ブライアン・ケラーでおなじみビーグレンのエイジングケアラインをコスメコンシェルジュが実際に使って、40代〜50代肌へのシミ・しわ・たるみケア効果を徹底検証。
40代になってエイジングサインが気になりだした僕が実際に1週間使った結果を紹介します。
ピュアビタミンCとレチノールを含んだトライアルセットの使用感はもちろん、40代、50代女性による良い口コミや悪い口コミのほか、成分分析からおすすめできる人やできない人、購入時に注意すべき重要なポイントもまとめてみました。
雑誌での人気や評判の高さから「ビーグレンのエイジングケアラインが気になる!」と感じている方にとって、要チェックな内容盛りだくさんでお送りします!
目次
ビーグレンエイジングケアを実際に使ってみた
ビーグレンエイジングケアが良い商品かどうかを知るには使ってみるのが一番。ということで、さっそくトライアルセットを取り寄せてみました。
乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み!とはいえ、本当にシワやたるみなどにアプローチしてくれるのか。肌刺激なく噂通りの高浸透力を発揮してくれるのか、じっくり検証していきましょう!
トライアルセットの内容
- クレイウォッシュ
- QuSomeローション
- Cセラム
- QuSomeレチノA
- QuSomeモイスチャーリッチクリーム
洗顔料 15g
化粧水 20ml
美容液 5ml
美容液 5g
クリーム 7g
配送時に破損する心配のないしっかりした箱に、1週間たっぷり使えるエイジングケアが入ってきます。
いかにも「薬学博士監修!」って感じのパッケージでデザインもいいですよね。
正しい量・使い方や順番、驚きの効果を約束するために守るべきことなど幅広い情報が掲載された冊子がついてきます。
実物大で使用量の目安が載っています。一般的なアイテムと同程度の使用量です。
クレイウォッシュの洗顔力を調査
まずはビーグレンのクレイウォッシュを使ってみます。
泡立てないタイプの洗顔料です。ちょっと黄色がかったクリーム状のクレイタイプで、匂ってみるとたしかに泥っぽい香り。
どんなものか試しに泡立てネットを使用してみましたが、ほとんど泡立ちませんでした。そりゃそうか。
試しに泡立てた状態でメイク落としに挑戦してみましたが、口紅やウォータープルーフタイプのアイメイクは落としづらい印象。
それならば!と思い、今度は泡立てずにメイクを落としてみると、、、口紅が落ちやすくなりました。無理に泡立てずにそのままの状態で使用したほうが洗浄力も高く、無理にこする必要がないので肌刺激も抑えることができそうです。
POINT
そもそも洗顔料は毛穴に詰まった皮脂などの汚れを洗浄するために使うもの。メイク落としには向いていません。
ゴシゴシこすればウォータープルーフタイプも落とせそうですけど、肌刺激になるから絶対やめたほうがいいです。洗浄力が無駄に強すぎないということは肌刺激も低めということ。ミネラルコスメなどのナチュラルメイクでなければ事前にクレンジングでメイクを落としてから洗顔しましょうね。
ビーグレンのクレイウォッシュはさっぱりとした洗い上がりで、そこそこの洗浄力をもちながら肌に必要なうるおいを残してくれるように感じる洗顔料。体温と同じ36度ぐらいのお湯を使って洗浄すると◎。年齢肌には優しさが大事です。無駄に肌疲れさせない使用感で好印象でした!
