべく早くタオルドライしましょう。

浴槽やタオルについたら取りにくい

浴槽の汚れはすぐに洗い流さないと取れづらいですが、ヘアカラーと比べると沈着しにくいので落ちやすいです。

事前に浴室を濡らしておき、トリートメントなどを塗布しておくと良いです。

タオルへの色づきはもちろん、枕カバーなどへの色づきも注意が必要。色がついても構わないタオルで水分を取り、ドライヤーでしっかりと乾かしてから冷風でキューティクルを締めましょう。

プリオールでタオルへの色づきテスト

例外として、酸性のタール系色素のみを使用したプリオールなどはタオルに染料がついても落ちやすいです。

酸性の色素は綿を染めることができないので、綿でできたタオルであれば洗って落としやすいです。

とはいえ、プリオールには油性染料も使われているので、タオルの種類によっては色が残る可能性があります。

お気に入りのタオルや色の薄い枕カバーは避けて、なるべく濃い色のものを使用しましょう。

白髪染めトリートメントのメリットは?

白髪染めトリートメント フラガール の商品画像

  • 髪や頭皮へのダメージが少ない
  • こまめに染めることができるので白髪プリンになりにくい
  • 髪をケアしながら染めることができる
  • セルフで簡単に染めることができる
  • 一気に染まらないので自然な仕上がりになる
  • 1本を数回に分けて使うことができる

白髪染めトリートメントのメリットは大きく6つ。

これらのメリットを重視したい人は、他の白髪染めよりも白髪染めトリートメントを選ぶべき人です。

それぞれについて詳しく解説していきますね。

髪や頭皮へのダメージが少ない

ダメージの少ない毛髪

種類 染料 色持ち 発色 ダメージ
ヘアカラー 酸化染料
1〜2ヶ月
ヘアマニキュア 酸性染料
2〜4週間
白髪染め
トリートメント
HC染料
塩基性染料
天然染料

1週間ほど

白髪染めトリートメントは、他の白髪染めと比べて髪や頭皮へのダメージが少ないのが大きな特徴。

ヘアカラーにはアレルギーの原因になる酸化染料や、酸化染料と反応する過酸化水素水が配合されていて、染めるたびにダメージを与えてしまいます。

ヘアカラーリング剤の中でも酸化染毛剤は特にアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすく、このことは、理美容師や皮膚科医の間では良く知られている。

引用:消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書(pdf)|消費者安全調査委員会

ヘアカラーに含まれる酸化染料の代表はジアミン。日本皮膚科学会が調査したアレルギーの原因成分では第5位となっている成分で、その陽性率はなんと8.8%にも登ります。

吉田
ジアミンのアレルギー反応は、漆に含まれるウルシオールに次ぐ陽性率。9人に1人がアレルギーを持っています。めちゃくちゃ多いですね。

さらに、ヘアカラーで髪を脱色したり酸化染料と反応させるために配合される過酸化水素水はシャンプーなどで落とすことができず、毛髪の内部はもちろん、頭皮や毛穴などにも残ってしまいます。

残留した過酸化水素は皮脂や角質を酸化させてダメージを与える原因にも。

吉田
美容室でのカラーではカタラーゼやヘマチンなどを使用して中和しますが、、、ホームカラー使用時もヘマチン配合のヘアケアアイテムを併用したいですね。
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ハイステップ成分画像

