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美白成分を徹底解説。シミや黒ずみに効果のある成分はどれ?肌悩みに応じた成分の選び方を教えます。

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世の中には様々な美白化粧品がありますが、それぞれの成分がどんな効果をもたらすのかなど、成分ごとの違いが分かりにくいって思いませんか??

いまいち分からないままに美白アイテムを買ったものの、思うように効果が出なかったという意見が多いのもまた悲しい事実。

美白成分やそのはたらきを正しく理解することは、より効果的に美白スキンケアを行うことに繋がります。それは、輝く美肌へと導くためにとても重要なポイントです。

ミッチー
今回は、美白化粧品を使って透き通るような美白肌を目指したいあなたのために、肌のメカニズムから美白成分の種類、それぞれの違いやデメリットなどについて、正しい知識を詳しくお伝えしていきますね。

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美白のメカニズムとは?

美白化粧品に含まれる美白の有効成分には、大きく分けると2種類が存在します。

美白の有効成分

  1. メラニン抑制成分
  2. 肌が黒くなる原因であるメラニンが発生するのを抑える

  3. 還元・排出・淡色化成分
  4. 黒く変色したメラニンが定着して生まれたシミやそばかすを淡色化する

正しい美白スキンケアには、肌が黒くなる原因を知り、異なる作用の美白成分をうまく使い分けることが大切です。

成分選びの正しい選択のために、まずは肌が黒いと感じる原因から探っていきましょう。

肌が黒くなる原因は?

肌が黒くなる原因には、メラニンが原因によるものと肌トラブルが原因となるもの、ターンオーバーの遅れによるものなどさまざまなものがあります。

あなたが『美白したい!』と考える元となったトラブルの原因に応じて、どんな美白成分を選ぶべきかを決めるべき

。そのため、まずは自分がどんな美白を目指したいのかを知ることが最も重要なんです。

ミッチー
なるべく詳しく、パターン別に見てみましょうね。内容を読みながら、自分がどのトラブルを防ぎたいか、または解消したいかの目星をつけておいてください!
肌が黒くなる原因3選

  • 紫外線などの肌刺激による肌黒化やシミ
  • ニキビや乾燥などの肌トラブル
  • 血行不良や乾燥、角質層が厚くなることで起きるくすみ

紫外線などの肌刺激による肌黒化やシミ

まず思いつくのは、いわゆる日焼けトラブル。有害な紫外線のダメージから皮膚を守るために、防御反応としてメラニン色素が増えることで、肌の色が褐色化したり、潜在シミやそばかすが悪化してしまいます。

ミッチー
紫外線のうちUV-Bと呼ばれる光が肌を黒くする張本人。冬場ならば夏場の20%程度までUV-Bが抑えられますが、春先は80%ほどまでしか下がらないので、美白を目指すなら薄手の長袖などでケアをおすすめ!

UV-Bは波形が長いためガラスなどを透過しやすく、肌奥まで浸透してシワやたるみを引き起こす紫外線。年中ほとんど変わらない量が降り注いでいるので、UVケアアイテムの使用だけでなく、傘や帽子などを使って物理的に光を防ぐことも重要です。

紫外線だけでなく、肌を擦ったり叩いたりすることによる刺激でもメラニンが発生するので、スキンケアはもちろん、普段の生活でも肌に負担が掛からないように注意が必要です。

ニキビや乾燥などの肌トラブル

ニキビによってできるニキビ跡や、ひどい乾燥などによって生まれる肌ぐすみ、毛穴の刺激によって生まれる小鼻の黒ずみなどもメラニンによって発生しやすいトラブルです。

部分的な黒ずみも、肌全体として見てみると表情の暗さを感じる原因になってしまいます

ミッチー
そもそもの肌トラブルを防ぐことが美肌にとって大事なポイントです。ニキビができにくい『資化性の低い』成分を選んだり、肌内部に保湿をもたらす化粧水を選んだり。正しい洗顔などのスキンケアを心がけたいところです。

