育毛成分を毛髪診断士が徹底解説!発毛剤との違いや正しい使い方、女性の薄毛についてまとめました

薄毛ケア

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育毛剤を選ぼうと思って成分表をみても、難しい名称が記載されているだけで、その成分にどんな効果があるのかまでは分かりませんよね。

今回は、女性用育毛剤に含まれる代表的な有効成分や、タイプ別に分けた成分を詳しく解説していきます。

吉田
これから育毛剤を選ぶ方も、今使用している育毛剤の効果を知りたい方も参考にしてみてくださいね。

育毛剤とは

育毛剤使用写真

医薬部外品の育毛剤は、頭皮の血行を促進することで、毛髪を作り出す細胞部分に必要な栄養を届け、健康的に育てる効果が期待できるアイテムです。

また、強く太い毛髪を育てるために必要な土台である頭皮のトラブルを改善・予防。

毛髪を育てる環境を作ることで『健康的に育ててる・抜け毛を防止する・発毛を促進する』という効果につながります。

そのため、薄毛や抜け毛の悩みがある方だけではなく、フケやかゆみ・炎症などの頭皮トラブルを抱えている方・薄毛を予防したい方など、幅広い方が使用できるのも特徴です。

育毛剤と発毛剤の違い

発毛剤は『髪を生やす』ことを目的としたアイテム。

医薬品である発毛剤には、ミノキシジルというAGA(男性型脱毛症)の治療薬が配合されています。

そのミノキシジルが、髪を生やす細胞部分に直接作用し発毛を促進する効果があり、育毛剤よりもパワーアップした物と考えていいでしょう。

その分、発毛剤は副作用を伴います

吉田
育毛剤と発毛剤の違いを知らない方は、どちらにも同じ効果を期待してしまいそうですね

副作用について

育毛剤・発毛剤に副作用はあるのか。

結果から伝えると育毛剤に含まれる成分で重い副作用が起きることはありません。(もちろん軽微な副作用が起きる可能性はゼロではありません)

発毛剤(ミノキシジル外用薬)の副作用には、下記のようなものが存在します。

  • かゆみ
  • 手足のむくみ
  • 頭痛
  • 頭皮の発疹・発赤
  • かぶれ・フケ
  • 胸の痛み

肌に合わない育毛剤を使用した場合でも、頭皮のかゆみなどの症状が出る場合もありますが、発毛剤とは異なり育毛剤は比較的肌に優しく作られている物が多く、副作用の心配なく使用できるでしょう。

育毛剤・発毛剤、どちらも使用者全員に必ず副作用が起きる訳ではないので、そこは覚えておきましょう。

代表的な育毛有効成分

成分写真

育毛剤には様々な有効成分が配合されています。
その種類は豊富にありますが、ここでは育毛剤の有効成分として主に配合されている代表的なものを解説します。

センブリエキス

かわいらしい花を実らせ、当薬とも呼ばれるリンドウ科の植物から抽出したエキス。
漢方薬の一種として昔から使われてきました。

センブリに含まれるスウェルチアマリンなどにより、血行促進効果・毛細血管増強の効果が得られ、それによって発毛に必要な栄養を毛根まで届けることができ、発毛促進につながります。

また、センブリエキス中のアマロゲンチンという成分が、毛乳頭細胞の活性化を起こし細胞分裂の活性化をサポートします。

抗酸化作用があることも分かっており、そのバランスの良さからも多くの育毛剤に有効成分として配合されています。

グリチルリチン酸ジカリウム

甘草(カンゾウ)から抽出された漢方薬の一種で、実に約60~70%の漢方薬に処方される成分です。

優れた抗炎症効果がフケやかゆみを改善・予防し、頭皮環境を守ります。

抗アレルギー作用もあり、肌への刺激も少ないため女性の薄毛との相性が良いのも特徴です。

ニンジンエキス

多くの効能が確認されている、高麗人参の根から抽出したエキス。
漢方薬として数千年前から使用されてきました。

ニンジンエキスは血行促進効果が高く、それはニンジンエキス中のサポニンという成分の種類と量が非常に豊富であるためです。

さらに、抗酸化作用・抗菌作用・保湿効果・栄養補給・炎症予防効果があり、頭皮環境を整えることに期待できます。

塩酸ジフェンヒドラミン

頭皮のかゆみ・炎症を抑え、血行を促進させる効果があります。

毛母細胞に、十分な栄養を届けるのにも有効な成分です。

くしゃみや鼻水、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの作用を抑えるので、風邪薬や鼻炎薬などにも配合されています。

