シャンプーの成分について徹底解析。洗浄成分や髪にいい成分・危険な成分をご紹介。

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自分に最適なシャンプー選びは、配合されている成分についての理解から始まります。

この記事では、美髪を手に入れるためのキーとなる成分を詳しく紹介しています。安全な成分から注意が必要な成分まで、シャンプー選びの際の参考情報としてお役立てください。

シャンプーの洗浄成分の選び方

シャンプーの選び方の鍵は「洗浄成分」。美髪成分がたくさん含まれていても、洗浄力が強すぎるか弱すぎると頭皮トラブルが起こる可能性があります。

シャンプーの主成分は水と洗浄成分

シャンプーの配合率の画像

一般的なシャンプーの配合率

  • 水:50~70%
  • 洗浄成分(界面活性剤):30~40%
  • その他(コンディショニング・防腐剤・香料など):配合率10~20%

ほとんどのシャンプーは成分表が「水」から始まり、続けて書かれている成分がシャンプーの主要な洗浄成分です。この成分によって、シャンプーの種類や特性が決まります。

※温泉水や植物から圧搾して得られる水などを採用している場合もあります。

成分表で水に続くのがメインの洗浄成分

メインの洗浄成分によってアミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプーなどシャンプーの種類が決まります。

シャンプーの全成分画像

成分表の中で、水色の線で示された部分はメインの洗浄成分を表しています。オレンジの線で示された部分は、これをサポートする洗浄成分を示しており、緑の線は微調整のための成分を示しています。

成分表を読み解くと、『適度な洗浄力のアミノ酸系洗浄成分であるラウロイルメチルアラニンNaを中心に頭皮への優しさを追求したコカミドプロベタインとキメ細かな泡を安定させるコカミドDEAが配合された、優しさと洗浄力のバランスが取れたシャンプー』ということがわかります。

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メインの洗浄成分だけでなく、他の成分も合わせて理解すると、より詳しい情報を得られます。

おすすめの洗浄成分

PPT系(タンパク質系)

髪の主成分であるタンパク質のように、アミノ酸が連なった成分。低分子化によって浸透力に優れ、ダメージ毛の内部を補修してくれるとっても優秀な洗浄成分です。

ダメージを受けた毛髪はタンパク質が失われてしまいますが、PPT系シャンプーを使えば補うことができます。

特にダメージ毛の人にはダントツでおすすめですが、原価が高い(=販売価格も高い)のがデメリット。

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サロン専売品やネットの専売品での配合が見られる成分です。

アミノ酸系

「ココイル」から始まって「加水分解」が含まれたり、「ラウロイル」から始まって「シルクアミノ酸」などで終わるのがPPT系。一方「TEA」や「Na」で終わる特徴をもつのがアミノ酸系の洗浄成分です。

弱酸性で優れた保湿力が特徴の、植物由来の洗浄成分。マイルドな洗浄力~比較的強い洗浄力まで種類によって洗浄力の違いがありますが、どれを選択しても低刺激で幅広い髪質の人におすすめできます。

頭皮トラブルを予防したり、頭皮と毛髪のうるおいをキープしてくれるのが嬉しいポイント。アミノ酸部分が頭皮に残留することでしっとりまとまる髪に導きます。

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アミノ酸系は市販商品でも採用しているケースが増えているのでGETしやすいですよ。

ベタイン系(両性界面活性剤)

マイルドな洗浄力・泡立ちの洗浄成分で、サブの洗浄成分として配合されるケースが多いです。

目に入っても滲みにくいほどの優しさをもつため、ベビーシャンプーにも配合されています。

グルコシド系

糖由来の非イオン界面活性剤。敏感肌の人にも使いやすいのが特徴です。

泡立ちもよく低刺激で使いやすい成分ですが、洗浄力は控えめ。適度な洗浄力をもつアミノ酸系洗浄成分とともに配合されているものがおすすめです。

タウリン系

パーム油やヤシ油の植物油脂由来の洗浄成分。きめ細かな泡立ちとマイルドな洗浄力でさっぱりさとふんわりさを叶えてくれます。

敏感肌でも使いやすくダメージヘアの人にも適した洗浄成分です。

酸性石けん

優れた洗浄力ですが、低刺激な洗浄成分。

石けん系と似た構造の洗浄成分なので酸性石けん系と呼ばれていますが、弱酸性のため低刺激を実現しています。

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デメリットを挙げるとしたら、退色スピードが早くなってしまう点。カラーの色持ちを重視したい人はできるだけ避けましょう。