メラニンが原因となるトラブルであれば、還元・排出作用をもった美白成分が有効。あとで詳しく説明しますね。

血行不良や乾燥、角質層が厚くなることで起きるくすみ

加齢によってターンオーバーが滞ると、血行が悪くなったり角質層が厚みを増すことで、くすみを感じる暗い肌に。

そんな肌疲れしている表情を、うまくファンデーションで底上げしようとしても、なかなか美肌に導くのは難しいですよね。

ミッチー
このタイプのくすみにはUVケアはもちろんのこと、適度なマッサージのほか、軽いピーリング作用をもったスキンケアをたまに導入するなど、肌の新陳代謝を意識した毎日を過ごすことが重要です。

ストレスによって発生する活性酸素が原因で色素細胞が刺激されたり、内臓機能が低下することによって肌が黒ずんだ状態に変化することも。

そういったトラブルであれば、美白成分よりも生活の見直しが必要。毎日を健やかに過ごすことこそが、美肌の第一歩と言えます。

美白成分の主な種類とはたらき

美白成分は基本的に予防として使うのが鉄則。使用しても元の肌色より白い肌へ変色していくことはありません。

決して即効性があるものではなく、二の腕やお尻など紫外線を浴びていない部分のような生まれ持った肌色に、時間をかけて徐々に戻す手助けをするものと考えましょう。

高濃度であればあるほど早く効果を感じることができるものの、一方で肌への負担が増えたり、白斑などの副作用が生まれることが考えられます。肌の状態に合わせる配慮が必要です。

美白成分のもつ働きや、肌への負担などを理解し、正しく美白スキンケア商品を選んで購入しましょう。

美白成分の種類

紫外線など何らかの刺激によって増殖してしまうメラニンを抑えることをメインに、すでに黒くなった肌のメラニン色素を排出したり、元の色に還元するなどの効果こそが、期待すべき美白成分の働きです。

美白成分は厚生労働省に認められた約20種類ほどに限られており、それ以外の成分については美白効果を認められていません。

シミ・そばかす・肝斑・ニキビ跡など、成分によって得意分野がちがうので、それぞれの悩みに合わせて選ぶのが◎

ミッチー
それぞれの成分によって見込める効果がどう違うのか、自分に合った成分がどれなのかを詳しく見てみましょう。

美白成分の大まかな分類おさらい

  1. メラニン生成の抑制
  2. メラニンの生成を抑えることで、過剰な肌の黒化を防ぐ成分

  3. メラニン還元・淡色化・排出
  4. 黒くなったメラニンの色を元の色に戻すことで定着を防ぐ成分

メラニンの生成を抑えることで、過剰な肌の黒化を防ぐ成分(メラニン抑制)

シミ予防や黒化予防には、メラニン生成を抑制する成分が◎!特に、日差しが多い日中にアウトドアを楽しむときには、プレケア、アフターケアともにおすすめのです。

肌が黒くなるのは、肌が紫外線の刺激を受けたときにメラノサイトと呼ばれるメラニン工場が活性化して、チロシナーゼと呼ばれるロボットがチロシンを黒く変化させることでメラニン化するような仕組みになっています。

ミッチー
美白成分の多くは、このメラニン工場が働くのを抑えたり(メラノサイト活性化抑制)、ロボットが動くのを邪魔(チロシナーゼ活性阻害作用)したりする働きによって、チロシンが黒くなるのを防ぐ(メラニンの発生を抑制する)効果をもっています。

肌が過剰に黒化してしまうのを防いでくれるので、紫外線を浴びそうなときや浴びてしまった後には、メラニン生成・抑制タイプの美白化粧品を取り入れましょう

毛穴の黒ずみもまた、間違ったスキンケアによって肌に刺激を受けることが原因となることも。正しい洗顔に気を付けつつ、美白化粧品によって黒化予防することで改善に導くとよいでしょう。

メラニン生成抑制タイプの美白成分

  • ビタミンC誘導体
  • トラネキサム酸
  • リノール酸S
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • カモミラET
  • ニコチン酸アミド
  • マグノリグナン など

上記のうち、アルブチンは高い美白効果のあるハイドロキノンにブドウ糖を結合させることで肌への刺激を抑えられた成分。

メラニン抑制効果を持ちつつ、角層の中で一部が分解されてハイドロキノンに近い働きをすることから、メラニンの淡色化にも期待あり。他の成分に比べ、1ヶ月ほどと比較的早く効果を実感できるのも◎

