
頭皮の乾燥が進行していくと気になってくるフケやかゆみ。
「しっかりシャンプーしているのにフケが出る」「かゆみが止まらずずっとポリポリしてしまう」など悩みが深刻になっている人も多いのではないでしょうか。
フケやかゆみをケアしたいと思っている人はシャンプーを見直すことが重要です。
この記事ではフケやかゆみを抑えることができるシャンプーをランキング形式でご紹介していくので是非参考にしてください。
フケの特徴や原因
フケは頭皮の古くなった角質が剥がれたもので、誰にでも存在するものです。
さらに、脂性フケ・乾性フケと言う2種類に分けられるため、自分がどちらのタイプか判断する必要があります。
それぞれの特徴や原因はこんな感じ。
脂性フケ
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頭皮のベタつきが原因でベタッとした頭皮や毛髪にくっついているフケ。
脂漏性頭皮・脂漏性皮膚炎の人に多く見られます。
深刻化していなければ、シャンプーのすすぎを丁寧に行うことやスタイリング剤をしっかり落とすこと、頭皮ケアできるシャンプーを選ぶことで対処できます。
脂性フケの人は脂漏性皮膚炎の可能性もあります。
頭皮が赤くなっている人や我慢できないかゆみやフケの量が多いなど、症状が深刻な場合は専門医に見てもらうようにしましょう。
乾性フケ
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パラパラと落ちてくるフケで女性に多い。
頭皮の乾燥が原因で引き起こるため、保湿ケアを意識することが重要です。
乾性フケの場合は、洗い過ぎや洗浄成分が高すぎるアイテムを使っていることで頭皮が乾燥してしまいます。
頭皮や毛髪に優しく保湿成分が配合されたものでケアしましょう。
フケ・かゆみ対策シャンプーの選び方
まずはフケやかゆみに悩む人がどのようにシャンプーを選べばいいかを解説していきます。
洗浄成分から選ぶ
シャンプーの核とも言われる洗浄成分。
洗浄力が高いものを選択してしまうと洗い過ぎが原因で乾燥を引き起こすことが懸念されます。
脂性フケ・乾性フケどちらであっても、頭皮や毛髪に優しいアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分を選ぶのがおすすめです。
頭皮がかゆいと「しっかり洗わなきゃ」「洗いが足りない」と思われるかもしれませんが、案外「洗いすぎ」が原因ということもあります。
頭皮のベタつきが気になる場合は、予洗いやすすぎを入念に行うようにしましょう。
逆に避けるべきは、ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naなどの高級アルコール系は洗浄力が強く脱脂力が高い成分。
スッキリ洗えて泡立ちがいいというメリットもありますが、乾燥が気になる人は使用しないことをおすすめします。
また、近年ラウレス硫酸Naなどの代わりに配合されるようになったオレフィン(C14-16)スルホン酸Naも脱脂力が高くフケやかゆみに悩む人には不向き。
頭皮ケア成分の配合をチェックする
次に重要なのが頭皮ケア成分の配合。
頭皮を健やかに保つものや、頭皮のニオイをケアするものなど頭皮ケア成分はさまざまあります。
おすすめの頭皮ケア成分をご紹介するので、これらが配合されているものをチョイスしてみてください。
脂性フケにおすすめの成分
- ミコナゾール硝酸塩
- サリチル酸
脂性フケの人にはこれらのような抗菌効果をもつ成分がおすすめ。
また、頭皮に優しく使える無添加処方のものを選択するのも◎。
乾性フケにおすすめの成分
- ヒアルロン酸
- セラミド
- アミノ酸
- コラーゲン
乾性フケの人は頭皮や毛髪を保湿する成分が配合されているものを選びましょう。
好みの仕上がりになるシャンプーを選ぶ
髪質に合うものや求める仕上がりで選ぶのも◎。
例えば、剛毛だったりペタン髪に悩んでいたりとフケやかゆみ以外にも髪の悩みは複数あるもの。
商品ごとに仕上がりの特徴をご紹介しているので、そちらも参考に選んでみてください。
フケ・かゆみ対策シャンプーおすすめランキング
第1位:haru黒髪スカルプシャンプー
メインの洗浄成分であるココイルグルタミン酸TEAは、整髪料や頭皮の汚れにのみ反応しうるおいは残してくれる選択洗浄機能をもつアミノ酸系の洗浄成分。
乾燥が原因で起こる乾性フケの人におすすめできるシャンプーです。
また、頭皮をケアする植物エキスを複数配合しているためかゆみをケアすることはもちろん、健やかな頭皮環境作りをサポートしてくれる効果にも期待ができます。
100%天然由来・10個の無添加処方を実現しているため、頭皮や毛髪への優しさを求める人にもピッタリ。
さらに、1本でヘアケアが完結するオールインワンタイプなので忙しい大人女性におすすめできるシャンプーです。
おすすめタイプ | 乾性フケ |
---|---|
仕上がりの特徴 | ふんわり、しっとり |
洗浄成分 | アミノ酸系 ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンK |
無添加成分 | シリコン、合成ポリマー、カチオン界面活性剤、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、鉱物油、合成防腐剤、合成保存料 |
香り | 柑橘系の香り |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 400ml |
コスパ(1プッシュあたり) | 29.7円 |