一方で白髪染めトリートメントは脱色せずに染めるだけでなく、ジアミンなどの酸化染料を使われていないのでアレルギーの心配が少ないのも特徴です。

髪を明るくすることはできませんが、ダメージが少なく「かぶれ」の心配が少ない(※)のは大きなメリット。

特にジアミンアレルギーの人は通常のヘアカラーで染めることはできないので、ノンジアミンで白髪を染められるカラートリートメントは救世主とも呼べる存在ですね。

低刺激な白髪染めトリートメントですが、稀に体質によってアレルギー反応が出ることも。過去に化粧品で肌荒れしたことがある人は事前にパッチテストを行いましょう。

ちなみにroccoGiRLメンバーの元美容師さんもジアミンアレルギーで美容師を退職しました。。。上村さんの体験談はノンジアミン白髪染めの記事にまとめてあります。

こまめに染めることができるので白髪プリンになりにくい

白髪プリン

白髪染めトリートメントは毎日使えるほど髪や頭皮に優しい染料で作られているので、気になったタイミングでこまめに染めることができます。

一方で、白髪染めヘアカラーに使われるジアミン系の染毛剤は刺激が強いので、1ヶ月に1回以上の使用はおすすめできません。

吉田
こまめに染めれば白髪プリンになりにくく、セルフで染められるので美容室に行く手間も省けます。

最近ではヘアージュなどの『ヘアカラーフォーム』も繰り返して使えるので便利です。

吉田
ヘアカラーフォームも脱色剤不使用で低ダメージですが、酸性染料を使われているのでジアミンアレルギーの人は注意が必要です。

髪をケアしながら染めることができる

HANAオーガニック カラーコンディショナー

白髪染めトリートメントに配合される美髪成分

  • 毛髪補修成分
  • 加水分解シルク、加水分解ケラチン、ペリセア、パンテノールなど

  • ハリ・コシを高める成分
  • ガゴメエキス、コンブエキスなど

  • 頭皮ケア成分
  • フラーレン、植物エキスなど

  • キューティクルケア成分
  • γ-ドコサラクトン、セラミドなど

トリートメント効果のある成分が入っているので、髪をケアしながら染めることができます。

吉田
髪を染めている時間を活用してトリートメント成分を髪に浸透させることができるのは嬉しいですよね。

もちろん、商品によって配合される成分には違いがあるので、より良い商品を選ぶことはとても重要。

白髪染めトリートメントランキングの商品紹介ブロックでは美髪成分についても紹介しているので確認してみてください。

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セルフで簡単に染めることができる

染毛セット

ヘアカラーやヘアマニキュアは染料が強いので頭皮につかないよう細心の注意が必要。一方で白髪染めトリートメントは低刺激なので気軽に染めることができます。

キツイ匂いもないのでお風呂の中でも使いやすく、使い方に多少コツはあるものの、少しずつ染めるため塗りムラがあってもリカバリーしやすいです。

手で染めるよりも、染毛ブラシと染料を入れるカップがあったほうが100倍塗りやすいです。

美容師が使うものと同じ染毛セットが楽天で1700円程度で販売されているので揃えておきましょう。

100均にも売ってるけど正直ちょっと使いにくいです。

一気に染まらないので自然な仕上がりになる

デイラルカラー3回目までの染毛

画像はデイラルカラーを使用して人毛白髪を染めたものです。

roccoGiRLでも「良く染まるアイテム」として紹介することの多い商品ですが、それでも1回目では一気に染まらず5回目でくっきりとしたダークブラウンに仕上がっていますね。

吉田
年相応の仕上がりを作りたい人は、置き時間を短くしたり染める間隔を1週間〜2週間ほどに伸ばすことで、「しっかり染めすぎない仕上がり」を作れますよ。

最近では白髪染めをやめて白髪を活かしたヘアスタイルを楽しむ「グレイヘア」というスタイルも人気が高まっています。

グレイッシュな仕上がりをキープできる白髪染めトリートメントは、グレイヘア移行期にピッタリのアイテムと言えるでしょう。

グレイヘアは髪や頭皮へも優しい『大人のスタイル』。

美容室に行くペースや染毛にかかるコスト減らすことができるのも嬉しいポイントです。

1本を数回に分けて使うことができる

デイラルカラー

2浴式のヘアカラー(1剤と2剤で混ぜて使うタイプ)は一度混ぜたら翌日使えず、余った染料はすべて捨てる必要があります。

時間がたった薬剤は染毛効果がないだけでなく、発生したガスの影響で容器が破裂してしまうことも。

白髪染めトリートメントは白髪が気になったタイミングで無くなるまで使うことができ、白髪が気になる部分だけに部分使いもできるので意外とコスパが良いです。

未開封であれば3年は使用することができますが、開封後は3ヶ月〜半年を目処に使い切りましょう。

浴室での保管はNG。キャップをしっかり密閉し、冷暗所で保存してください。

タイプ別:白髪染めトリートメントの特徴を生かした選び方

利用シーンや目的別で選ぶ

白髪染めトリートメントはダメージ毛ほど染まりやすく、ブリーチやヘアカラーを入れた髪はしっかりと染まります

逆に新しく伸びてきた生え際の白髪は染まりにくく、使い方によっては「全く染まらない」と不満が出てしまうことも。

5種類のタイプから自分の状態を選び、自分にぴったりなアイテムと出会いましょう。

①ヘアカラーの代わりに白髪染めトリートメントを使ってみたい。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
丸 丸 花丸 丸