抗炎症剤として医療現場で使われていたトラネキサム酸は、30代から増え始める肝斑に効果的と言われる成分。皮膚科で処方されるほどの実力がありながら、肌への刺激が少ないのも嬉しいですよね。

ミッチー
部分的なシミの原因は、肌内部が部分的に炎症を起こした状態になることで、メラニンが生まれ続けることが原因のケースもあります。こういった場合には抗炎症効果を持った成分が効果的。トラネキサム酸のほか、グリチルリチン酸2Kやアラントインが一緒に含まれている化粧品を選ぶのも良いと思いますよ。

効果を感じるまでに少し時間を必要としますが、肌への優しさをもつコウジ酸も〇!100年以上も前に発見された、お酒などの発酵食品から抽出される天然由来成分で、歴史も長く安心。美白効果の高さがありながら、黄くすみにも効果を発揮します。

黒くなったメラニンの色を元の色に戻す成分(還元・淡色化・排出)

すでに褐色化してしまったメラニンには、元の色に戻す(還元)作用をもった美白成分を使用するか、ターンオーバーを促進して角質と一緒にメラニンを排出するという2つのアプローチ方法があります。

還元・淡色化などの働きをもった美白成分は、黒くなったメラニンを分解して徐々に元の色に戻していくことで、すでに焼けてしまった肌やメラニンの過剰分泌によるシミなどを改善してくれ成分。

ミッチー
ターンオーバーは年齢などによって個人差があり、28日~50日以上とバラつきがあるもの。シミなどは新陳代謝のよい若い時代であれば自然に消えていきますが、歳を重ねるにつれて周期が遅くなるとなかなかメラニンが排出されなくなり、シミとして残ってしまうことがあります。

排出効果を持った成分はターンオーバーを促進することで、メラニンを古い角質と一緒に排出するはたらきをサポートし、肌に明るさをもたらします。肌くすみや日焼け肌に効果がありますが、新しい皮膚に完全に入れ替わるまでに、時間がかかるので長期継続が◎

還元・淡色化・排出タイプの美白成分

  • ハイドロキノン
  • ビタミンC誘導体
  • ルシノール
  • エナジーシグナルAMP
  • プラセンタエキス
  • 4MSK など

ハイドロキノンは、メラニンを生み出すチロシナーゼ(ロボット)の働きを邪魔しつつ、メラニン工場を壊してしまう働きを持った非常に強力な美白効果をもった成分。

肌の漂白剤という異名を取るだけあり、強い作用によってシミなどのトラブルにアプローチします。

ミッチー
濃度が高いほど即効性が上がりますが肌への刺激も強くなり、リスク(刺激性皮膚炎や白斑などの問題)も伴います。低濃度のものから部分的に使用するのがおすすめです。

プラセンタエキスは肌リズムを整える効果によってメラニンを排出し、美白に導く成分。肌にうるおいを与えハリ・ツヤがUPする効果にも期待でき、肌全体の透明感を増すことによって明るさももたらしてくれます。

4MSKはなかなか消えない角化してしまったシミにも効果を発揮し、メラニンを排出してくれます。他の成分を試しても効果が見込めなかったシミなどの悩みを抱えた方におすすめ。

スキンケアは、成分を読み解き自分の肌との相性を確かめながら選ぶことが大事なポイント。肌の様子を見ながら、無理なく使用することが重要です。

特に乾燥肌・敏感肌の方は、乾燥を感じやすい成分を避けたり、肌への刺激が強いものを選ばないようにしましょう。

化粧品に含まれる美白成分は肌への刺激を控えるために効果を抑えた処方になっていて、効果を実感するには時間がかかります。3ヵ月~1年を目安に継続して使用するのがおすすめです。

大まかに美白成分を説明してみましたが、ビタミンC誘導体のように、同じ成分でも種類によって乾燥しやすかったり、保湿力が高かったりなど、異なる使用感や性質を持っていることも。

そこで、化粧品に使われることの多い成分について、より詳しくまとめてみました。商品選びの参考にしてみてくださいね。

代表的な美白成分

代表的な美白成分

  1. ハイドロキノン
  2. アルブチン
  3. ビタミンC誘導体
  4. プラセンタエキス
  5. トラネキサム酸
  6. リノール酸S
  7. ルシノール
  8. 4MSK