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第2位:ビオルチアシャンプー
アミノ酸系・植物系洗浄成分が特徴のビオルチア。
メインの洗浄成分であるコカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Naは非常に刺激を感じにくい成分なので、デリケートな頭皮や毛髪をいたわりながらマイルドな洗浄力で洗い上げることができます。
また、グルタミン酸は洗浄の働きはもちろん保湿力にも優れた成分なので、乾性フケの人にぴったり。
補修成分のγ-ドコサラクトンは、ハリ・コシアップが期待できる成分。キューティクルを整える働きもあるため、ツヤのある髪に導きます。
さらに複数の植物エキスの配合によって頭皮環境を健やかに保つことだできるのもおすすめできるポイントです。
おすすめタイプ | 乾性フケ |
---|---|
仕上がりの特徴 | ふんわり、つややか |
洗浄成分 | ベタイン系 コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイルトレオニンNa、ココイルグルタミン酸Na |
無添加成分 | サルフェート、シリコン、パラベン、鉱物油、石油系界面活性剤、合成着色料 |
香り | フルーティーローズ |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 300ml |
コスパ(1プッシュあたり) | 53円 |

初回購入時全額返金保証
※初回のみの受け取りで解約する場合は「お買い上げ明細書」と「商品(開封済み可)」の返送が必要。
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第3位:カダソンスカルプシャンプー
脂漏性敏感肌のことを考えた専門ブランドのカダソンスカルプシャンプー。
特徴的なのは2つの有効成分の配合。
かゆみや赤みの抑制にグリチルリチン酸2K、ニキビの原因になるマラセチア菌の繁殖しにくい環境のためサリチル酸を採用しています。
あわせてマラセチア菌の餌となる可能性のあるオイルも使っていません。
脂性フケの人はもちろん、頭皮が脂っぽいと感じている人や深刻なベタつきに悩む人にぜひ試してほしいシャンプーです。
おすすめタイプ | 脂性フケ |
---|---|
仕上がりの特徴 | スッキリ |
洗浄成分 | アミノ酸系 N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液 |
無添加成分 | シリコン、合成香料石油系界面活性剤、パラベン、鉱物油、合成着色料 |
香り | 無臭に近い |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 39.3ml |
コスパ(1プッシュあたり) | 39.3円 |

