コロナ禍における美容室の利用頻度や白髪ケアに対する意識調査のために、アンケートを実施しました。
調査概要
調査対象:30歳以上の女性
調査エリア:全国
調査期間:2022年5月10~13日
調査方法:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査人数:150名
調査サマリー
- 白髪を染めている人の6割が美容室に行く頻度は変わらない、4割が減ったと回答
- 美容室でのみ白髪を染めている人の8割近くが「変わらない」を選択し、セルフケアしている人の半数は減ったと回答
- コロナ禍によってセルフ染めの需要が7%、白髪を染める人の割合が5%アップ
- 専業主婦は美容室に行く頻度が減り、有職者は変わらないという結果が見られた
美容室とセルフ、どちらで白髪を染めているか
調査対象者のうち、30代では白髪を染めていないと答える人が多く、40代以上では7割程度が白髪を何らかの形で染めていると回答しました。
美容室での白髪ケアを選択したのは30代から60代で4割程度。70代以上ではセルフ染めのみを使用する割合が6割を占めています。
白髪を染めている人の6割が美容室に行く頻度は変わらないと回答
「白髪染めをしている」と回答した方に対して、コロナ禍における美容室の利用頻度を調査。
約6割が「美容室に行く頻度は変わらない」と回答しました。
美容室でのみ白髪を染めている人の8割近くが「変わらない」を選択
美容室を選んでいる人の回答
- 市販のカラー材では好きな色がないのと自分で染めるのは面倒なので、お気に入りの美容室で染めている。(専業主婦:60代)
- 美容室で髪質やダメージを考えながら染めてもらう方が満足できる仕上がりになりそうなので。(会社勤務:40代)
- 自宅で自分で染めるのは大変なので、いつも美容室で染めてもらっています(専業主婦:40代)
- 美容院だときれいに染まるから(会社勤務:30代)
美容室を利用した際の仕上がりの良さに満足しているという声から、信頼の高さが伺えます。
セルフ染めの難しさから美容室を選択するという声もありました。
セルフ染めを選んでいる人の回答
- コロナ禍で美容院に行く回数を減らしたいから(パート・アルバイト:60代)
- 美容院で染める金銭的余裕もなく、コロナ禍で出かけるのも怖い。市販の白髪染はやすいからいい(パート・アルバイト:60代)
- 自分の都合で自由に染められるし、部分染めだって思うようにできる。(専業主婦:70歳以上)
- 手軽に自分の都合で染められる(専業主婦:70歳以上)
セルフ染めを使用している人の回答では費用と時間をかけずに白髪をケアしたいという意見が多く見られました。
また、コロナ禍によって美容室を敬遠している人や染めたい時に手軽に染めることができるという回答もありました。
セルフ染めの需要が7%、白髪を染める人の割合が5%アップ
コロナ禍以前と現在を比較するとセルフ染めの需要が上昇しているのがわかります。
また、白髪を染めている人の割合も増加。
お家時間が増えたことによってセルフでやってみようと感じた人が多いのかもしれません。
年齢を重ねるとともに美容室の需要が減少傾向に
年代別で見てもセルフ染めの需要が増加しているようです。
セルフ染めの需要が最も低い30代では2割程度でしたが、最も高い70代では6割の人がセルフ染めを取り入れていることがわかります。
年齢を重ね白髪の量が増えると共に、白髪で好きな時に白髪を染めたいという人が多いのかもしれません。
専業主婦は美容室に行く頻度が減り、有職者は変わらないという結果に
有職者においては、美容室に行く頻度は変わらないものの、コロナ以前より白髪を染めるニーズが増加しているようで、セルフ染めの割合が32%から39%に増加。
専業主婦の場合、有職者と比べると新たに白髪を染め始めた割合はそこまで変化がありませんでした。
ただ、セルフのみで白髪を染めるようになった人が20%から28%となり美容室へ行く頻度も5%減少していました。
まとめ
30代以上の女性150名にアンケートを行った結果、6割の人がコロナ禍でも美容室に行く頻度は変わらないということがわかりました。
コロナ禍によって美容室へ行く頻度が減った人の多くはセルフアイテムを兼用し、上手に白髪ケアを行っているようです。
また、白髪染めをセルフで行っている人や美容室とセルフ染めを併用している人が増加傾向にあります。
コロナ禍によって白髪との関わり方が少しづつ変化していることが判明しました。
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