クエン酸洗顔でピーリング!黒ずみやニキビなど美肌への効果は?|クエン酸と重曹を使った正しい洗顔方法まとめ

クエン酸洗顔でピーリング!黒ずみやニキビなど美肌への効果は?|クエン酸と重曹を使った正しい洗顔方法まとめ アイキャッチ画像

クエン酸は、ナチュラルクリーニングのお掃除アイテムとしても人気が高まっている環境にやさしいアイテム。

このクエン酸がもつ弱酸性の性質には肌の余計な古い角質を「溶かす・剥がす」作用があり、この働きを使ってお肌をピーリングすることができます。

この記事で正しいクエン酸洗顔の効果や正しい方法を学んで、気になる黒ずみやニキビをケアしましょう。

クエン酸洗顔とは?

クエン酸洗顔の効果

クエン酸洗顔とはクエン酸水を使った洗顔方法のことを指します。

クエン酸には軽いピーリング効果があり、肌を柔らかくして古い角質を取り除きます。それにより、新しい肌ができるのを助け、透明感のある肌に整えることができるため、エイジングケアにも最適なんです。

ピーリングとは、お肌の古い角質を取り除きターンオーバーを正常化させる「角質ケア」の一種。お肌が一皮剥けて、つるんとした印象になるのが特徴で、エステサロンなどでも施術を受けることができます。

古い角質はニキビや毛穴のつまりなどの肌トラブルを引き起こし、肌のターンオーバーが遅れることで肌のくすみや色素沈着などの原因になります。

また、クエン酸には角質を柔らかくし過剰な皮脂の分泌を抑える作用に加えて、軽い抗菌作用があるため、ニキビケアに最適なんです。

クエン酸洗顔に適したタイミングは?

  • 毛穴の詰まりや黒ずみ、いちご鼻が気になる
  • 肌が固くなり、くすんでいるように感じる
  • 化粧水の浸透が悪く入っていかない
  • お肌のゴワツキやざらつきが気になる

毛穴の黒ずみや古い角質が気になりだしたら、クエン酸洗顔を取り入れるタイミング。

週に1〜2回程度、夜のスキンケアルーチンに組み込むのがおすすめです。

クエン酸洗顔を避けるタイミングは?

  • 肌トラブル(炎症・かゆみなど)がある
  • 他の酸性またはアルカリ性スキンケアを使用している
  • 日焼けによってダメージを受けている

肌が赤くなっていたり炎症を起こしている場合、クエン酸洗顔によって刺激を受けることでさらなるダメージに繋がり、メラニンの発生によるシミやくすみの原因となります。

また、レチノールや高濃度のビタミンC、AHA製品などとの併用はNG。かえってお肌の状態を悪化させることもあります。

お肌の状態に合わせてクエン酸洗顔を取り入れてくださいね。

洗顔に適したクエン酸とは?

marugo クエン酸

おすすめのクエン酸

  • 食品添加物グレード
  • 純度99.5%以上
  • 無水タイプ

洗顔に適したクエン酸は食品添加物グレードで純度99.5%以上の無水タイプ。できれば国産工場で作られたものがおすすめです。

クエン酸は食用と掃除用の2種類あり、食用のクエン酸は食品衛生法の基準を満たしているため純度が高く品質が高いのが特徴。掃除用のアイテムには添加物などが含まれる場合があります。

医療用のクエン酸もありますが、一般では販売されていません。

コンビニでの取り扱いは少なく、ドラッグストアなどで販売されていますが、品揃えが少ないため商品を選ぶことがあまりできません。

Amazonなどで1kgほどの大容量タイプを準備しておくとケチらずに使えるのでおすすめです。

クエン酸と重曹を使ったピーリング洗顔の方法

洗顔しているシーン

クエン酸と重曹を使ったピーリング洗顔の方法について、これまで色々試した結果たどり着いた最善のやり方を紹介します。

準備物

  • クエン酸:20g
  • 重曹 :20g
  • 水道水(精製水はNG):200cc
  • 洗面器またはボウル

クエン酸を使用したピーリング洗顔には重曹を混ぜるのがポイント。酸性のクエン酸とアルカリ性の重曹をどれくらい混ぜるかによって、効果を調整することができます。

ドラッグストアで手に入る「精製水」は使わないこと。すぐ使えば問題ありませんが、塩素などの不純物が含まれていないため常温でもすぐに雑菌が繁殖してしまいます。

飲用可能な水道水を使いましょう。精製水は買いに行くのも準備しておくのも大変です。

クエン酸と重曹のバランスの取り方

クエン酸は、水に対して10%程度の分量で使用するのがおすすめ。重曹の分量は、自分の肌状態によって変えるのがベストです。

クエン酸は酸性寄りで、重曹は弱アルカリ性。クエン酸単体では肌を溶かしすぎる場合、重曹を入れることでバランスを取ります。重曹の量が増えるにしたがって肌に近いpH(弱酸性)に寄っていくので、よりマイルドな使用感に