ニコチン酸アミド

ビタミンB群の一種で、ナイアシンアミド・ビタミンB3とも呼ばれる成分。

血行促進効果があり、血流が良くなることで毛乳頭へ毛髪に必要な成分を届けることができます。

それによって発毛を促進。抜け毛を防ぎ、育毛サイクルを整える効果も。

塩酸ピリドキシン

塩酸ピリドキシンは、ビタミンB6の一種で、毛髪の成長に欠かせないビタミンです。

血行を促進する作用があり、毛髪の成長を助けます。

また、皮脂抑制効果もあり、頭皮の匂いやフケなどのトラブル防止にも効果を発揮します。

病院などでは、貧血の薬にも使用され、取りすぎによる問題もない成分です。

エチニルエストラジオール

女性ホルモンの一種であるエストラジオールを元に作られた成分です。

更年期障害や、生理不順などの薬にも使用されています。

女性ホルモン減少によって起こる、男性ホルモンの活性化を抑制し、毛量を増やす効果に期待できる成分です

D-パントテニルアルコール

市販で販売されている『パンテーン』の名前の由来にもなった成分。

プロビタミンB5というビタミンB5の前駆体成分です。

育毛・脱毛防止・発毛促進・新陳代謝の活性化・肌荒れ・かぶれ・日焼け防止・かゆみ・白髪防止・ストレス抗体作用など、様々な効果があります。

毛髪を成長させるための大切な土台である頭皮環境を守り、育毛に必要な新陳代謝を活発にすることで育毛サイクルを整え、発毛を促進する成分です。

酢酸DL‐α‐トコフェロール

ビタミンE誘導体の一種。
血行促進効果が高く、優れた抗炎症効果も持ち合わせています。

肌に優しい成分で育毛剤以外にも、デリケート肌用のスキンケア化粧品や日焼け止め、洗顔料などに使用されている成分です。

凝り固まった頭皮の血流を良くすることで、毛髪の成長に必要な栄養を毛乳頭まで届け育毛を促進する効果があります。

また、酢酸DL-α-トコフェロールは過剰な皮脂分泌による頭皮の炎症や毛穴のつまりを改善する効果もあるので、育毛に適切な頭皮環境を作り、育毛サイクルを整えます。

育毛成分一覧|タイプ別に解説!

成分名 血行促進 毛母細胞活性化 抗炎症 保湿 皮脂抑制 抗酸化 男性ホルモン抑制 栄養
センブリエキス
ニンジンエキス
イチョウ葉エキス
ナイアシンアミド
(ニコチン酸アミド)
トウガラシエキス
エビネエキス
塩化カルプロニウム
セファランチン
センキュウエキス
ニンニクエキス
トウキエキス
t-フラバノン
アルギニン
加水分解酵母エキス
ビワ葉エキス
りんご幹細胞
グリチルリチン酸ジカリウム
(グリチルリチン酸2K)
アルニカエキス
オウゴンエキス
ゴボウエキス
マツエキス
コラーゲン
サクラ葉抽出液
セラミド2
ホホバ油
ユキノシタエキス
D-パントテニルアルコール
アマチャヅルエキス
グリセリン
(濃グリセリン)
アロエベラ葉エキス
海藻エキス
(褐藻エキス)
オドリコソウエキス
シャクヤクエキス
エイジツエキス
ローズマリーエキス
フィチン酸
トコフェロール酢酸エステル
ダイズエキス
ヒオウギ抽出液
アカツメクサ花エキス
プラセンタエキス
ノコギリヤシ
チョウジエキス
亜鉛
アミノ酸
加水分解ケラチン
塩酸ジフェンヒドラミン
塩酸ピリドキシン
エニチルエストラジオール

血行促進効果のある成分

センブリの花写真

毛母細胞が毛髪を作るときに必要な栄養素や酸素は、毛細血管から毛乳頭へ供給されています。

血行が悪くなると、毛乳頭から毛母細胞へ栄養を届けられず、薄毛の原因に。

薄毛を解消するなら、頭皮の血行を促進する成分が必要不可欠です。

育毛成分の中で、血行促進効果のある代表的な成分を紹介します。

センブリエキス

【血行促進・抗酸化】
血行促進効果はもちろん、センブリの中に含まれるアマロゲンチンなどの成分が毛乳頭細胞の活性化を促進する。
抗酸化作用もあるため、頭皮の老化防止にも期待できる。

ニンジンエキス

【血行促進:抗菌・殺菌作用】
ニンジンエキスに含まれるサポニンという成分が、血行促進効果を出します。
抗菌作用・抗酸化作用・保湿・代謝の促進・頭皮への栄養補給などの効果があるため、頭皮のフケやかゆみの予防など、頭皮環境を整える働きにも期待できる成分です。

イチョウ葉エキス

【血行促進】
イチョウの葉から抽出したエキス。
血流の巡りをサポートする。

ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)

【血行促進・毛母細胞活性化】
ナイアシンアミドはビタミンB3で、血流を良くする作用がある。
毛母細胞が活性化し、発毛を促進。育毛サイクルを整える効果がある。

トウガラシエキス

【血行促進:毛母細胞活性化】
適度な刺激を頭皮に与えることにより、血行促進効果を与える。
血行が促進することで、必要な栄養素を毛乳頭に届けることができ、毛母細胞が活発になり代謝が良くなる。
トウガラシエキスの刺激が、毛根が開き育毛剤を浸透しやすい環境にする働きもある。

エビネエキス

【血行促進】
エビネランという蘭科の植物の根から抽出。
直接的な育毛効果はないが、血行促進効果が高く、頭皮の環境を整える作用がある。

塩化カルプロニウム

【血行促進】
血行促進効果があり、それによって毛乳頭へ栄養を届け発毛促進効果を出します。

セファランチン

【血行促進】
ツヅラフジ科のタマサキツヅラフジから抽出した。
毛細血管を拡張して血行を良くする成分です。さらに毛母細胞の細胞分裂を促進する作用もあると言われる。

センキュウエキス

【血行促進・抗炎症】
血流改善効果があり、抗炎症作用もある。
頭皮の炎症を改善し、血流を良くすることで育毛環境を整える成分。

ニンニクエキス

【血行促進・毛母細胞活性化】
血行促進効果・新陳代謝の向上、抗酸化作用、殺菌作用、細胞分裂の促進など様々な効果が期待できる成分です。

トウキエキス

【血行促進・抗炎症・保湿】
セリ科の多年草であるトウキ(当帰)から抽出されたエキス。漢方薬として使用されてきた。
血行促進効果があり、頭皮の血行が良くなることで栄養を毛根に届けることができ、発毛促進につながり抜け毛を防ぐことができる。
抗炎症・保湿効果も持ち合わせているため、頭皮トラブルを改善し頭皮を老化から守る効果にも期待できる。