高い浸透力でうるおすQuSomeローション
次に、Qusomeローションを使用してみます。
意外とさらっとしたテクスチャですが肌に伸ばすと透明感をもたらしながらしっとりと伸び、500円大ほどでも顔全体に広げることができました。
さっぱり系かと思いきや、肌を水分で満たしながら肌をぱっと明るくしてくれるような保湿感。使いはじめは多少ベタつくかな?と思うほどの滑らかさがありますが、すこし時間が経つと水分量でワントーンアップしたような仕上がりで、浸透力の高さはさすがビーグレンといったところ。
採用されているQuSome技術は皮膚から薬などを浸透させるために開発されたテクノロジーで、肌に対して持続的に美肌成分を浸透させることに役立つと言われていますよ。
テクスチャーがゆるめでもこれだけの保湿感を感じるのはアクアタイドを始めとするペプチドやラフィノースの働きですかね。「貯留性」がウリというだけあって、さすがな感触です。ただ、どちらかといえば高保湿が持続するタイプというよりも、肌の状態を整えて次からのスキンケアが浸透するのを助ける役割をもった化粧水と感じました。やっぱビーグレンは組み合わせが重要ですね。
ビタミンC配合のCセラム
さらさらした透明のテクスチャが肌に優しく浸透していく感触が心地よく、肌に広げると温かみを感じるCセラム。紫外線などによって壊れやすいビタミンCをQuSome技術によって包み込み、変質を防ぎつつ肌への浸透力を高めた美容液です。
ビタミンC誘導体が配合されている商品は多数ありますが、ビーグレンに配合されるのは誘導体ではなくビタミンCそのもの。通常そのままでは肌に浸透せず、酸化しやすく壊れやすいビタミンCをQuSomeで包み込むことで浸透性と安定性を実現しています。
ピュアビタミンC配合ということで肌刺激を心配していましたが、特にピリピリ感などを感じることもなく使用感は良好です!日中の肌がベタつくこともなく、肌バランスが整ったように感じました。
塗った直後は肌に滑らかさを感じますが保湿に向けた成分が配合されていないので、Cセラムでスキンケアを終わらせないように注意!試しにそのまま一時間ほど置いてみると、若干肌のつっぱりを感じました。
ビタミンCは肌へのブライトニング効果だけでなく皮脂を抑制する効果をもつことから、乾燥対策が重要となります。また、ピュアビタミンCは紫外線で壊れやすい性質をもつため、日中に使用する場合はUVケアを組み合わせて使用することで、紫外線ダメージによる肌乾燥を防ぐよう心がけてくださいね。
ビーグレンの特徴は複数のアイテムによる相乗効果で肌質を整えること。ラインの一部だけでなく、組み合わせて使うのがポイントです。
口コミで「乾燥する」という意見が多く見られましたが、保湿クリームとUVケアを併用したためか、乾燥や肌刺激を感じることなく使用することができました。ビタミンC誘導体は肌内部の角層で分解されてビタミンCとしてはたらきますが、ビーグレンはビタミンCがそのまま浸透することを考えると、、、保湿とUVケアはめちゃくちゃ重要ですね。
レチノール配合で年齢サインにアプローチ。QuSomeレチノA
乾燥による小じわやほうれい線、年齢サインなどの気になる部分にピンポイントで使いやすい、こっくりとした乳白色のクリーム。QuSomeレチノA。
シアバターが入っているだけあって密着感がよく、めちゃくちゃよく伸びます。レチノール配合ということで、こちらも濃度が高すぎると肌刺激の心配がありますね。
レチノAにはピュアなレチノールのほかに油溶性成分と組み合わせたパルミチン酸レチノールなど3つのレチノールが配合してあり、浸透力や持続性をコントロールされているのが特徴。僕の肌(目元周りの薄い皮膚)にも特に刺激を感じることなく使用できました。
深く刻まれたラインに働きかける作用から広い範囲に使用すると肌刺激になることもあるので、額や眉間、目尻や目の下など気になる部分にピンポイントに使用するのがポイントですね。
こちらもUVケアアイテムを組み合わせての使用をおすすめ。とくに1年中降り注ぐUV-Aは真皮のダメージになり新たなシワができる原因にも。レチノAによる攻めのアプローチと加えて、UVケアによる守りのアプローチもしっかりと対策していきましょう。
モイスチャーリッチクリーム
モイスチャーリッチクリームはもっちりとした肌質に仕上げてくれるクリームで、CセラムやレチノAとの相性が驚くほど良好。
肌をやわらげつつ「保湿するぞ!」という気合いの言葉すら感じる使用感で、これ、いいですね。クリーム状ですが油分は少なめでベタつかず、かといって保湿感が不足することもなく。乾燥を感じやすい日には多めに使うなど調整しやすいのも好印象です。
ベタつくこともなく、しっとりなめらか。やわらか。CセラムやレチノAによるエイジングケア成分を潤いでまとめあげてしっかりと蓋をする構成ですね。
保湿力をチェックするために肌質チェッカーを使ってみました。モイスチャーリッチクリームを使用する前の肌質がこちら。
水分36、油分35%ということで、いたって普通の肌質ですね。
1時間後にチェックした時の肌質がこちらです。
プチプラ商品には補水しか意識していない商品も多く、水分が蒸発することで肌の水分を持っていきやすいものもありますが、モイスチャーリッチクリームはさすがの保湿力。朝のスキンケアから帰宅までの時間でも十分な水分量をキープすることができました。
肌質チェッカーからも水分量がグンとアップしていることがわかります。水分量が増えるとことで相対的に油分の割合も低下し、良質な肌へと導けていますね。
ビーグレンエイジングケアシリーズのおさらい
CセラムとレチノAの成分をしっかりと肌の角層に浸透させるための『下準備』から、クリームでフタをして美容成分を閉じ込めるまでの一連の流れをおさらいしてみました。
角層の上部に17時間留まり続けるCharged Qusome技術と、角層の奥深くまで潤いを満たすQusome技術の組み合わせで、ハリのあるしなやかな弾力をもった肌を目指すエイジングケアライン。
使用感は抜群に良かったのですが、重要なポイントはエイジングサインへの効果ですよね。
今回の組み合わせが、どれほどの整肌効果をもたらすか。しばらく使って肌の状態を確認してみます!