一方で、重曹には微粒子があるため詰まった角質の除去に向いています。クエン酸洗顔の始めたて1ヶ月ぐらいは重曹の量を5g程度まで減らし、角層が柔らかくなってきたタイミングで10gまで増やすなど、肌の状態に合わせてバランスを取りましょう。

重曹を使わずクエン酸単体でも使えますが、洗顔後の肌につっぱりを感じるようなら重曹のバランスを増やしてみるのがおすすめ。

クエン酸と重曹を混ぜ合わせる手順

クエン酸と重曹の10gを測るのにはティースプーンが便利。1杯で5g測れるので、100ccの水にティースプーン2杯で適量になります。

37度ほどのぬるま湯にクエン酸を溶かし、その後に重曹を加えて混ぜ合わせましょう。

重曹による泡と微粒子を活かした洗顔のために、先にクエン酸をしっかり溶かしてから重曹を加えてください。

洗顔方法

  • 事前にメイクなどの汚れをクレンジングで落としておく。
  • 洗面器にぬるめのお湯をはる。
  • 適量のクエン酸を混ぜ合わせる。
  • 適量の重曹を混ぜ合わせる。
  • 顔に優しく塗り拡げる。
  • 37度程度のぬるま湯で洗い流す
  • 化粧水や乳液でしっかり保湿する【★重要】

ピーリング洗顔は入浴中に行うのがおすすめ。毛穴が開くので、効果が出やすくなりますよ。37度程度のぬるま湯を使用して、5分以内を目安に洗顔しましょう。

お肌が強ければクエン酸の量をもう少し増やしても大丈夫ですが、お肌の弱い方や、ピリピリした感じが出る場合はかぶれが出る可能性もあります。洗顔時間を短縮したり、クエン酸と重曹のバランスを変えて、肌への刺激を抑えてください。

ピーリング洗顔をすると、一時的に肌が敏感な状態になります。洗顔後は化粧水や乳液できちんと保湿をして、翌日まではカミソリなどの使用を控えましょう。

背中ニキビにはスプレーで対策!

スプレー

クエン酸水は、顔だけでなく全身に使用することができます。特に、なかなか治らない背中ニキビには、クエン酸水を直接スプレーするのが効果的。

水にクエン酸を10%濃度で混ぜ合わせたクエン酸水を背中にスプレーした後、5分ほど放置したらきれいに洗い流してください。

背中ニキビはトリートメントなどのすすぎ残しが原因になることが多いです。トリートメント後に髪をしっかりすすぎ、背中に残ったトリートメントを優しく洗い流すことも心がけてみてください。

クエン酸風呂もオススメ

浴槽

おすすめのクエン酸風呂の作り方

  • お湯200リットルに対してクエン酸を30〜80g入れる
  • アロマオイルで香りをプラス
  • 入浴後、しっかりと洗い流す

クエン酸は、直接お風呂に入れて入浴剤代わりに使うこともできます。弱酸性のお風呂に入ることでお肌がすべすべになり、体臭を予防したり、お肌の細菌が繁殖するのを防ぐ効果も。

身体がしっかりと温まるので、入浴後も湯冷めしにくくオススメです。香りが欲しい場合は、アロマオイルを追加してもいいですね。

注意点

  • 高すぎる濃度で使わない
  • 週1〜2回程度に抑える
  • すすぎ残しに注意する
  • しっかりと保湿する
  • 妊娠中や授乳中は避ける

濃度が高すぎると肌に刺激になる可能性があります。くれぐれも10%程度に抑えて、肌の調子を見ながらクエン酸の分量を減らしたり重曹の割合を増やして調整しましょう。

特に注意したいのがすすぎ残し。フェイスラインや小鼻周りに洗浄液が残りやすいので、十分かな?と思ってから追加で何度かお湯ですすいであげることが重要です。

妊娠中や授乳中のほか、肌が敏感なときには刺激になることも。肌が落ち着いているときに使用してくださいね。

Q&A

クエン酸洗顔はどのような肌悩みに効果的ですか?

角栓が原因となるニキビや、肌くすみ、毛穴の黒ずみに効果的です。

クエン酸洗顔と他のピーリング方法との違いは何ですか?

ピーリングではAHA(サリチル酸やグリコール酸)を用いて角質を柔らかくしながら除去します。クエン酸もAHAの一種ですが、作用がマイルドなのが特徴です。

クエン酸洗顔は週に何回くらい行うのが理想的ですか?

週1〜2回を目安に行い、肌の調子を見ながら増減してください。

クエン酸洗顔の効果を感じるまでの期間はどれくらいですか?

回数や頻度、クエン酸の濃度、肌の状態によって異なりますが、数回から数週間程度が目安です。

クエン酸が環境に優しいと言われるのはなぜですか?

クエン酸は天然由来の成分で、生分解性が高いため、環境に与える影響が少ないと言われています。

まとめ

クエン酸を使ったピーリング洗顔は、手軽にお肌をリセットしたいときに最適。お肌のターンオーバーが整うことで、メイクのノリも変わります。

定期的にピーリング洗顔を続けて「むきたまご肌」を目指しましょう。

関連する記事

PICKUP

カテゴリー