毛母細胞活性化

ビワの葉写真

毛母細胞は、毛髪の元となる細胞です。
毛乳頭から栄養を受け取り、それを元に細胞分裂を繰り返し毛髪を作ります。

毛母細胞が活性化することで、発毛を促進することができます。

毛母細胞の活性化につながる代表的な成分一覧を紹介します。

t-フラバノン

【毛母細胞活性化】
t-フラバノンは、花王が独自に開発した成分。
毛母細胞増殖促進効果があり、ヘアサイクルが退行期・休止期に誘導されることを抑え、成長期を保つ働きがあります。

アルギニン

【毛母細胞活性化・保湿】
「成長ホルモンの生成と放出」において重要な働きをする。毛母細胞(毛包)の老化を抑える働きも。また、血行促進作用もあり、育毛において必要な成分。

加水分解酵母エキス

【毛母細胞活性化】
毛母細胞を増殖させる効果に期待できる。髪の成長を強力にサポートする成分。

ビワ葉エキス

【血行促進・毛母細胞活性化・抗炎症】
ビワの葉から抽出したエキス。クエン酸・タンニン酸・リンゴ酸・サポニン・アミグダリンが含まれている。
アミグダリンには、血液を浄化する働きがあり、抜け毛防止や頭皮を健康に保つ土台作りをします。
ビワ葉エキスは、毛乳頭細胞を増やす働きがあり、さらに乱れたヘアサイクルを正常に戻す働きもします。
白髪を予防・改善する効果にも期待される成分です。

リンゴ果実培養細胞エキス(りんご幹細胞)

【毛母細胞活性化:抗酸化】
毛髪を生み出す細胞を若々しく保つ作用。
老化した細胞を活性化し、回復させることにより毛髪や頭皮の老化を防ぐことができる。

抗炎症成分

甘草の写真

頭皮トラブルを改善しないままだと、健康的な毛髪を作り出すことが難しくなります。

頭皮の炎症やフケ・かゆみなどを沈静させる成分が育毛剤には配合され、頭皮環境を整えていきます。

育毛剤の成分中、抗炎症効果のある代表的な成分を紹介します。

グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)

【抗炎症】
育毛剤の有効成分として配合されることが多い成分。
抗炎症作用が優れており、頭皮の炎症を改善・予防する成分。
菌の増殖を防ぐこともできるので、フケなどを改善する効果も。

アルニカエキス

【抗炎症・血行促進】
日本では『ウサギギク』と呼ばれるキク科の植物から抽出したエキス。
昔から民間薬として使用されてきました。
抗炎症効果があるため、頭皮のフケや炎症・かゆみなどのトラブルを防ぎます。

オウゴンエキス

【抗炎症・男性ホルモン抑制作用】
シソ科のコガネバナ(黄金花)の根から抽出下エキス。抗炎症や保湿、抗アレルギー抗酸化などの働きがある。男性型脱毛症(AGA)の原因酵素の抑制効果も確認されている。

ゴボウエキス

【抗炎症・血行促進・保湿】
頭皮の炎症を防ぎます。また、血行促進作用や保湿効果もあるため、頭皮環境を正常に保ち、頭皮を乾燥から守ります。

マツエキス

【抗炎症・抗菌作用】
松ぼっくりから抽出されるエキス。
抗炎症・抗菌作用があり、頭皮を清潔に保ちながら荒れを防ぎ、頭皮環境を整えます。

保湿成分

ユキノシタの花写真

女性の頭皮は乾燥しやすく、とてもデリケート。

乾燥や刺激によって、頭皮が硬くなり炎症・フケ・かゆみなどを起こします。

そうなると、毛母細胞の活動を鈍化させ薄毛の原因にもなります。

頭皮の保湿はとても大切です。

頭皮の保湿に効果的な代表的な成分を紹介します。

コラーゲン

【保湿】
コラーゲンは、タンパク質の一種。
頭皮をうるおわせるだけでなく、毛髪にハリやうるおいを与える。

サクラ葉抽出液

【保湿・抗酸化】
保湿によって乾燥による頭皮トラブル(フケやかゆみなど)を防ぐ。
また、健康的な毛髪を生み出すために、頭皮環境を整える。
抗酸化作用もあり、細胞の老化を防ぎ、健康的な毛髪を作り出すサポートをしている。

セラミド2

【保湿・抗酸化】
セラミド2は、肌の水分バランスを整える効果があります。その割合は2割程度をしめるので、とても重要な成分と言えます。
頭皮を乾燥から守り、バリア機能を高める。頭皮をフケやかゆみなどの頭皮トラブルから守り、健康的な毛髪を作るための土台を作るサポートをする効果があります。

ホホバ油

【保湿】
肌なじみの良いオイルで、低刺激なため肌質を選ばずに使用できる成分。
頭皮にうるおいを与え、硬くなった頭皮を柔らかくする作用を持ちます。
硬くなったままの頭皮は、健康的な毛髪を育むのに適していません。
頭皮を柔らかくすることにより、頭皮環境を良好にし、抜け毛なども防いでいきます。
また、保湿だけでなく抗菌作用・抗酸化作用も期待できるため、頭皮トラブルを防ぐことができます。