1週間使ってみた結果を報告
スキンケアは使い続けるもの。1回の利用では使用感しか分からず良し悪しの判断ができませんよね。
そこで、1週間使い続けて肌悩みへのアプローチ状況をチェックしてみました。
使用は毎日朝と夜の2回。1週間経過後に僕なりの評価を入れましたが、肌質によって効果は変わり個人差はあると思います。結論から言うと、他のエイジングケアラインよりも刺激の心配も少なく使えた割に評価は高め。トライアル後も続けて使いたい!と久しぶりに感じたアイテム達でした。
ちなみに、よりエイジングラインの効果を高めるには、マッサージとの併用もおすすめですよ。
星5つ評価にしてみたので、参考にどうぞ!
浸透力の高さ★★★★★
浸透力の高さはさすが!でした。Qusome技術によるものか、「これ、ベタつかないかな?」と思うほどのなめらかさをもった化粧水が素直に落ち着く感触は心地よく、満点!
弾力・ハリ★★★★☆
満点に限りなく近い星4です!モイスチャーリッチクリームの働きが抜群によく、肌をやわらげてハリをもたらした状態を、出勤してから帰社するまでキープしてくれるので、乾燥時に起きがちなメイク崩れの心配も少なくなりそうですね。
モイスチャーリッチまでの流れでもう少し保湿感が足されていると満点ですが、シンプルな成分構成にするためには切り捨ても重要。組み合わせトータルでの満足度を考えると最適な処方と言えます。
乾燥対策★★★☆☆
ピュアビタミンCの皮脂抑制効果もあいまって、乾燥がひどすぎる肌の人には向かないかも?という印象でした!
モイスチャークリームの保湿力でも乾燥が気になる場合は、Cセラムを夜だけに使ったり、メイクを落としやすいものに変更することでクレンジングを弱めたりして対処しましょう。
シミ・くすみ★★☆☆☆
短期間ではアプローチできにくいシミには、目立った効果が見られませんでした。美白ラインではないのでシミがぐんぐん消えていったら逆に怖いですよね。
くすみへのアプローチについては水分量アップによって肌が明るく透明感を感じられるようになったことから好印象。乾燥によるくすみで悩む年齢肌さんには期待できる商品といえますよ。
美白を狙うならホワイトケアラインがおすすめ。【ビーグレン】ホワイトケアのシミ・美白への効果を徹底的に調査!実際に使った使用感と口コミで詳しく紹介しているので見てみてくださいね。
シワへの効果★★★★☆
乾燥小じわへの効果効能は認められていますが、本当に効果あるのかな?と思い、レチノAを片方の目尻だけに使用しつづけた結果がこちら。
わかりやすいようにと「ギュ」っと目をしかめてみましたが、できるシワの量が違うような。。。深く刻まれたシワが消えるほどの効果はないと思いますが、マッサージとの併用で深いシワが刻まれづらくなる効果にも期待できるため継続することが重要ですね。
クマがひどいのは前日遅くまで飲みすぎたせいですごめんなさい。
たるみ、ほうれい線★★★☆☆
ほうれい線がなくなる!なんて効果はもちろんありませんが、Cセラムによる引き締め効果とQuSomuローション、モイスチャーリッチの組み合わせによるものか、肌へのハリを感じます。キメがしっかり整うとシワができにくくなるので、予防のためにも継続したいところですね。
星4つにしようかめちゃくちゃ迷いましたが、これからの変化に期待しつつ星3とします!