ハイドロキノン

他の美白成分よりも10~100倍の美白効果を持つと言われ、いちごやブルーベリー、コーヒーや紅茶など天然の植物などにも含まれる成分。

その強い効果からお肌の漂白剤と呼ばれ、メラニンの還元と抑制効果によってシミを薄くしたり予防する効果があります。

ミッチー
優秀な成分ですが、高すぎる効果ゆえに副作用も心配。しっかり把握して正しく使用しなければいけません。

特に心配なのは光毒性という性質。紫外線と反応することで色素沈着を引き起こし、シミを濃くしたり炎症を引き起こす危険性を持つので、夜用の美白ケアとして使うことが鉄則。

日中にはUVケアを徹底し、外出時には日傘やUV乳液を欠かさず使いましょう。

また、刺激がある成分なので、長期的に使用すると肌トラブルが起こる可能性があります。細かく肌の状態をチェックしながら使うことをおすすめします。

さらに濃度が5%以上になると肌への刺激も強くなり白斑のリスクが高まります。白斑とは、メラノサイト(メラニン工場)が破壊されることによって肌の色が部分的に抜け落ち、白くまだらな跡が残ってしまう症状です。初めて使用する場合は、1~2%の低濃度のものからはじめるのが◎

アルブチン

アルブチンは、コケモモや梨などの植物に含まれる成分。

メラニン工場の中でチロシンに働きかけるロボット(チシロナーゼ)に働きかけることで、シミやそばかすを予防したり、加齢による肌ストレスやホルモンバランスの乱れなどが原因となる肝斑を改善する効果があると言われます。

ミッチー
ハイドロキノンから化学合成で作られたものが多く、ハイドロキノン誘導体とも呼ばれています。より低刺激で使いやすく、肌への負担が少ないのが特徴です。

紫外線を浴びる前後の使用に効果的で、日焼け対策と併用すると◎

ちなみに、アルブチンにはα型とβ型の2種類があり、β型よりも10倍以上も美白効果が高いα型はαアルブチンと表示されています。

安価な商品にはβ型が配合されていることがほとんどなので、商品を選ぶときには要チェック!

ビタミンC誘導体

優れた美肌効果をもちながら壊れやすいビタミンCを安定化させ、肌への浸透力を高めた成分、ビタミンC誘導体。

ミッチー
メラニン生成の抑制や還元などといった幅広い働きを持ち、紫外線などによる炎症を抑える効果からも美白成分としてよく使われています。それ以外にも抗酸化作用や毛穴の引き締め効果など、様々な美容効果があると言われている成分ですね。

コラーゲン産生との関わりを研究されていることもあり、美肌のためにもぜひ取り入れていきたい成分です。

水溶性、油溶性、両親媒性と3つの種類があります。それぞれの違いを詳しく見てみましょう。

水溶性ビタミンC誘導体

  • 3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)
  • アスコルビン酸グルコシド(AA2G)
  • アスコルビルリン酸Na(APS)
  • ビスグリセリルアスコルビン酸(AsA)
  • リン酸アスコルビルMg(APM)

さっぱりとした使用感で、主に化粧水など水分が多いスキンケア用品に含まれるビタミンC誘導体です。

ミッチー
皮脂分泌を抑える効果から、脂性肌の人におすすめの成分。敏感肌・乾燥肌の方はヒリつきや突っ張りを感じることもあるので、肌の調子を確かめながら使いたい成分ですね。

おすすめなのは即効性と安定性をもったVCエチル。ビタミンCをとても多く含んだ誘導体(含有量86%)で、チロシナーゼ、TRP-2活性阻害による色素沈着抑制作用、メラニン還元によるメラニンの淡色化と、美白に必要な要素をしっかり押さえた成分です。

浸透力はアルコルビン酸グルコシドの3倍ほど。酵素分解を必要とせず、そのままの状態でビタミンCとして作用するため効果を発揮しやすく、高い持続性(なんと72時間!)を持ち合わせています。

低刺激さを求めるなら、グリセリル/グルコシドなどの名前が付いたビタミンC誘導体の選択も。

ビタミンC(アスコルビン酸)にグリセリンを繋げることで肌刺激を抑えつつ保湿性をプラスしたタイプで、特にビスグリセリルアスコルビン酸はグリセリンを2基つなげることで保湿性をさらに向上させてあります。安定性は高いものの、そのぶん効果も控えめになりますよ。