ユキノシタエキス

【保湿・抗炎症・抗酸化】
ユキノシタから抽出された植物エキスは、保湿効果があり、頭皮のバリア機能を整え、肌荒れを防ぎます。
強い抗酸化・抗炎症効果もあるため、昔から活用されてきた植物です。

D-パントテニルアルコール

【保湿・代謝促進】
育毛剤やシャンプー・化粧品など多くの製品に使用される有効成分。
保湿効果はもちろん、代謝を上げてヘアサイクル改善効果や抗酸化力もあるため、頭皮の健康を保つ働きをする。

アマチャヅルエキス

【保湿・抗菌・抗酸化・収れん】
アマチャヅルエキスは、ウリ科のツル植物の葉から抽出したエキス。
高い保湿力があり、収れん作用もあるため頭皮環境を整える成分です。

グリセリン(濃グリセリン)

【保湿】
グリセリンは、育毛剤をはじめ化粧品やヘアコンディショニング剤、口腔ケア剤など多様な製品に使用されています。
食べても無害で、安心できる物質です。
グリセリン自体には育毛効果はありませんが、その高い保湿力で頭皮を柔らかくしたりなど乾燥した頭皮にうるおいを与える目的で配合されています。

アロエベラ葉エキス

【保湿・抗菌作用】
頭皮にうるおいを与えて、乾燥から起こるトラブルを防ぎ、頭皮に弾力を与え育毛成分が浸透しやすい環境を作る。
さらに抗炎症・抗菌作用も持ち合わせているため、フケやかゆみなどを改善し、頭皮環境を良好に保つ効果にも期待できる。

海藻エキス(褐藻エキス)

【保湿・毛母細胞活性化】
もずくやわかめ、昆布などの褐色をした海藻から抽出されるエキス。
ミネラルなど毛髪に必要な栄養が豊富に含まれている。
保湿効果で、頭皮を乾燥から守りうるおいを与え肌のバリア機能を高める。

皮脂を抑制する成分

オドリコソウの花写真

女性の頭皮は乾燥しがちだと伝えましたが、中には乾燥によって皮脂が過剰に分泌される場合もあります。

皮脂は頭皮を守る重要な役割を果たしていますが、過剰に分泌されることで毛穴詰まりの原因となり、逆に頭皮環境が乱れることに。

シャンプーで皮脂を洗い流せますが、それでも皮脂分泌を正常化することはできないため、育毛剤には皮脂過剰分泌抑制効果のある成分が配合されています。

育毛剤に含まれる代表的な皮脂過剰分泌抑制成分を紹介。

オドリコソウエキス

【皮脂過剰分泌抑制・抗炎症】
踊子草(オドリコソウ)の花・茎・葉から抽出した成分。
オドリコソウには、皮脂の過剰分泌を抑え正常に改善する効果や、収れん作用、消炎効果があります。
頭皮環境を整えてくれる成分です。

シャクヤクエキス

【皮脂過剰分泌抑制・保湿・血行促進】
シャクヤクの根から抽出したエキス。
皮脂バランスを整える効果がある。また、育毛剤の成分を浸透しやすい環境にする。
他にも血行促進・抗炎症作用などがあり、頭皮環境を改善する効果に期待できる。
さらに保湿効果も備わっており、頭皮にうるおいを与える成分です。

エイジツエキス

【皮脂過剰分泌抑制】
エイジツは、バラ科の野イバラの実を乾燥したものです。
生薬として昔から使用されてきました。
エイジツには、過剰な皮脂分泌を抑制しバランスを整える作用や、肌を引きしめる収れん作用があるため、キメの整った美肌へ導く効果があります。

抗酸化成分

ローズマリー写真

体に取り込んだ酸素の一部が他の物質と結合し、高い酸化力を持つ物質に変化したものが活性酸素です。

この活性酸素が、細胞の老化を促進させてしまいます。

『抗酸化』成分とは、活性酸素を作らせない・無毒化する・活性酸素によって傷つけられた細胞を修復する成分。

エイジングケア効果と聞けばピンとくる方も多いでしょうが、育毛剤にも頭皮のエイジングケア効果を出すために、抗酸化成分が配合されています。

育毛剤に配合される代表的な抗酸化成分を紹介。

ユキノシタエキス

【抗酸化・抗炎症・保湿】
抗酸化作用に優れた成分。
紫外線による活性酸素を抑え、頭皮のエイジングケア効果がある。
また、抗炎症効果もあるため頭皮環境を改善する効果も。

ローズマリーエキス

【抗酸化・血行促進】
血行促進効果もあり、抜け毛やフケなどを防ぐ効果があります。
ローズマリーエキスの主成分であるロズマリン酸には、抗酸化作用もあるため頭皮のエイジングケアに有効な成分です。

フィチン酸

【抗酸化・血行促進】
強力な抗酸化作用があるため、頭皮の老化を防ぐ効果に期待できる。
また、血行促進効果もあるため毛母細胞への栄養素の運搬が可能。発毛を促進し、抜け毛を防ぐ効果に期待できる。

トコフェロール酢酸エステル

【抗酸化・血行促進・抗炎症】
トコフェロール(ビタミンE)には抗酸化作用があり、頭皮細胞の老化を防ぐ効果がある。
抗炎症作用もあり、頭皮の炎症やフケ・かゆみを予防し改善する効果もあります。
血行促進作用もあり、必要な栄養を毛乳頭へ届ける働きも。