選び方:濃い色のよく染まるアイテムを選びましょう。

髪や頭皮への優しさを考えると、ヘアカラーから白髪染めトリートメントへの移行は「低刺激」の面で◎

ヘアカラーを入れた部分は染まりやすいので、地毛の髪色に合わせてブラックやダークブラウンなどの濃い色を選びましょう。

新しく生えた髪を白髪染めトリートメントで明るく染めることはできないので注意。

生え際の白髪は染まりにくいので、染まりにくいアイテムでは白髪プリンが気になっちゃいます。良く染まる白髪染めトリートメントの深い色を選びましょう。

②ヘアカラーと白髪染めトリートメントを併用したい

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
花丸 花丸 三角 丸

選び方:染めた髪色に近いカラーを選びましょう

ヘアカラーとの併用は、白髪をしっかりケアしたいけどコスパを抑えたい人におすすめの選択。

カラーを入れた髪には白髪部分にもしっかりと色が入るので、明るめ・赤みのあるブラウン・黒染めなど染めた髪色に合わせて商品のカラーを選びましょう

暗い色を選ぶと髪全体が暗くなるので注意。

③白髪部分にハイライトでブリーチを入れて、白髪染めカラートリートメントで色味を足したい

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
花丸 花丸 丸 花丸

選び方:ハイライトの風合いが残せる明るめカラーやグレー系のアイテムがおすすめ。

ハイライトブリーチと白髪染めトリートメントを組み合わせた白髪ケアは、生えてきた根本の白髪や色落ちが気になりづらいので白髪染めトリートメントとの相性はバツグン

髪へのダメージもハイライト部分のブリーチのみで、ヘアカラーを使わなければジアミン系のアレルギーが出る心配もありません。

ハイライトを美容室で入れる必要があり、施術時間と価格もやや高めなのがデメリットですね。

とはいえ白髪染めヘアカラーより色持ちが良く、染めにいく頻度はグンと抑えられます

色の選択肢も多く、若々しい印象に仕上がるのも嬉しいですよね。

④白髪染めトリートメントを使ってみたけど染まりに満足していない。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
三角 三角 花丸 三角

選び方:他のアイテムと併用を検討しましょう

現時点ではバージン(染めたことのない)白髪をヘアカラー並みに一回で染めてくれる白髪染めトリートメントはありません

また、硬く太い髪質は染まりにいです。求める仕上がりによっては単体で染めるのは難しいことも。

ヘアカラーやブリーチと併用することでしっかりと染めることができるので、他アイテムとの併用を検討しましょう。

白髪染めトリートメント44商品の検証結果では、あまり染まりの良くないアイテムもありました。

使ってみたけど染まらなかったと感じた人は『買ったアイテムが染まらないアイテムだった』ということも考えられるので、染毛テストの結果を参考に、よく染まるアイテムを選んでみましょう。

⑤これまで白髪染めをしたことがない。

白髪ケア 色持ち 低刺激 おすすめ度
丸 三角 花丸 丸

選び方:まずはブラックから始めるのがおすすめ。染まりやすい定番アイテムから始めてみましょう。

白髪染めトリートメントは、他の白髪染めと比べて『やや染まりにくい』のがデメリットでもメリットでもあります

最近では白髪染めをやめて、白髪を生かしたグレイヘアを楽しみたいというニーズも多く、白髪部分をハイライトとして活用して白髪染めトリートメントで控えめのカラーを入れる方も多いようです。

ミドル〜シルバー世代は白髪を活用することで、年齢の深さを感じるかっこいいスタイルが作れます。

隠すのではなく楽しむための白髪染めとして、グレイッシュ〜ベージュカラーに仕上がる白髪染めトリートメントを選択してみてはいかがでしょう。

白髪染めトリートメントは、こんな人におすすめ

  • 髪や頭皮へのダメージを抑えたい人
  • ジアミンなどのアレルギーでヘアカラーを使用できない人
  • 白髪染めをやめてグレイヘアーを楽しみたい人

控えめな染毛力で、徐々に髪色を染め上げていく低刺激アイテム。

「ダメージは気にしないから一気に染めたい!」という人は白髪染めヘアカラーの選択がおすすめ。

白髪染めトリートメントは、頭皮や毛髪をいたわりながら染めたいという人や、ヘアカラーの頻度を減らしてアレルギーの影響を最小限に抑えたいという人に使って欲しい商品です。

アレルギーは抗体の許容量を越えたタイミングで一気に発症するので、ヘアカラーの頻度をなるべく抑えることが、髪色の変化を長く楽しむコツになります。

髪へのダメージを抑えながら、自分に合った白髪ケアアイテムのひとつとして、白髪染めトリートメントの使用を検討してみてくださいね。

毎日の生活が少し楽しくなるように、この記事を役立てていただけると幸いです。

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