ビーグレンエイジングケアの良い口コミと悪い口コミ
自分でも使ってみましたが、他の人がどんな評価をしているのか気になったので一般的な口コミを徹底調査してみました!
良い口コミ、悪い口コミそれぞれまとめてみたので、まずは「悪い」という意見から見てみましょう。
悪い口コミ
── 40代 乾燥肌さん
ベタつかずに潤うけどそんなに長く保湿つづきません。塗ったすぐ後は保湿されてるけど夕方頃には乾燥が気になってきます。
頬にもかゆみが出てくるし、肌に膜を張ったような感触で私には合わなかったみたいです。
ローションの保湿が思ったほど長時間続かないという意見が見られましたが、たしかにその通りだと思います。QuSomeローションは後のスキンケアが角質層に通りやすくするための道を作るような役割がメインなので、ローションだけで保湿しようと考えている人は、より高保湿なタイプを選ぶのが◎。ビーグレンはライン使いが基本となるブランドと考えましょう。
── 40代 乾燥肌さん
敏感肌ですが、正直ちょっとしみます。毛穴対策に良いと聞きましたが、付けた瞬間から肌が温かくなってきて、しばらく置くと乾燥してガサガサになってしまいます。
毎日朝晩使用していましたが、相性が悪いんでしょうか?Cセラムだけでは刺激が強すぎます。残念です。
Cセラムをまた、保湿スキンケア代わりに使うのはNGです。皮脂を抑制する働きがあるため、スキンケアの最後に使ってしまうと逆に肌の乾燥を引き起こしてしまう原因に。使用する前にしっかりと化粧水で保湿して、モイスチャーリッチクリームを使って保湿ケアを忘れないようにしましょう。日中の使用時にはUVケアを忘れずに。ビタミンCは紫外線に弱いので肌刺激を引き起こす可能性があります。正しく使うことが重要ですよ。
── 50代 乾燥肌さん
肌への負担を減らしたい!という気持ちで購入してみましたが、アイメイクもあまり落ちにくく思ったほどの洗浄力もなく。
薄化粧の方にしか使えないですね。
泡なしタイプということでマッサージしながら使っていますが、乾燥してつっぱりは感じてしまうし散々な結果。合う合わないの相性が強い商品だと思います。
クレイウォッシュは洗浄力が弱めなので、油分多めのメイクにはクレンジングとの併用が必要です。これはクレイウォッシュに限らず他の洗顔でも同じことで、メイクの洗い残しは肌ダメージの元となります。『クレンジング不要』と記載のないメイクを使う際には必ずクレンジングを使うように心がけてくださいね。
── 50代 乾燥肌さん
伸びがとてもいいのですが重い使用感で、朝多めに使用するとメイクが崩れやすいですね。
トライアルを使い切りましたがほうれい線が薄くなる気配もなく、細かいシワが多少目立たなくなったかな?程度。日焼け止めを併用しないといけないのも難点ですね。
まず、レチノAは部分的に使用するのが基本です。ビタミンCと同じくレチノールも紫外線に弱い成分なので、日中の使用は控えて夜のみにするかUVケアを併用しましょう。1週間程度で強い効果は見込めません。エイジングケアは長い時間をかけて進めていくものなので、今すぐ対処死体人は美容整形の選択を視野に入れましょう。
良い口コミ
── 40代 混合肌さん
ちょっとの量で気になる部分にかなり伸びます!マッサージしながら使っていますが、気になっていた額のシワが少しずつ浅くなってきたような・・・お肌も引き締まってキメが整ってきたような・・・これだけしっかりしているとリピートしやすいですね。
UVケアも大変なので夜だけ使っていますが、塗り心地もよくて続けやすいです!