サクラ葉抽出液

【保湿・抗酸化】
保湿によって乾燥による頭皮トラブル(フケやかゆみなど)を防ぐ。
また、健康的な毛髪を生み出すために、頭皮環境を整える。
抗酸化作用もあり、細胞の老化を防ぎ、健康的な毛髪を作り出すサポートをしている。

男性ホルモン抑制に関わる成分

大豆写真

男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素と反応すると活性型男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)を作り出してしまいます。

そのジヒドロテストステロンが、細胞分裂を阻害するなどの悪影響を与え、薄毛の原因になるのです。

それを抑制してくれる成分や、女性ホルモン類似成分が育毛剤の種類によっては配合されています。

育毛剤に含まれる代表的な男性ホルモン抑制成分を紹介。

ダイズエキス

【男性ホルモン抑制作用・保湿・抗炎症】
ダイズに含まれるイソフラボンが女性ホルモン『エストロゲン』と似た作用をする。
男性ホルモンの分泌を抑え、抜け毛を防ぐ効果があります。
保湿やエイジングケア、抗炎症、細胞活性化などの効果もあり、頭皮環境を良好に保ち、新しい健康的な毛髪を生やすサポートをしてくれます。

ヒオウギ抽出液

【男性ホルモン抑制作用・抗炎症】
ヒオウギという植物の根っこから抽出されるエキス。
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする『イソフラボン誘導体』という成分を豊富に含んでいる。
イソフラボンは豆腐などに含まれるポリフェノールの一種です。
イソフラボンには、ヒアルロン酸やコラーゲンの働きを促進する働きもあり、保湿効果にも期待できる。
また、男性ホルモンを活性化させる5αリダクターゼの働きを低下させることも確認されている成分です。抗炎症作用もあります。

アカツメクサ花エキス

【男性ホルモン抑制作用】
ビオカニンAという女性ホルモン類似物質であるイソフラボンが含まれており、5αリダクターゼを抑制する効果がある。

プラセンタエキス

【男性ホルモン抑制作用・血行促進】
ホルモンバランスを調整する働きがある。男性ホルモンの過剰分泌を抑制することで、薄毛や抜け毛の改善効果があります。
また、血行促進効果があり毛母細胞に充分に栄養を届ける役割も担う成分。

ノコギリヤシ

【男性ホルモン抑制作用】
ノコギリヤシはハーブの一種です。
活性型男性ホルモンの原因となる、5αリダクターゼを抑制する作用がある。

オウゴンエキス

【男性ホルモン抑制作用・抗炎症】
シソ科のコガネバナ(黄金花)の根から抽出下エキス。抗炎症や保湿、抗アレルギー抗酸化などの働きがある。
活性型男性ホルモンの元になる5αリダクターゼの抑制効果も確認され、薄毛の進行を遅らせる。

チョウジエキス

【男性ホルモン抑制作用・抗炎症】
チョウジノキの花蕾から抽出したエキス。
チョウジエキスに含まれる「オイゲニルグルコシド」という物質が、5αリダクターゼを抑制する作用を持つ。
さらに、頭皮の炎症を抑える効果や血行促進効果もあり、フケやかゆみの改善や頭皮を健康に保ち育毛をサポートする効果があります。

毛髪の栄養になる成分

カキ(亜鉛)の写真

毛髪の80%ほどは、タンパク質で構成されています。
そのタンパク質中の約90%は『ケラチンタンパク』。

ケラチンは18種のアミノ酸で作られます。

また、毛髪を作り出すうえで亜鉛は欠かせない成分。

毛髪に必要な栄養素を届けることで、育毛に大きな影響を与えます。

育毛剤に配合された代表的な栄養を紹介。

亜鉛

亜鉛はミネラルの一種。
亜鉛が無いとタンパク質(ケラチン)が合成できずに、抜け毛が増え、新しい髪を作り出すことができなくなります。
亜鉛を摂取することにより、他の栄養素も髪に行きわたるようになる。亜鉛不足は、抜け毛や薄毛・白髪などの原因にも。

アミノ酸

ケラチンの元になる成分。
食材からでも摂取できるが、育毛剤にも必要なアミノ酸が配合されていることが多い。

加水分解ケラチン液

毛髪を構成しているケラチンタンパク質を加水分解して得られる、ポリペプチドの水溶液。
保湿効果があり、肌荒れ防止目的でも配合される。
システインを多く含むため、毛髪にハリコシを与える。

正しい育毛剤の使い方

育毛剤に配合されている成分内容を把握するのも大切ですが、実際に効果を得るために育毛剤の使い方も大切。

育毛剤を使用して効果がないと思っている方は、使い方を間違えている可能性があります。

育毛剤の使用方法

  1. 洗髪後7割ほど乾かした後に使用する
  2. 髪をかきわけ頭皮に直接塗布する
  3. 頭皮全体に塗布する(薄毛の気にならない部分にも使用する)
  4. 1~2分ほど時間を置いてから頭皮マッサージをする
  5. 自然乾燥か冷風で乾かす
  6. 1日2回塗布する