注意したいのはアスコルビルリン酸Na(別名:リン酸L-アスコルビルナトリウム、APS)。リン酸アスコルビルMgなどより低コストですが多少刺激になることもあるので、ビタミンC誘導体入りで美白!とアピールのある化粧品については、必ず成分表をチェックすることをおすすめします。

油溶性ビタミンC誘導体

  • ステアリン酸アスコルビル(VCステアレート)
  • テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)

油溶性タイプは水溶性のような即効性はありませんが、ゆっくり時間をかけて肌内部まで浸透することで効果を発揮し、水溶性の2倍の持続力で高い保湿力をもつ特徴をもちます。

ミッチー
水溶性と比べると即効性や皮脂コントロール力が弱いものの、低刺激さがウリのビタミンC誘導体です。

ニキビ肌に油溶性はNG?と勘違いしやすい成分ですが、肌への吸収力が高いVCIPはアクネ菌の症状を抑えつつ炎症を防ぐ効果を併せ持ち、ニキビケアにも使いやすい成分。

強い紫外線を浴びたあとのアフターケアにも使いやすく、有効成分として配合されることも多いので、美白効果にも期待できますよ。

両親媒性ビタミンC誘導体

  • パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
  • イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)

水溶性ビタミンC誘導体に疎水性のある成分を組み合わせて、水と油の両方に溶ける性質「両親媒性」と変化させたビタミンC誘導体。

ミッチー
APPSは即効性が特徴となる成分で、アスコルビン酸グルコシドの100倍とも言われる高い浸透力があるけど価格が高いのが難点です。安定性が低いため、冷蔵庫で保管するのをおすすめ。

APISはAPPSよりもさらに高い浸透力とビタミンCへの変換効率の高さをもつ最新型のビタミンC誘導体。安定性を高めながら皮膚への浸透性を実現した成分ですが、利用実績が少ないため使用の際には注意が必要な成分と言えます。

なお、ビタミンC誘導体は製品の酸化防止剤として配合されることもあり、有効成分として配合されていない場合は美白効果には期待できません。入っていればOKという誤った考えはもたず、有効成分としての配合をチェックしてくださいね。

プラセンタエキス

豚や馬などの胎盤から抽出される成分で、豊富に含まれるアミノ酸やビタミン類のはたらきによってメラニンの過剰生成を防ぎ、シミなどを予防します。

ミッチー
高い保湿効果をもつことから、乾燥小シワの改善や皮膚細胞の活性化などの効果にも期待でき、凹凸のない透明感のある肌に導いてくれる成分です。

更年期障害の治療など医療用にも使われるほか、副作用がほとんどないことから様々な化粧品にも使用され、肌への刺激も少ないのが特徴です。肌に塗布するだけでなくサプリメントとしての服用も◎

ただし、豊富な栄養素ゆえに雑菌などが繁殖しやすいので、一緒に配合されている防腐剤などに注目し、使用期限をしっかり守るなどの注意が必要です。

トラネキサム酸

ホルモンバランスの乱れによって起きる、30代以降の女性に起きやすいシミ「肝斑」への効果が高いことから治療薬としても使われてきた成分です。

強い紫外線などによって肌が炎症を起こすとプラスミンなどが発生し、メラニン工場が活性化することでシミの原因となりますが、トラネキサム酸はプラスミンの働きを邪魔することで美白効果を発揮すると言われています。

ミッチー
抗炎症作用をもつことから、日焼けによる炎症や、赤く炎症を起こすニキビなどの肌荒れにも効果を期待でき、肌への刺激も少なく使いやすさも◎。

シミや肝斑などのケアのために、トラブルを抱えた肌でも使用しやすいのが嬉しいポイントですね。

リノール酸S

安定しづらく肌での効果が得られにくいリノール酸をリン脂質でナノカプセル化することによって、浸透性と安定化に成功。サンスターが開発した独自成分です。

発売から20年以上も使われ、美白成分の中でも長い歴史をもっています。

ミッチー
チロシナーゼ(ロボット)を分解することでメラニンの発生を抑えるという、他であまり見られない働きをもった成分で、チロシナーゼそのものの量を減らすことで肌の黒化を防ぐ作用となっています。