── 30代 普通肌さん
肌につけた瞬間からじゅわっと温かみが肌に広がります!ビタミンCがしっかり入ってる化粧品は温かくなるものが多いですよね。
毛穴がキュっと縮む感覚が気持ちよくて、デート前などの肌荒れやニキビが怖い日には欠かさず使ってます。ことあるたびにゆらいでくれた三十路肌をしっかりと鎮めてくれた相棒です!
ちょっと鉄っぽい匂いがするけど、これじゃないと駄目と思えるほど気に入ってます。おすすめです!
── 40代 乾燥肌さん
肌にぐんぐん入って、その後に使う美容液が密着してくれてる感じがわかります!乾燥肌で悩んでいましたが、朝までしっかり保湿してくれて透明感も出てくれます。
つっぱったりピリピリしたりせず、さすがビーグレンですね!ハリが出てきたからか、毛穴も気にならなくなってきました。
久しぶりに買って満足した化粧水です。
── 40代 乾燥肌さん
今まで使ってきた色んな洗顔と違って初めての泡立てないタイプ。ちゃんと洗ってくれるのか心配でしたが、洗ったあとの肌がつるっつるでもちっとした仕上がり!
プチプラ商品と比べるとお値段も張りますが、お肌の調子がしっかり上向きになって、洗顔の大事さを感じますね。毛穴の黒ずみも減ってきた気がするし、ぜひみんなにも試してみてほしいです!
── 50代 乾燥肌さん
疲れ顔が気になってきて、そろそろエイジングケアでもと思い、以前から気になっていたので買ってみました。
毎晩、肌がきれいになる儀式のようにケアしていくのが楽しみで、使う順番できれいに並んでくれているので悩まず使える点、細かい気配りも嬉しいです。毎日鏡を見ながら嬉しい気持ちで使っているからか、表情も明るくなってきたような気がしています。
メイクのノリも良くなり、以前よりナチュラルメイクが楽しくなりました。しっかりとお試しできるトライアル品ですね。
良い口コミでは「ニキビができにくくなった」「毛穴トラブルを抑えてくれた」などの意見が多く見られました。特にマッサージとの併用で目尻の小じわや額のシワなどにアプローチできたとの意見もあり、毎晩のスキンケアに活用している方が多かった印象です。
これらの評価も正しく使ってこそなので、化粧水のあとにCセラムだけでスキンケアを終わらせたり、クレイウォッシュをメイク落としとして使用したりすると評価が下がることは否めません。
毛穴ケア、たるみや小じわケアを始めたい、年齢肌さんにおすすめの商品ですね。
ビーグレンエイジングケアの5ステップを詳しく紹介
「使ってみた」のブロックで軽く紹介したエイジングケアラインに含まれる5つのステップを、成分の詳細分析と共にさらに詳しくチェックしていきましょう。
セット内容(画像左から順に)
- クレイウォッシュ
- QuSomeローション
- Cセラム
- QuSomeレチノA
- QuSomeモイスチャーリッチクリーム
洗顔料 15g
化粧水 20ml
美容液 5ml
美容液 5g
クリーム 7g
古い角質や毛穴の汚れを吸着して洗浄するクレイウォッシュ
全成分表
【全成分】水, モンモリロナイト, イソノナン酸エチルヘキシル, ソルビトール, BG, ココイルグルタミン酸Na, ペンチレングリコール, ココイルグルタミン酸TEA, 尿素, スクワラン, ヒアルロン酸Na, グリチルリチン酸2K, アロエベラ葉エキス, カミツレ花エキス, クズ根エキス, クロレラエキス, カプリロイルグリシン, エチルヘキシルグリセリン, クオタニウム-73, EDTA-2Na, フェノキシエタノール
クレイウォッシュは、まるで粘土や磁石のように、古い角質や毛穴に詰まった汚れを吸着させて洗い流す、泡立てずに使う洗顔料です。
毛穴の1/2000ほどのサイズをもった泥成分が、毛穴に詰まった汚れを吸着して落とす特徴をもっています。
成分の特徴
天然由来の泥成分であるモンモリロナイトによる吸着洗浄力に加えて、肌をやわらげながら滑らかな使用感を生み出す油性成分イソノナン酸エチルヘキシルと、ヤシの木から採れる低刺激なアミノ酸系界面活性剤ココイルグルタミン酸Naのはたらきで優しく洗い上げる処方。