洗髪後の清潔な頭皮に塗布する

洗髪写真

まず、育毛剤は洗髪後の清潔な頭皮に塗布することが大切です。

髪にスタイリング剤が付着したままの状態だったり、毛穴に皮脂がたまった状態で育毛剤を使用しても効果は得られません。

1日分の汚れをしっかりとシャンプーで落としましょう。
シャンプーやトリートメントは、毛穴つまりの原因にならないようにしっかり洗い流すことも大切です。

7割ほどドライヤーで乾かしたやや湿った状態に塗布する

ドライヤーで乾かしている写真

洗髪が終わったとは、しっかりとタオルドライをしましょう。

その後7割ほどドライヤーで乾かし、育毛剤を塗布します。

完全に頭皮が乾ききっていない状態が、1番効果を得やすいタイミングです。

お風呂上がりのやや湿った状態の頭皮は、血管が拡張し血流が良くなり、毛穴が開いているので、育毛剤の浸透が良くなっています。

水分がありすぎると、せっかく育毛剤を塗布しても水分と混ざりあい髪の方へ流れてしまうので効果が半減してしまいます。

髪をかき分けて直接頭皮に塗布する

育毛剤を直接頭皮に付けている写真

写真のように髪をかき分け、育毛剤を頭皮に当てて直接頭皮に塗布しましょう。

育毛剤の先端は、ノズルタイプやスプレータイプなど様々ですが、頭皮に付けないと効果は得られません。

ノズルタイプは直接頭皮に付けやすいメリットがありますが、スプレータイプのものも髪をかき分けて頭皮に付くように工夫して使用してください。

頭皮全体に塗布する

育毛剤がもったいないからといって、薄毛の気になる部分だけに塗布するのは間違いです。

頭皮全体に塗布して気になる箇所だけ重ね塗りしてください。

育毛剤には、頭皮環境を整え抜け毛を防止する効果・血行促進によって髪に必要な栄養を毛根部分に届ける効果などがあります。

将来薄毛が進むのが心配な方は特に、脱毛予防として全体に塗布することが大切です。

浸透させてから頭皮マッサージで血行促進する

頭皮マッサージ写真

育毛剤を塗布してなじませた後は、1~2分時間を置いてから頭皮マッサージを行いましょう。

時間を置く理由は、育毛剤を塗布してすぐにマッサージを行ってしまうと、育毛剤を指でぬぐい落としてしまう可能性があるためです。

マッサージは、神経をリラックスさせ副交感神経の働きを活発にします。

また、頭皮マッサージによる振動圧が直接毛母細胞へアプローチをかけるので育毛に効果的だという研究結果が発表されています。

指の腹や手のひらをうまく使って、揉みほぐしましょう。

育毛剤によっては、頭皮マッサージのやり方も送ってくれるので参考にしてくださいね。

注意点

  • 爪を立てて頭皮を傷つけない
  • 力を入れすぎず、気持ちいいと思うくらいの力で行う

自然乾燥かドライヤーの冷風で乾かす

ドライヤー写真

育毛剤を付けた後に温風で乾かすと、育毛成分が蒸発する可能性があります。

頭皮マッサージまで終わったら、自然乾燥で完全に乾いてから就寝するかドライヤーの冷風で乾かすのが正解です。

半端乾きだと、雑菌が繁殖してしまいます。
育毛剤を使用しないときも、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすのは大切です。

朝も使おう!朝晩1日2回育毛剤を塗布する

朝ヘアケア画像

育毛剤は朝晩1日2回使用しましょう。

忙しい朝だからこそ忘れずに使うことが大切です。

朝は洗髪する必要はありません。1日に何度も洗髪をしてしまうと、それが頭皮トラブルの原因になりかねません。

スタイリング剤を使う前に、育毛剤を使いましょう。

育毛剤の効果を得るには、『あせらない・あきらめない』ことが大切です。

女性薄毛の原因と効果的なケア

薄毛に悩む女性写真

では、女性の薄毛にはどのような原因があるのか見てみましょう。

大まかに分けるとこのような原因があることが分かりました。

女性の薄毛の原因

  • 女性ホルモンの分泌低下
  • 頭皮の血行不良
  • 頭皮トラブル
  • ストレス
  • 過度なダイエット

男性の場合はAGA(男性型脱毛症)が主な薄毛の原因だと言われていますが、女性の薄毛の原因にもFAGA(女性男性型脱毛症)があります。

女性ホルモンが低下し、男性ホルモンの分泌が活性化することで引き起こされるのです。

FAGAは『びまん性脱毛症』とも呼ばれます。

AGAのように局所的に薄毛になるのとは違い、女性の場合の多くは全体的な毛量が減る(びまん性脱毛症)という特徴があります

この症状には、女性ホルモン補助成分や男性ホルモンを抑制する成分が配合されている育毛剤を選ぶようにしましょう。

また、血行不良やストレス・生活習慣の乱れ・頭皮トラブルが原因となる薄毛は、ヘアサイクルが乱れている可能性があります。

薄毛の原因を解消し、ヘアサイクルを整えることが重要です。

そのために効果的なケアを紹介します。

薄毛に効果的なケア

睡眠をしっかり取る

睡眠をとる写真

薄毛を改善・予防するためには、毎日しっかりと睡眠を取ることが最も大切な要素の一つ。

睡眠時には、毛髪を育てる成長ホルモンが多く分泌されます。

入眠して2~3時間後に最も多く成長ホルモンが分泌されるため、最低でも6時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。