ヒマワリオイルなどの植物油から抽出された年齢肌にもおすすめの美白成分で、すでに作られてしまったメラニンをターンオーバーの促進によって排出する効果を持ち、分解と排出という2つの働きで美白にアプローチします。

ルシノール

肝斑などの色素沈着を抑制する効果に期待できる成分で、メラニン生成の原因であるチロシナーゼのはたらきを抑える力が、なんとアルブチンの380倍!非常に高い効果に期待できます。

肌が黒くなる原因となるメラニンは、チロシナーゼ(ロボット)がチロシンを変化させることで発生しますが、ルシノールはチロシナーゼと合体してチロシンを変化できないようにすることで、メラニンの発生を予防。

ミッチー
最近ではPCE-DPと呼ばれる新しい成分も開発され、表皮細胞へのアプローチが可能になりました。美肌効果への期待もプラスされた、POLAの独自成分です。

4MSK

通常、肌のシミはターンオーバーによって肌表面に押し出されて消えていきますが、シミ部分に皮膚の角質化が同時に起こるとメラニンが排出されずになかなか消えないシミになってしまいます。

この角化によって消えないシミに対して作用し、メラニンの排出を促す効果を持っているのが、4MSK最大の特徴です。

そのほかにもチロシナーゼの活性化を抑制することで、メラニン生成を抑える効果がある資生堂の特許成分となっています。

ミッチー
4MSKはサリチル酸の誘導体なので、強い殺菌力があります。ニキビなどの肌トラブルを防ぐ効果に期待できますが、肌の弱い方は刺激となりヒリついたり赤くなってしまうことがあるので注意が必要です。

美白成分を使う上での注意点

美白成分は高い効果を発揮する反面、肌への刺激が出やすいという難点もあります。

例えば、ハイドロキノンのように光毒性があり日中の使用を控えた方がいいものなど、成分によって注意すべき点がさまざま。

そのため美白成分が配合された商品を使用する場合は、どのような成分が入っているのかを確認し使用量や使用方法を正しく守る必要があります。

ミッチー
とはいえ、季節の変わり目や生理周期などによって肌の状態は常に変化し、成分との相性も変わり続けるもの。使用前には皮膚が比較的薄く目立ちにくい二の腕の内側などで必ずパッチテストを行うのが◎

肌トラブルを防ぐためにも、注意すべき点について細かく見ていきましょうね。

肌の乾燥を感じたら一旦使用をやめること

美白成分は、副作用が少なくなるよう安全性を長く研究されてきた成分がほとんどですが、肌との相性によっては濃度によって刺激が強くなったり、肌トラブルを引き起こす場合があります。

皮脂を抑制する成分や乾燥を感じやすいものなどもあるので、乾燥肌・敏感肌の方は使用を避けることも大切です。

特に敏感肌の方は、少ない刺激でも肌が赤く腫れたり、かゆみを伴うことも。肌に異変を感じたらすぐに使用を中止し、場合によっては皮膚科を受診するなどの対応が必要になります。

ミッチー
はじめて美白成分を使用する場合は、効果が高すぎないものを選択し、目立たない部位で少ない量から試していくのをおすすめです。

肌の状態を見ながら使用すること

美白成分の中には白斑などの肌トラブルを引き起こす原因となるものもあり、使用中は肌の変化に注意しながら使うことが重要です。

女性はホルモンバランスなどで肌の状態が揺らぎやすいので、生理前などには新しい化粧品を試さずに、肌が安定してから使い始めることをおすすめします。

また、長期的に継続し続けるのではなく、悩みであるシミやそばかすなどの改善が実感できれば使用をやめ様子をみるなど、一時的な使用に留めるのが美白成分との上手な付き合い方です。

少しでも異変を感じ、かゆみや腫れなど肌トラブルが起きた場合は使用をすぐに中止し、状態によっては医療機関の受診が必要になります。

ミッチー
皮膚科では、どの成分がトラブルの原因になったのかを調べることができます。外箱に成分表が記載されている場合は箱を保管するか写真を撮っておき、診察を受ける際には提出できるように準備しておきましょう。