気をつけるべき洗浄成分

次に、髪や頭皮にとって気をつけるべき洗浄成分について説明します。

成分表の後半に記載されている場合はサポート成分として配合されているため、特に心配は不要です。

「油分の多い頭皮をさっぱりと洗い上げたい」「髪へのビルドアップ(シリコンの蓄積)を解消したい」などの理由がある場合に選ぶと良いでしょう。

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これら「髪に良くない成分」は、洗浄力が高いという特徴があります。そのため、スタイリング剤やヘアスプレーの除去には効果的です。ただし、毎日の使用は避け、必要に応じて適切に使用することが推奨されます。

高級アルコール系

高い洗浄力と泡立ちをもつ洗浄成分の筆頭とも言える「ラウリル硫酸」は高級アルコール系にあたります。

分子が小さいため、頭皮の隙間まで浸透。

頭皮に必要な皮脂まで奪い取ってしまうと、頭皮の荒れやターンオーバーの乱れに繋がり、頭皮のカサつきや痒み、フケなどの頭皮トラブルを引き起こすことも。

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高級アルコール系は原価が安く、市販のプチプラシャンプーの7~8割でメイン洗浄成分として採用されています。

オレフィン系

植物油を加工して得られる洗浄成分。他の天然由来の洗浄成分とは違い、高い洗浄力と泡立ちを持っています。

食器用洗剤にも採用されることもあり、頭皮への刺激を感じることがあるので注意が必要です。

石けん系

植物油脂にナトリウムやカリウムを化合した洗浄成分。

洗浄力が高くさっぱりした洗い上がりですが、皮脂や汚れを「取りすぎる」ことがあり、毛髪がアルカリに傾くため、きしみを感じることがあります。

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石鹸カスが残留することでベタベタしてしまうため、すすぎはしっかりと行うのが鉄則。

シャンプーに含まれる美髪成分

ここからは美髪成分についてご紹介していきます。なりたい髪をイメージして、選ぶべき成分をしっかりと見極めましょう。

ダメージ補修成分

PPT系成分

毛髪と類似したアミノ酸組成を持つPPT成分。ケラチンやシルク、真珠(コンキオリン)を加水分解して得られる成分です。

毛髪内部に浸透し、ダメージホールを埋めることでケア。髪にハリやコシを与える効果から、SNSでの人気が高まっています。

高い浸透性 毛髪の水分量を増やし、保湿効果を高めます。
補修・保護効果 毛髪内部のダメージを修復し、美しい髪へと導きます。
キューティクルへの効果 髪のキューティクルに付着し、しなやかさやハリを向上させます。
ダメージケア 紫外線やカラー剤のダメージを修復し、髪にハリとコシをもたらします。
保湿効果 肌の天然保湿因子と似た構造を持ち、水分保持能力を高めます。
仕上がり 髪によく馴染み、ツヤとうるおいを提供します。

卵殻膜

タンパク質を主成分として、保湿効果の高いコラーゲンやヒアルロン酸を含有している成分。ケラチン同様、毛髪のアミノ酸組成と類似している特徴があります。

傷んだ髪を補い、髪の成長をサポートしてくれることでハリツヤを与えてくれる成分です。

アミノ酸

毛髪は8~9割を担うケラチンというタンパク質で構成されています。

そのケラチンは18種類のアミノ酸から成り立つため、健康な毛髪を保つにはアミノ酸の存在が必要不可欠。

複数のアミノ酸が配合されているとさらに効果を感じられると言われています。

シャンプーに含まれる保湿成分

毛髪だけでなく頭皮にも重要な、保湿成分について。

お肌と同じく、保湿ケアは頭皮にとっても非常に重要なポイント。頭皮のかゆみやフケが気になる人は保湿ケアにも目を向けましょう。

白髪ケア成分

白髪の原因は、年齢を重ねた頭皮の機能が低下し、黒髪の元となるメラニン色素を生成しなくなるからです。

これから生えてくる白髪をケアしたい人におすすめの成分をご紹介します。

髪をケアしながら白髪を染めるには、白髪染めシャンプーがおすすめ。白髪染めシャンプーランキングを併せてご覧ください。

ランキング記事:【美容師監修】白髪染めシャンプーおすすめランキング12選!口コミ人気と染毛テストで徹底比較!

ツヤ、まとまりを与える成分

カラーやパーマはもちろん、アイロンやドライヤーなどの毎日のスタイリング、紫外線などで、髪のダメージが蓄積されてしまいます。

ツヤとまとまりを与える成分で、若々しい髪質を保ちましょう。

ハリ・コシアップ成分

ハリやコシがない髪は、ボリュームが減少し、老けた印象を与えてしまいます。

髪の毛を太く保つことで、若々しい印象を持続させることができます。育毛剤などの特別なケアも大切ですが、日常のシャンプー選びもそのケアの一部として大切にしましょう!

