季節の変わり目やホルモンバランスの乱れなどが原因で不安定になった敏感肌にとっては、自分に合ったスキンケア選びも大変ですよね。合わない商品を選ぶと、肌がヒリヒリしたり乾燥したりとトラブルのもとに。
そこで今回は、敏感肌にもおすすめな優秀美容液をプロが紹介！実際に使用して敏感肌向けと判断した商品だけを厳選しました！ぜひ最後までチェックしてくださいね。
敏感肌向け美容液の選び方
1.肌にやさしいアイテムを選ぶ
敏感肌にとって最も重要なのは「肌刺激の少なさ」です。
肌に刺激になりやすい成分を避けること（アルコールフリーなど）や、低刺激処方で作られたもの（スティンギングテスト済みなど）を選ぶ、皮膚刺激が抑えられたものかどうかをチェックしましょう。
刺激になりにくい製品を選ぶポイント
- 刺激になりやすい成分を避ける
- 低刺激処方のものを選ぶ
エタノール（アルコール）、水溶性ビタミンC誘導体、アレルギー成分
スティンギングテスト済み・敏感肌によるパッチテスト済みなどの表示
2.高保湿なものを選ぶ
敏感肌とは、肌のバリア機能が通常と比較して低下している状態のこと。つまり、保湿をすることによって肌バリアを正しく整えることが必要不可欠。
美容液を選ぶ際も肌バリアを整えることができる高保湿なものを選ぶようにしましょう。
おすすめの成分
- ヒト型セラミド
- アミノ酸
- NMF成分
代表的な3つを紹介しましたが、このほかにも多くの保湿成分が存在しているので各商品ごとでチェックしてみてくださいね。
3.続けやすい価格・テクスチャのものを選ぶ
スキンケアの効果は、短くて1ヶ月。十分な効果を得るまでには3ヶ月かかると言われています。これは肌のターンオーバー期間（約28日）に合わせて計算されたものです。
そのため、新しいケア用品を取り入れるときは、継続できるものを選ぶことが大前提！
高価過ぎてコスパが悪く続けることが難しい・テクスチャや香りが苦手で継続して使うのが苦痛…などで使用をやめてしまうと、ちゃんとした効果は分からないまま。
購入の前には「テクスチャ・香り・コスパ」の確認も必ず行いましょう。
敏感肌向け美容液おすすめランキング
敏感肌向けの美容液を『Amazon・楽天・アットコスメ』などで人気のアイテムから独自にランキング化。
デパコスやプチプラ、市販で購入できるものまで、価格を問わず優秀な美容液がランクインしています。
※すべて実際に使用しており、そのほかに読者アンケートや資格を保有するプロの成分分析も参考に決定しました。ランク付けの基準は以下の通りです。
ランキング選定基準
- 成分評価
- 保湿力
- 使用感
- 口コミ（コスパ評価含む）
配合成分を分析して美容効果を持つ成分や有効成分1つにつき0.3点～0.5加点しました。（点数配分は成分により変動します）
塗布後の肌の水分量を計測、一時間放置したときの水分と油分量を専用の機器でチェック。さらに、機器を用いたテストとは別にroccoGiRL読者アンケートで5段階評価テストを実施。「とても保湿された」または「保湿された」と答えた割合が70％以上の支持を得た商品に加点しています。専門家テストでは高評価な順番に0.3点～0.05点を分配。
5段階評価で「とてもいい」または「いい」と答えた割合で70％以上の支持を得た商品に加点しています。
口コミの評価から平均を算出したほか、1gあたりの価格を算出した上で成分内容によって保湿成分（※基剤を除く）1つにつきコストを0.3円ずつマイナス。単純な金額評価ではなく成分に対しての価格に相応の商品を評価しました。
RoccoGirlの執筆ルールについてはこちら
※各商品の持ち点を3.5として加点減点をしています。
※当ランキングは読者アンケートの集計から上記の基準に従いRoccoGirlで独自に決定したものです。
※この記事の「美白」はメラニン生成を抑制しシミやそばかすを防ぐこと「エイジングケア」は年齢に応じたケアのこと「浸透」は角質までの浸透を指します
1位：ハリッチプレミアムリッチプラス
ヒト型セラミド、ペプチド、フラーレン、コエンザイムQ10など、ピックアップしきれないほどの美容成分で構成された贅沢すぎる美容液。
保湿力、ケア効果、美肌パワーすべてにおいて右に出るものはないと言えるほど豪華な成分配合です。
正直価格はお高めですが、その分成分が贅沢でかなり伸びが良い大容量配合なのでコスパの面でもおすすめできます。ジェルのようにさらっと伸びてくれてベタつきもなし。
購入者の口コミ
- 使用感がいい！さらっと使えるのにうるおってる感じが残る
- しっかり肌になじませるとちゅるちゅるな素肌に
- すごく持ちが良いのでコスパも悪くないですね
| 内容量／価格 | 30mL／2,980円（税込） |
|---|---|
| 保湿成分 | ヒト型セラミド、ヒト幹細胞培養液、フラーレン、コラーゲン、乳酸、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、ビタミンC誘導体など |
| テクスチャ | さらっと伸びが良い |
2位：エトヴォス｜アルティモイストセラム
保湿成分の代表「ヒト型セラミド」を5種類、さらに「アミノ酸やPCA-Na」といった角層浸透成分が豊富でかなり高保湿な仕上がりに。
さらに、今注目の「ナイアシンアミド」まで配合しており、乱れた肌バリアを整え敏感肌ケアが可能。