ソルビトール、スクワラン、ヒアルロン酸やアミノ酸などの保湿成分に、カミツレ花エキスなど5種の植物由来となる整肌成分を組み合わせることで、洗い上がりの心地よさを追求した構成になっています。
ペンチレングリコールとフェノキシエタノール、クオタニウム-73による幅広い抗菌設計となっている点もさすがですね。
気になるニオイにアプローチするエチルヘキシルグリセリンの配合も見られます。洗浄力は弱いながらも肌にしっとりとした潤いを残しながら洗い上げ、エイジング世代におすすめできる洗顔料です。
QuSomeローション
全成分表
【全成分】水, プロパンジオール, BG, ジミリスチン酸PEG-12グリセリル, ジステアリン酸PEG-23グリセリル, ラフィノース, スクワラン, ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12, 3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸, 3-O-エチルアスコルビン酸, オリゴペプチド-24, ピリドキシンHCI, アラントイン, ゲンチアナ根エキス, アッケシソウエキス, フカスセラツスエキス, コレステロール, グリセリン, エチルヘキシルグリセリン, 乳酸, ステアラミドプロピルジメチルアミン, フェノキシエタノール, EDTA-2Na
美肌成分をナノカプセルに閉じ込めることで角質層への浸透を助けるQuSome技術を用いた化粧水。
角層の上部に17時間とどまって保湿し続けるCharged Qusomeと、角層の奥まで浸透して潤いで満たすQusome技術の組み合わせで、肌を潤いで満たし、続けて使用する美容液の浸透をサポートする化粧水です。
成分の特徴
肌表面で皮脂と混ざり天然の皮脂膜としてはたらくスクワランのほか、アラントインやゲンチアナ根エキスなど肌の引き締めや整肌効果に期待できる成分の配合が見られます。
角質層にある水分の通り道にアプローチするヘキサカルボキシメチルジペプチド-12やオリゴペプチド-2といった複数のアミノ酸が組み合わさった成分を配合することで、肌表面だけでなく肌内部での保湿と高浸透性を実現した化粧水と読めますね。
プロパンジオールやフェノキシエタノールによる抗菌となっており、パラベンフリーなのも特徴です。
水 > プロパンジオール > BGと成分が続いていることからも、さらっとしたテクスチャであることが伺えます。肌表面での保湿感よりも肌内部での一時的な保水を狙った化粧水なので、ローションだけを使用するのはおすすめできません。モイスチャーリッチクリームとの併用によってそれぞれの働きを活かすのが正解です。
Cセラム
全成分表
【全成分】PG, アスコルビン酸, レシチン, ポリアクリルアミド, (C13,14)イソパラフィン, ラウレス-7
ビタミンCの代表的な美肌効果
- ブライトニング効果
- 肌のキメを整える
- 環境ダメージから肌を守る
- 透明感のある肌へと導く
- 肌を引き締め、皮脂バランスを整える
ピュアビタミンCが配合されるCセラムは、たった6種類の成分からなるシンプルな配合です。
成分の特徴
ピュアビタミンCであるアスコルビン酸に、水性機材となるPG、成分が角層に浸透するのをサポートするリポソーム構造をもったレシチンの配合が見られます。
シンプルな構成だと肌に合う・合わないの判断がやりやすいというのもひとつの利点。ビタミンCはさまざまな美肌効果があり、レシチンはビタミンCとの相乗効果が研究される成分でもありますよ。
ポリアクリルアミドは製品に粘度を与え、使用感調整を目的として配合される成分。イソパラフィンは軽い被膜効果で肌から水分が蒸散することを防ぎ、ラウレス-7は油分と水分を混ぜ合わせるために少量配合されている、低刺激な非イオン型界面活性剤です。
Cセラムを使用したときに感じる温かさは、成分表の先頭にあるPGの影響。保湿・抗菌効果を持つことから赤ちゃんのおしりふきにも使われている成分ですが、人によっては刺激になると言われる成分なので、少量ずつ試しながら使ってくださいね。
QuSomeレチノA
全成分表