第4位:imini プロスカルプシャンプー
加齢によるダメージヘアにアプローチするiminiプロスカルプシャンプー。
洗浄成分は優しさにこだわるデシルグルコシドがメインで、マイルドな洗浄力を保ちつつ油分をスッキリ落としてくれるのが嬉しいポイントです。
商品名にプロスカルプと付いているだけあって頭皮を労り、かゆみやフケをケアしてくれます。
パサつきがちな髪を補修しながらツヤをもたらすアルギニンをはじめとしたアミノ酸の補修成分を配合しているのもポイント。
うるおいを与えてコーティングすることで、指通りの良いなめらかな髪質へ導きます。
ダメージが気になる、またコシを感じにくくなった大人の髪におすすめです。
洗浄成分 | アミノ酸系 |
---|---|
無添加成分 | シリコン、ラウレス硫酸Na、石油系界面活性剤、カチオン界面活性剤、鉱物油、エタノール、パラベン、着色料、紫外線吸収剤、合成ポリマー、合成香料 |
仕上がりの特徴 | 頭皮スッキリ、ふんわり |
香り | リラックスフローラル |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 360ml |
コスパ(1回あたり) | 66円 |
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第5位:アマトラ QUO クゥオ ヘアバスシャンプー
アミノ酸系をメインで構成した優しい洗浄力と毛髪補修の一役買うPPT系洗浄成分を配合しているのがポイント。
表示順的に配合量は多くないですが、毛髪補修効果を併せ持つ超凄い洗浄成分です。
白髪に艶を与えるヘマチンや、頭皮環境を整えるフムスエキスを配合。
他にも複数の植物エキスが配合されているためフケやかゆみに悩む人にもおすすめできますよ。
おすすめタイプ | 乾性フケ |
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仕上がりの特徴 | さらさら |
洗浄成分 | アミノ酸系 ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA |
無添加成分 | 合成着色料、パラベン、シリコン、サルフェート |
香り | ブリージング・シトラスの香り |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 400ml |
コスパ(1プッシュあたり) | 34.6円 |

第6位:ALLNA ORGANIC シャンプー
保湿を高める植物エキスやスキンケア成分を豊富に配合したシャンプー。
洗浄成分のメインは、洗浄力の高さが特徴の石油系・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na。
ベタイン系やアミノ酸系洗浄成分も使用されているものの、殺菌作用が強いペンチレングリコールも含まれているため、頭皮がデリケートな人には向いていません。
頭皮のベタつきをしっかり落としたい、スタイリング剤を使用している人、頭皮環境に問題がない人には向いています。
また、一般化粧品でも使用される保湿成分・ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドを配合しているなど、乾燥に配慮した処方です。
しかし、脱脂力が強い洗浄成分を使用していることを見ても、乾燥肌より脂性肌向きのシャンプーと言えます。
おすすめタイプ | 乾性フケ |
---|---|
仕上がりの特徴 | 指通りサラサラ |
洗浄成分 | スルホン酸系 オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウリン酸ポリグリセリル-10 |
無添加成分 | 合成香料、合成着色料、鉱物油、パラベン、紫外線吸収剤、アルコール、シリコン、サルフェート |
香り | ボタニカル |
シリコン配合の有無 | 無 |
容量 | 12.2ml |
コスパ(1プッシュあたり) | 12.2円 |

正しいシャンプーの方法
フケやかゆみに悩む人は正しいシャンプーの使い方を理解できていない可能性もあります。
シャンプーを見直すと同時に、正しいシャンプーの方法も理解しておきましょう。
- シャンプー前のブラッシングは絶対
- 38度ぐらいでしっかり予洗い
- 洗浄力の優しいシャンプーでしっかり泡立てて洗髪する
- 予洗いよりも入念にすすぎを行う
ブラッシングをすることで髪に付着した汚れを落とすことができます。
また、ほつれが残った状態でシャンプーすると傷みに繋がることも。
頭皮にシャワーを当てるように3~5分を目安に予洗いしてあげましょう。
しっかり予洗いをしてあげることで、髪のほとんどの汚れを落とすことができ、泡立ちがアップします。
乾燥しないように、洗浄力の穏やかなシャンプーで髪を洗いましょう。
コツはたっぷりの泡で洗ってあげることです。
スタイリング剤などをつけていて泡立ちが悪いと感じた場合は1度ササッと洗って、2度洗いするのもおすすめ。
とにかく、たっぷりの泡で頭皮から包み込むように洗うのが一番のポイントです。
少なくとも5分以上はすすぎをしましょう。
シャンプーが残った状態だと髪に悪影響です。
頭皮の嫌なニオイが気になっている人はすすぎが甘い可能性があるので注意してくださいね。
ちゃんとできていると思っていても案外正しい方法でシャンプーできていない人が多くいます。
特に予洗いとすすぎをしっかり行うという点はバッチリ押さえましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では本当におすすめできるフケ・かゆみをケアできるシャンプーをご紹介しました。
自分に合うものを選んで正しいシャンプー&ドライヤーの方法でケアするようにしてみてくださいね。
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ヘアケアからスキンケアまで、女性の美に関する豊富な知識を持つ。
【保有資格】コスメコンシェルジュ、化粧品検定1級、スキンケアマイスター、コスメマイスター
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