頭皮ケア

頭皮トラブルは、乾燥や皮脂の過剰分泌、炎症などが原因で起こります。自分のトラブルに応じた成分を見極めて取り入れましょう。

育毛効果を求める人は育毛成分をまとめた記事を参考にしてください。

参考:育毛成分を徹底解説!発毛剤との違いや正しい使い方・女性の薄毛について情報満載!

シリコン(シリコーン)について

シリコンは悪!と思っている人も多いと思いますが、シリコーンはダメージヘアにとってプラスの働きをする成分です。

健康毛にはノンシリコンシャンプー、ダメージ毛にはノンシリコンシャンプーを使うのが◎。

そもそもシリコーンとは

シリコーンは髪に皮膜を作りコーティングする効果によって、指どおりなめらかな仕上がりを叶えてくれます。

摩擦やドライヤーの熱から毛髪を守り、キューティクルを整えることでダメージヘアの絡まりを防ぎ、なおかつ肌刺激はほとんどなくどんな肌質の人にも使いやすい、いわば髪の補修材です。

よく噂されている毛穴に詰まるというのは根も葉もない噂です。

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これだけ見たらいい成分じゃん。なんでわざわざノンシリコン製品を作るの?と疑問ですよね。
デメリットについてもご紹介していきます。

注意すべきはシリコンが髪に蓄積することで起こる「ビルドアップ現象」。

ビルドアップ現象の特徴

  • カラーやパーマがかかりにくくなる
  • 髪が乾きにくくなる
  • 頭皮付近はぺたんこで毛先はぱさつく

シリコン配合のものを使用していると、シリコンが髪表面に蓄積し、気づかないうちに影響を受けている可能性があります。

残留性の強いシリコンは洗浄力の強いシャンプーで落とすことができるため、週に1回程度ラウレス硫酸系のシャンプーでリセットするのがおすすめ。

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ビルドアップはシリコーンだけでなく、代わりに配合される「ポリクオタニウム」でも発生します。

どちらも配合されていないシャンプーはほぼないので、あまり気にせずに、ビルドアップを感じたら定期的にリセットをかけましょう。

ダメージ毛の人にシリコーンがおすすめな理由

ダメージ毛の人がいきなりノンシリコンシャンプーを使うと間違いなくきしみを感じます。使用感も悪いし、乾かした後もぱさつきがちに。

髪が絡んだ状態は頭皮にも負担がかかるため、抜け毛や薄毛の原因に。

なにより、ビルドアップが防げてもパサパサなダメージヘアでは整った印象になりません。

コアセルベーションについて

洗浄成分として配合されているアニオン性界面活性剤とカチオン性高分子を希釈すると、一定の濃度で液相分解されます。

すすぎ時にこのコアセルベーションが起こると、毛髪に美髪成分が付着。毛髪表面を覆う皮膜となることで、皮脂膜の役目を果たし使用感を高めることができます。

現在発売されているシャンプーのほとんどに採用されている効果です。すすぎ時にきしみを感じる人はこれらの配合があるかチェックしてみてください。

シャンプーの成分表を読み解く方法

シャンプーの裏面には成分表が書かれています。まずは成分表記のルールを知っておきましょう。

シャンプー(化粧品)の成分表記ルール

  • 全成分を記載する。
  • 成分は配合量の多い順に表記
  • 1%以下の配合は順不同
  • 着色料は末尾に表示

シャンプーの成分は、配合量が多いものから順にリストされます。1%以下の成分は順番を問わずに表示され、多くのシャンプーでは植物エキスやコラーゲンなどがこの1%のカテゴリーに入ります。

ドロアス ダメージリペアシャンプーの成分表

水、BG、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、グリセリン、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNa、ホホバ種子油、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、シア脂、スクワラン、アシタバ葉/茎エキス、チャ葉エキス、シャクヤク根エキス、ハトムギ種子エキス、イロハモミジ葉エキス、ユキノシタエキス、ヤエヤマアオキ果汁、セージ葉エキス、カニナバラ果実エキス、ローズマリー葉エキス、ザクロ果実エキス、プエラリアミリフィカ根エキス、パパイン、フルボ酸、グリチルリチン酸2K、セイヨウアカマツ球果エキス、オドリコソウエキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、アルニカ花エキス、ゴボウ根エキス、ローマカミツレ花エキス、ニンニク根エキス、アカツメクサ花エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、ラリックスエウロパエア木エキス、セイヨウノコギリソウエキス、アルテア根エキス、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス、メリッサ葉エキス、オノニスエキス、スギナエキス、セロリ茎エキス、フキタンポポ花エキス、ノイバラ果実エキス、マグワ根皮エキス、トウキ根エキス、クララ根エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ワイルドタイムエキス、オタネニンジン根エキス、マヨラナ葉エキス、タウリン、リシンHCI、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCI、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、チロシン、アラントイン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、尿素、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛、アセチルチロシン、アセチルテトラペプチド-3、デキストラン、ヘマチン、エタノール、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-10、メチルパラベン、フェノキシエタノール、オレンジ油、イランイラン花油、クエン酸、1,2-ヘキサンジオール