適度な運動を心がける

運動する女性写真

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を、習慣にするのも効果的です。

有酸素運動には、ストレスを発散したり自律神経やホルモンバランスを整える効果があります。

また、汗をかくことで毛穴にたまった老廃物を流したり、血行も良くなり育毛にとって効果的です。

質の良い睡眠を取ることにも効果的なので、時間の空いたときなどに実践してみましょう。

髪に良い栄養を取るように心がける

食事の中で、髪に良い栄養を摂取することも大切なポイントです。

毛髪はタンパク質は約80%以上を占めており、そのたんぱく質の90%ほどは『ケラチン』というタンパク質で形成され、ケラチンは18種のアミノ酸から成っています。

そのため、積極的にタンパク質やアミノ酸を摂取することが重要です。

また、必須ミネラルである亜鉛を摂取することも重要。

亜鉛は、摂取したタンパク質を毛髪に変えるために欠かせない成分です。不足することが無いように心がけましょう。

他にも薄毛を改善するために、必要な成分があります。

タンパク質 肉・魚・大豆など 髪の主成分になる成分
亜鉛 カキ・豚レバー・ウナギなど タンパク質を毛髪に変える際
必要な必須ミネラル
コラーゲン 豚足・手羽先・軟骨など タンパク質の一種
毛髪にハリコシを与える
ビタミンE ナッツ類・緑色野菜
ひまわり油など
血行促進作用
ビタミンA 豚レバー・バター
卵など
細胞分裂を正常に戻す
頭皮の健康を保つ
ビタミンC ピーマン(赤・黄)
ブロッコリー・キウイなど
コラーゲン生成をサポートする
ビタミンP 柑橘類・玉ねぎ・緑茶など ビタミンCのサポート
毛細血管の強化
ビタミンB群 レバー・まぐろ・さんまなど 皮脂の過剰分泌を抑制する

日常生活で摂取しきれない場合は、サプリメントの服用をおすすめします。

喫煙・過度なダイエット・飲酒を控える

医者写真

喫煙は、ニコチンが血行を悪くするため、白髪や薄毛へのリスクが高まります。
喫煙者は禁煙することで、薄毛への改善効果が期待できます。

過度なダイエットや偏食や絶食は、毛髪に必要な栄養素が補えず薄毛を進行させてしまいます。

食事でのダイエットは、必要な栄養素を摂取することを忘れず、運動でのダイエットをメインにするようにしましょう。

アルコールを摂取することにより、肝臓に負担をかけてしまいます。

肝臓は、タンパク質を合成する働きがあり、毛髪の育成に関して密接に関わりがあります。

過度な飲酒や日常的な飲酒は避けるようにしましょう。

正しいヘアケアをする

ヘアケアに悩む女性写真

薄毛を改善するためには、正しいヘアケアをすることも大切です。

間違ったヘアケアは、薄毛のリスクを高めます。

その中でもシャンプー選びは重要です。

毎日使用するシャンプーですが、洗浄力が高いものを使用すると頭皮の乾燥につながります。

しかし、皮脂やホコリなどを落とし頭皮を清潔な状態にすることも重要なのです。

ラウリル硫酸Naやラウリル硫酸Naなどの高級アルコール系・オレフィン酸系・石けん系シャンプーは避けましょう。

おすすめは刺激が少なく肌に優しいアミノ酸系シャンプーです。

シャンプーやトリートメントをした後は、しっかり流してください。
頭皮に残ると毛穴に詰まる原因になります。

入浴後にはしっかり髪を乾かし、湿った状態が長くならないようにしましょう。

乾かさずに放置していると、雑菌が繁殖してしまいます。

また、整髪料などを直接頭皮に付けることは避けましょう。

育毛剤を使用する

育毛剤使用写真

薄毛に悩む方は、育毛剤を使用することが薄毛改善への近道です。

育毛剤を使用し、血行促進・頭皮環境を整え、髪の元になる栄養を届けることで頭皮トラブルや薄毛・抜け毛を予防することができます。

育毛剤を選ぶ際は、成分内容はもちろん、続けやすい価格や使用感を基準に選ぶようにしてください。

育毛剤は効果が出るのが遅い?

育毛剤は効果がない、効果が出ないという声を多く聞きます。

効果の出方や期間は、人それぞれで違うと思いますが、元々効果が出るまでに時間がかかるアイテムです。

なぜなら毛髪にはヘアサイクルがあるから。

毛髪1本1本は、異なったヘアサイクルを持ち、薄毛に悩む方はヘアサイクルの乱れを改善することが重要になります。

ヘアサイクル画像

何らかの原因で乱れたヘアサイクルは、成長期が通常よりも短く、休止期が長いといった特徴があります。

簡単にいうと、健康的な人よりも1本1本の髪の寿命が短いのです。

育毛剤を使用して薄毛を改善しようとすると、まず休止期に入っている毛髪を促進し成長期に促します。

毛髪は1日約0.3ミリ・1ヵ月1cm伸びます。

目視で毛量が増えたと思えるまでには、時間が必要です。

そのため、育毛剤を使用してから約6ヵ月ほどは目に見える効果は実感できない可能性が高く、根気強く使用する必要があります。

出産後脱毛症について、対処法も

妊婦写真

出産後は、抜け毛で悩む方がとても多いです。

『出産後脱毛症』『分娩後脱毛症』と呼ばれ、だいたい出産後2ヵ月~4ヵ月後に「抜け毛が増えた」と感じる方が多いようです。

しかし、個人差もありますが産後6ヵ月~1年後には徐々に新しい毛が生えてくるので、そこまで思い悩まないことが1番大切です

原因

ホルモンバランス

妊娠中は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が盛んになり、退行期に入る毛髪が成長期のままになります。