美白ケアには紫外線対策を併用すること

美白ケア商品は、メラニン発生を抑制や還元、排出の手助けをしてくれますが、それ以上に紫外線を浴び続ければ効果を発揮することはできません。

美白の基本は紫外線を防ぐことによってメラニンの発生を抑えること。なので、美白系スキンケアをしていても日焼け止めなどのUVケアは必須です。

紫外線は雨やくもり空でも降り注ぎ、ガラス越しに室内にも侵入して肌に刺激を与えます。紫外線防止効果をもったファンデーションなどを使用しても、完全に遮断することは難しいもの。

そのため、紫外線防止に加えて、メラニンの発生を抑制しつつ、すでに出来てしまったシミやそばかすに対して美白ケア成分で対策をするのがもっとも効果的といえます。

ミッチー
紫外線は肌だけでなく、視覚で感じるだけでもメラニンを生成してしまうので、UVカット効果の付いた眼鏡やサングラスなどを併用するのも効果的です。

よくある質問

地黒でも美白系スキンケアを使用すれば効果はありますか?

美白系スキンケアには本来の肌よりも白くする効果はありませんが、生まれ持った元の色に戻すことは可能です。

二の腕やお腹など紫外線の影響を受けにくい部位と比較して、黒いと感じる肌の部分に差があるならば、紫外線による日焼けの影響やくすみが原因であると考えられるので改善の余地はあります。

紫外線対策として、日焼け止めを使用して肌へのダメージを抑えることはもちろん、ピーリング効果を持ったスキンケア商品で肌のターンオーバーを促しつつメラニンを排出していくことで、徐々に元の肌の色へと変化させることができるでしょう。

また、肌のくすみも地黒に感じてしまう原因のひとつ。肌内部にしっかりうるおいを与える保湿成分でケアをすると透明感が増し、肌が明るく感じられるのでおすすめです。

美白ケアを重視すると保湿は劣ってしまいますか?

美白ケアには保湿などの基本的なケアも重要で、肌質に合わせてケアすることが大切です。

美白成分の中には、水溶性ビタミンC誘導体などさっぱりした使用感で皮脂を抑制する働きをするものがありますが、乾燥肌や敏感肌の方は乾燥を感じカサつきや突っ張りの原因になってしまうことも。

部分的な美白ケアを心がけたり、肌表面だけでなく肌内部までうるおいを与えてくれる、保湿力の高い成分を選択するなどの工夫が必要です。

白くて美しい肌は、シミやそばかすが無いだけではなく、ハリ・ツヤなどで透明感を感じることでも得られます。保湿ケアを怠り、美白ケアに頼り切ってしまうのは×

美白成分は組み合わせて使用しても大丈夫ですか?

美白成分は肌への負担が少なからずあり、たくさん使用すれば効果を得られるわけではないので異なる商品を多用することはおすすめできません。

特に、肌トラブルが起きたときにどの成分が原因だったかが分からないと、次から化粧品を選ぶときの基準をつくることができません。

自分に合った美白成分を探すためにも、肌との相性がわかるまではライン使いができるトライアルセットなどを活用してみましょう。

皮膚科で処方される医薬品などは、組み合わせによって効果が半減してしまったり、肌への刺激が強くなったりする場合があるので医師への相談を心掛けてくださいね。

美白成分が入ったスキンケアを使用すれば、肌は白くなりますか?また、シミは消えますか?

元の肌よりも肌が白くなることはありませんが、メラニンの発生を防ぎつつ排出を促す美白成分とUVケアを併用することで、日焼けしていない部分に近づけていくことができます。

シミについては、どんな成分を選択したとしても、深く刻まれたものには時間がかかるでしょう。即効性は低く、時間をかけてシミやそばかすを薄くしたり目立たない状態に改善していきます。

医療機関では、高濃度の美白成分が配合された薬の処方や、レーザー治療などの選択もできます。高額にはなりますが、すぐにシミを消したいのであれば、医療機関の受診も検討してみてくださいね。

まとめ

美肌を目指すなら、美白成分とは長く付き合うことになるものです。

肌との相性やトラブルの元によって合う・合わないがでてくるものなので、成分表とにらめっこしながら自分にとって最適な成分を探し出しましょう。

また、美白成分だけの力では美白肌は手に入りません。UVケアも徹底し、肌ストレスを溜めない生活を送るように心がけてくださいね!

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