上記はシャンプー(化粧品)の成分表です。ホホバ種子油以降が1%と考えられますが、ホホバ種子油以降の成分は順不同のため、どの成分が多く含まれているかは分かりません。

さらに、成分表にはキャリーオーバー成分として微量に含まれる保存料を記載する必要はありません。しかし、このキャリーオーバー成分にエタノールが含まれている場合、商品のラベルに「エタノールフリー」との表示は許されません。

ドロアスシャンプーにはエタノールフリーとパラベンプリー表記があるため、キャリーオーバー成分にもエタノールとパラベンが含まれていない事が分かります。

薬用シャンプー(医薬部外品)の成分表表記ルール

  • 有効成分を先頭に記載する
  • その他成分は表記しなくても良い
  • その他成分の表記順はバラバラで良い

薬用シャンプーの場合、有効成分以外の成分表記は必須ではありません。メーカーが独自のルールに従って成分を記載しています。

このため、成分表には特定の成分がリストされているものの、実際には他の成分も含まれている可能性があります。さらに、成分の表示順序は固定されていないため、どの成分がどれだけ含まれているのかは明確にはわかりません。

ミノン薬用シャンプーの成分表

【有効成分】グリチルリチン酸2K【その他の成分】ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、BG、POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、安息香酸Na、パラベン、香料、ヒドロキシエタンジホスホン酸液

各メーカーによって成分の並び順は異なりますが、一般的には洗浄成分や防腐剤などはまとめて表記されることが多いです。上記の成分表からはヤシ由来のアミノ酸系界面活性剤とベタイン系の両性界面活性剤が主要の洗浄成分であることが読み解け、優しい洗浄力を持っていることが理解できます。

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これら踏まえると、おおまかにそのシャンプーについて知ることができます。

毛髪の構造:シャンプーの成分はどのように働きかける?

毛髪の構造。コルテックス、メデュラ、キューティクルについて。

シャンプーの成分を理解するためには、毛髪の構造について知ることが重要です。それぞれの層に対して、シャンプーの成分がどのように働きかけるか見ていきましょう。

キューティクル:髪の外側の保護層

キューティクルは髪の外側を保護する役割を果たす「うろこ状」の保護層です。

ダメージを受けたキューティクルは開き、パサツキの原因に。ツヤが失われ、髪に必要な成分も流出しやすくなります。

強い洗浄力をもったシャンプーはキューティクルを開くことがあり、摩擦によるダメージや紫外線による影響を受けやすくなり、枝毛や切れ毛の原因となることがあります。

コルテックス:髪の主要な部分

コルテックスは髪の色や強さを決定する層です。シャンプーの成分は、この層のタンパク質を補修し、髪の健康を維持することを目指します。

洗浄力の強いシャンプーはコルテックス内の水分や油分を取り除くことがあり、これにより髪が乾燥しやすくなります。

2種類のコルテックス細胞

  • パラコルテックス
  • 水を吸いにくいため膨張しにくい。パラコルテックスが多いと硬毛に寄る。

  • オルトコルテックス
  • 水を吸いやすいため膨潤しやすい。オルトコルテックスが多いと軟毛に寄る。

コルテックス細胞にはパラコルテックスとオルトコルテックスの2種類が存在し、配置バランスが整っているとくせやうねりのない直毛ヘアに。逆に配置バランスが偏っていると湿気の影響を受けやすく、うねり髪になりやすい状態に。

遺伝やホルモンバランス、栄養状態などからバランスを崩すと言われています。美しい髪を保つには、シャンプーの成分だけでなく、ストレスケアや食事にも目を向けましょう。

メデュラ:髪の中心部

メデュラは髪の中心に位置する層です。産毛や赤ちゃんの髪、ブロンドヘアには存在しないと言われています。

シャンプーの成分が直接作用することは少ないですが、全体的な髪の健康には欠かせない部分です。

キューティクルやコルテックスが適切に保護されていないと、メデュラも外部のダメージを受けるリスクが高まります。

まとめ

今回はシャンプーの洗浄成分や美髪成分をご紹介しました。

毎日使うものだからこそ、自分に合った成分が配合されたアイテムを選びましょう。

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