出産後にはエストロゲンの分泌が減り、ヘアサイクルが元に戻り、成長期のまま止まっていた毛髪が退行期・休止期に移行するので、抜け毛が一気に増えるのです。

これが1番の原因だと言われています。

出産・育児のストレス

出産は女性の身体に負担をかけ、体力が回復しないうちに育児がスタートします。

赤ちゃんのお世話が忙しく、充分な睡眠や食事の時間が取れない、ストレスを解消する時間がない、など何かと不規則な生活になります。

不規則な生活・ストレス・栄養不足が重なると、髪が育ちにくくなります。

頭皮環境が乱れる

出産後は、毎日が忙しく充分にケアをする時間が取れません。

お風呂も素早く終わらせ、シャンプーやトリートメントなどを簡単に済ませてしまい、頭皮の毛穴に皮脂などが詰まりやすくなるのです。

また、産後は肌質が変わる方も多く、今まで使用していたシャンプーなどが肌に合わず頭皮トラブルの原因になったりもします。

また、高齢の方などは、産後の抜け毛が増え期間も長くなる傾向にあるようです。

対処法

産後抜け毛の対処法

  • タンパク質を積極的に摂る
  • できるだけ睡眠時間を確保する
  • 育毛剤を使用する
  • 頭皮に優しいシャンプーを利用する
  • 考えすぎない

個人差はありますが、産後の抜け毛は必ず起こります。

重要なのは『考えすぎない・気にしない』ことです。

考えすぎてしまうと、そのストレスがさらに薄毛を進行させてしまいます。

また、赤ちゃんが寝始めたら一緒に睡眠を取る・食事にはタンパク質や亜鉛などの髪に必要ね栄養素を積極的に摂るなどの工夫をしましょう。

育毛剤はや頭皮の美容液です。
気になる方は育毛剤を使用したり、頭皮に優しいシャンプーを利用するなど、アイテムを使うのも効果的です。

今まで見たことのないくらいの抜け毛見ると、不安になりますが出産後に髪が抜けるのは普通のこと。

『子供を生んだ後は髪が抜ける』これを理解しておくだけでも、過剰な不安を抱くことがなく安心して育児に専念できます。

妊娠中・産後でも使用できる育毛剤もあるので、見てみてくださいね。

育毛剤のよくある質問

男性用じゃなくて女性用を選んだほうがいいの?

女性は、女性用の育毛剤を使用しましょう。

簡単に男性用と女性用育毛剤の違いをあげると、

男性用育毛剤

男性は皮脂の分泌量が多いので、頭皮の老廃物や余分な皮脂を落とす成分が豊富

女性用育毛剤

デリケートで乾燥しがちな女性の頭皮に合わせて、頭皮にうるおいを与え保湿をする成分が多く配合されている。

これだけ見ても違いは明白です。

さらに男性用育毛剤には、清涼感を与えるメントールやエタノールの配合濃度が高く設定され、女性が使用すると乾燥してかゆみやフケなどの頭皮トラブルを発症する可能性があります。

薄毛が気になってきたから旦那さんの育毛剤使ってみよう、というのはNGですよ。

必ず女性用育毛剤を使うようにしてくださいね。

育毛剤はいつから使用していいの?

育毛剤は、何歳からでも使うことができます。

しかし、薄毛が少しでも気なっている方は早めに使用開始しましょう。

何も対策をしないまま過ごして、いつのまにか薄毛が進行してしまうと育毛剤ではなく発毛剤を使用することになってしまいます。

また、育毛剤は薄毛予防としても使えるので、将来薄毛に悩みたくないという方も気軽に始めてみることをおすすめします。

育毛剤やめるとどうなる?

薄毛の原因解決がされないまま育毛剤をやめると、それまでの効果も失われてしまします。

突然やめると状態が悪化する可能性もあるので、どうしてもやめたい場合は徐々に使用頻度を減らすなどして様子見をしましょう。

無香料でも匂いがする理由は?

無香料でも、原料自体の香りがする場合があります。

無香料とは、香料を使用していないという意味で香りが無いということではないのです。

必ず髪が生える訳じゃない?

育毛剤は、頭皮環境を整えて毛髪が生えてきやすい環境を作るアイテムです。

育毛剤を使って必ず髪が生えてくるという確証は無いので、覚えておきましょう。

しかし、女性の薄毛の場合は頭皮環境の悪化によって引き起こされる場合も多いので、その原因を解消することで発毛促進され、薄毛が解消されるケースも多く、個人差によるところが大きいと言えます。

頭皮に保湿は必要なの?

顔に保湿が足りないとつっぱるように、頭皮にも保湿が必要です。

お肌が乾燥肌なら、頭皮も同じく乾燥肌だと思っていいでしょう。

乾燥を防ぐためにも、頭皮の保湿剤である育毛剤を使用することをおすすめします。

健康な頭皮って?

目で見て、透明感のある青白い色をしていたら健康的な頭皮です。

また、フケなどが出ていない・細い髪が少ないことも健康的な頭皮を表しています。

自分では頭皮を見ることは難しいので、家族などに見てもらい確認しましょう。

薄毛は治るの?

男性の場合のAGAは、遺伝も関係してくるためケアだけで改善することは難しい場合も多いですが、女性の場合は、正しい頭皮ケアと生活習慣の見直しで改善するケースが多いです。

育毛に良い生活習慣を行い、プラスアルファで育毛剤を使用しながら薄毛改善に向けて取り組みましょう。

育毛成分についてまとめ

代表的な育毛成分をまとめました。

育毛剤はたくさんありますが、自分の薄毛タイプを見極めて効果的な成分が配合されたアイテムを使用しましょう。

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