【全成分】水, テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル, グリセリン, ジステアリン酸PEG-23グリセリル, ジメチコン, スクワラン, セテアリルアルコール, ステアリルアルコール, トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル, ペンチレングリコール, ジミリスチン酸PEG-12グリセリル, レチノイン酸トコフェリル, レチノール, パルミチン酸レチノール, トリフルオロアセチルトリペプチド-2, トコフェロール, 酢酸トコフェロール, グルコシルルチン, シア脂, ジラウロイルグルタミン酸リシンNa, マカデミアナッツ脂肪酸コレステリル, コレステロール, ステアリン酸コレステリル, ノバラ油, ビターオレンジ花油, キサンタンガム, ステアリン酸バチル, オレイン酸ポリグリセリル-5, ステアリン酸ポリグリセリル-10, ステアリン酸グリセリル, エチルヘキシルグリセリン, ミツロウ, BG, コーン油, (ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー, ジメチコンクロスポリマー, カルボマー, フェノキシエタノール, EDTA-2Na, 水酸化K
レチノAに含まれる3種のレチノール(ビタミンA)
スムーズな働きに期待できるビタミンA。やや刺激が強め。
ヤシの木から取れる脂肪酸と組み合わせることで刺激を弱めたレチノール。
低刺激で安定性の高いビタミンEと組み合わせたレチノール。
レチノAは乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済みで、レチノールをQuSome技術によってカプセル化することで肌にある角層のすみずみまで巡らせる構成。
光や空気で壊れやすいレチノールを包み込んで肌に届けることによって、年齢肌の乾燥(エイジングサイン)にアプローチしながら若々しさを感じるハリをもたらしてくれます。
3種類のレチノールを組み合わせて配合することで低刺激性を実現させた処方となっています。ビーグレンのノズルはエアレスノズルを採用してあり空気に触れにくい配慮をされていますが、使用後には必ず蓋を締めて保管してくださいね。
QuSomeモイスチャーリッチクリーム
全成分表
【全成分】水, スクワラン, ジグリセリン, トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン, グリセリン, シクロペンタシロキサン, BG, ステアリン酸グリセリル, セタノール, ジメチコン, ステアリン酸PEG-45, ジミリスチン酸PEG-12グリセリル, バチルアルコール, ステアリルアルコール, ベヘニルアルコール, パルミチン酸セチル, アセチルテトラペプチド-2, オリゴペプチド-6, ダイズ芽エキス, 乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液, ショクヨウダイオウ根エキス, ゲンチアナ根エキス, 加水分解コラーゲン, ヒアルロン酸Na, コレステロール, ジヒドロコレステロール, ステアリン酸コレステリル, 乳酸K, 乳酸, パルミチン酸, (ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー, プロパンジオール, ペンチレングリコール, エチルヘキシルグリセリン, フェノキシエタノール, 水酸化K
滑らな使用感なのにさっぱりした仕上がりをつくるモイスチャーリッチクリーム。肌と相性の良いスクワランを中心に、グリセリンやペプチドによる肌内部での保湿を配合することで、肌表面と内部で長時間水分をキープするはたらきを実現しています。
成分の特徴
2種のペプチドにダイズ芽エキス、ショクヨウダイオウ根エキス、ハイビスカス花発酵液といった3種の植物由来エキスを組み合わせることによって、肌のバリア機能を向上させながら肌が本来持っている肌リズムを整えるようにアプローチ。ビーグレンの浸透技術によって、固くなりがちな年齢肌を潤いの膜で満たしながらなめらかに整肌していく効果に期待できます。
レチノAにはアルコールが入ってる?
バチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールといった「アルコール」という名称がついた3種類の成分が見られますが、俗に言うアルコール(エタノール)とは炭素数の違う別物です。肌をやわらげたり製品を乳化させるために配合されているので間違えないように注意してくださいね。
ビーグレンのエイジングケアラインを締めくくるクリームで、ビタミンCやレチノールなど肌に乾燥をもたらしやすい美肌成分をうるおいでサポートし、肌の水分量をグンと引き上げながらキープしてくれます。
エイジングケアラインの成分特徴まとめ
ラインを通して成分を見てみると、クレイウォッシュが作った土台を始まりとし、年齢肌に「攻め」のアプローチをもたらすセラムCとレチノAの働きを助けるために、「守り」のアプローチを担うローションとモイスチャーリッチクリームを組み合わせる構成になっています。
そのため、どれか1つだけを取り入れるのではなく、組み合わせが重要です。十分な効果に満足するためには、トータルケアを心がけてくださいね。
ビーグレンのエイジングケアをおすすめできる人、できない人
こんな人におすすめ
- 肌のたるみが気になってきた人
- 年齢肌のケアを始めたい人
- 大人ニキビに悩んでいる人
- ほうれい線や額のシワに悩んでいる人
- 長くスキンケアと付き合える人
ビーグレンのエイジングケアラインは、年齢肌の悩みとなる肌のたるみや乾燥小じわのほか、大人ニキビなどで悩んでいる人にもおすすめの商品です。
角質層にうるおいと美肌成分を届けるQuSome技術と各種成分の働きで、肌に透明感をもたらしつつエイジングケアをサポートします。
また、シワやたるみなどは短期間で改善に導くのは難しく、マッサージなどと併用しながらの長期ケアが基本です。いますぐシワを消したい場合は、美容整形などの選択を視野にいれてみてくださいね。
おすすめできない人
- いますぐシワやたるみを改善したい
- 肌荒れがひどく、炎症をおこしている
- 肌に油分も水分も感じないほど極度な乾燥肌
スキンケアでのアプローチは長期ケアが基本。いますぐに肌トラブルを治したい場合は皮膚科や美容整形の受診を視野に入れましょう。
また、ひどい肌荒れや乾燥肌を持った人の場合、Cセラムに含まれるビタミンCが肌刺激になることも。少量ずつ試して肌との相性を見てみるか、一旦皮膚科を受診してトラブルを改善してから試してみることをおすすめします。
公式のトライアルセットが最安値でおすすめ
ビタミンCやレチノールは肌との相性が重要。現品をいきなり買って、もし肌に合わなかったとしたら、残念でしょうがないですよね。
そのため、化粧品との相性判断のためにトライアルセットを試すのが鉄則です。
ビーグレンのトライアルは、ラインの全てを2000円未満でお試しできる上に365日返金保証、送料・手数料無料、定期縛りなどの心配もなしという魅力的なサービス。使わない手はないですよね。
購入後365日以内に返品・返金申込みをすることで返金をいただくことができますが、注意点として、いくつかの条件を揃える必要があります。
返金保証を受ける条件
- 商品が肌に合わない、または効果に満足できない場合に依頼できる
- オークションやアウトレット、通販サイトなどでの購入は対象外
- 商品容器、容器と外箱を含むセット一式を返送
- 購入者本人からの申請が必要
- 後払い購入時には商品代金支払い後の返金となる
外箱がないと返品・返金を受けてもらえないので、箱を捨てないように注意!また、公式サイト以外での購入は返金サポートを受けることができないので、あまりおすすめできません。
購入後には実名で登録されているスキンケアコンサルタントを指名して肌悩みを相談できるサービスもあり、肌の状態や悩みに応じたスキンケア方法を教えてもらえます。
コンサルタントの配置は、使う側の目線に立って肌悩みを改善に導こうという姿勢の表れですね。売るだけで終わるのではなく、改善に導くためのサポートを準備している点、とても好印象です。
通販サイトに注意!
2019年10月現在、amazon・楽天ではトライアルの販売がありませんが、問題なのがYahooショッピング。公式よりも高い金額で販売されており、2,000円未満で購入できるセットが8,765円で取り扱われています。
あまりにも高額なので、さすがに誰も買わずに在庫として余り続けていることが考えられます。化粧品には使用期限があり、管理状態が悪いと酸化することで肌ダメージの元になることも。悪質な販売店に騙されないように注意してくださいね。
まとめ
今回は年齢を重ねた肌に向けた商品、エイジングケアラインを調査してみました!
シワやたるみへのアプローチは、一日ずつの積み重ねによって、細かいシワが少しずつ太く刻まれていくため、なるべく早く始めるのがベストです。
自分にはまだ早い!と考えるのではなく、常に10年後の自分が喜ぶスキンケアを心がけてくださいね。
まずはお手頃価格で始められるトライアルからスタートするのがおすすめです。美肌キープのために、少しずつ始めていきましょう!
●毛髪診断士:日本毛髪科学協会会員
●化粧品成分上級スペシャリスト
●YMAA(薬機法医療法認証)取得者
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