濃厚なのにベタつかない使用感で、肌のことを考え無添加にも考慮。どんな人でも使えるイチオシ美容液です。
主な口コミ
- 乳液と美容液として使えるのでコスパが良い
- とろとろなテクスチャで肌がもっちりする
| トライアル | 2,420円（税込） |
|---|---|
| 内容量／価格 | 50mL／5,280円（税込） |
| 保湿成分 | ヒト型セラミド、アミノ酸、PCA-Na、ナイアシンアミド、スクワランなど |
| テクスチャ | とろっとした乳液タイプ |
3位：b.glen (ビーグレン)｜Cセラム
誘導体ではなくビタミンCそのものを配合した美容液。独自研究によって開発されたキューソームカプセルによって、角層のすみずみまで届く理想のピュアビタミンC美容液を作り出しました。
最大の特徴は、ピュアビタミンC配合にも関わらず安定的で高濃度なところ。
無駄をなくし、最低限の成分で構成されているため「敏感肌だけどビタミンCを使いたい」という人向け。
購入者の口コミ
- すーっとなじんでくれる
- うるおってクリア感が出る
| トライアル | 1,490円（税込） |
|---|---|
| 内容量／価格 | 30mL／5,170円（税込） |
| 保湿成分 | ピュアビタミンC（アスコルビン酸） |
| テクスチャ | さらっとした液体状 |
【セット内容】クレイウォッシュ（25g）、QuSomeローション（12mL）、Cセラム（5mL）、QuSomeモイスチャーリッチクリーム（7g）
4位：ちふれ｜濃厚 美容液
スクワランやヒアルロン酸といったエイジングケア成分を中心に、年齢肌のハリサポートを重視した成分配合。
ただしその他の成分を見ると、基剤と防腐剤などがほとんどで美容成分はあまり配合されていないことが分かります。
角層をうるおいで満たす成分が不足しているので、保湿目的での使用は微妙なところ。
主な口コミ
- 安いけど効果はよくわからない
- 塗り終わってもぺたっとした感じ
| 価格 | 30mL／1,100円（税込） |
|---|---|
| 保湿成分 | ヒアルロン酸、スクワラン、ホホバオイル |
| テクスチャ | とろみのあるミルク状 |
5位：CNP プロポリス エネルギーアンプル
植物エキスが持つ収れん作用で肌の引き締め効果が期待できる韓国コスメ。
栄養素が豊富で肌をすこやかに保つことができます。ただし気になるのがその豊富すぎる植物成分。
天然エキスは刺激をもたらす場合もあり、敏感肌だとピリピリと感じてしまうことも。
主な口コミ
- 保湿感が足りないような気がする
| 内容量／価格 | 15mL／3,080円（税込） 45mL／7,590円（税込） |
|---|---|
| 保湿成分 | プロポリスエキス、マデカッソシド、ヒアルロン酸 |
| テクスチャ | ゆるめでさらさら |
6位：ランコム｜ジェニフィック アドバンスト N
導入美容液としてデパコスの代表と言えるほど有名なジェニフィックアドバンスト。
美肌菌に着目した設計で、肌バリアをサポートするほか年齢や肌ストレスなどの要因にもアプローチ。ただし植物エキスやエタノールなどの配合が多く見られ、刺激性が心配要素に。
さらっと使えるテクスチャと、衛生的なスポイト容器は好印象。
主な口コミ
- 敏感肌にはピリピリした
- コスパが悪い気がする…
| 価格 | 30mL／11,000円（税込） 50mL／15,400円（税込） |
|---|---|
| 保湿成分 | 酵母エキス、乳酸桿菌、ビフィズス菌培養溶解質 |
| テクスチャ | みずみずしくさらっとした液体状 |
Q&A｜敏感肌に関するよくある質問
敏感肌は治りますか？
毎日の心がけで改善することは可能です。
スキンケアひとつ変えたからといって改善することはありません。
「毎日の食生活」「十分な睡眠時間」「肌に合った保湿重視のスキンケア」「ストレスを溜め込む生活をやめる」など、さまざまな要因に気をつけることで、肌質もケアすることができるのです。
敏感肌になりやすい時期はいつ？
季節の変わり目やホルモンバランスが崩れる時期など
人の体や肌は、常に不安定な状態であることが多いとされており、特にホルモンバランスが乱れやすい女性には「万全な日は月に10日もない」と言われています。
そのほか、季節の変わり目で体調を崩したり、アレルギーで肌が弱ったりなど、多くの原因で敏感肌になることがあります。
敏感肌でも美容液を使っていいの？
肌刺激が強いものでなければ大丈夫です
美容液は正直使っても使わなくても支障はないスキンケアです。
美容効果を持ったプラスワンアイテムなので、絶対に使用しなければいけないものではありません。ですが敏感肌でも美肌のために美容液を使用したい人は多いですよね。
そこで、敏感肌が美容液を選ぶときには、「肌刺激が少ない・高保湿」を前提とした商品を選ぶようにすると◎
肌に刺激を与える成分を避けることや、保湿力がなく肌バリアを乱してしまう商品を避けることを徹底しましょう。
まとめ
今回は敏感肌向け美容液おすすめランキングを紹介してきました。
敏感肌だとどのスキンケアを選ぶときも肌刺激がないか心配して手に取るのを躊躇してしまいますよね。
選ぶときの注意点や気をつけるべきポイントを抑えて、自分にぴったりの美容液を見つけましょう！
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