CMで話題のリライズ髪色シャンプー。
珍しい泡タイプの白髪染めシャンプーなので、どれくらい染まるのか、どんな手触りに仕上がるのか、髪に悪い成分が配合されていないかなど、気になることも多いですよね。
そこでこの記事では、リライズ髪色シャンプーで白髪を染めて、仕上がりのカラーや手触りなどについて徹底調査。
気になる人は是非チェックしてみてください!
リライズ髪色シャンプーで白髪を染めてみた
早速、リライズ髪色シャンプーを使い色落ち効果を検証していきたいと思います。
まずは香りや泡立ちをチェック
ほんのりブラウンがかったとろみ系のテクスチャを泡立てネットでササッと泡立てると、あっという間に濃密泡になってくれました。
ラウレス硫酸Naをメインの洗浄成分としているため、泡立ちはかなり良好。ネットがなくてもしっかり泡立てられそうです。
結構香りが強く、フローラルの香りの中にヘアカラー剤が混じったような感じで個人的には苦手な香りでした。
リライズ髪色シャンプーで人毛白髪を染めてみた
回数を重ねるごとに深いカラーに染まっていき、10回目の使用でしっかりしたブラックに染めることができました。
青系の染料によって徐々に色づいていき、回数を重ねるごとに深い色に染まっていきます。週1程度のペースで使うことで、白髪染めの色あせを防いでキープしてくれそうです。
リライズ髪色シャンプー使用後の手触り
びっくりするくらい指通りが悪く、きしみます。
染毛前の毛束の毛先と比較するとパサつき・広がりも気になり、仕上がりは決して褒められるものではありませんでした。
しっかりと染まるものの、使用後の手のひらまできしむような感触があります。白髪染めシャンプーとは全く違いますね。
実際に使ったレビューまとめ
リライズ髪色シャンプーをおすすめできる人
- 健康毛の人
- カラーの持ちを高めたい人
- 洗浄力の高いシャンプーが好きな人
- 髪のダメージに悩む人
- 頭皮や毛髪の乾燥が気になる人
- 色んな髪色を試したい人
リライズ髪色シャンプーをおすすめできない人
リライズ髪色シャンプーは、なるべく手軽に白髪を染めたいけど、ヘアカラーなどによるダメージを抑えたいという人に向けたアイテム。
とはいえ、白髪染めシャンプーやトリートメントと比べると使用後の髪はゴワつきやすく、手軽に染められるもののややダメージ感が気になりました。
一度リライズで染めるとブリーチやヘアカラーで髪を明るくできず、黒髪以外に染めることができなくなります。詳しくは成分解析で紹介しますね。
リライズ髪色シャンプーの口コミ
リライズ髪色シャンプーの口コミを調査していきたいと思います。
今回は@コスメとAmazonにあった気になる口コミをピックアップ。
数件の口コミがあったものの、いい評価をつけがちなモニター品やキャンペーンプレゼントで使用している人が多く見受けられました。
購入者さんの口コミのみでご紹介していきたいと思います、
リライズ髪色シャンプーのいい口コミ
20210915【★7】「色あせ、白髪うきをおさえる」とあったので使ってみました!!
めちゃくちゃ良いです!!
普通に毎日これでシャンプー&コンディショナーしているだけなのですが
白髪染めの色持ちが良いというかいつもなら白髪がすぐ目立ってくるのが、気にならなくなっています。
いつもは1か月に1回、白髪染めに行かないと気になっていましたが今1か月半経ちますが、まだキープできています。引用:@コスメ購入者レビュー
アルカリイオンの藤子【★5】髪色シャンプー シャンプー 染毛料 ケアコンディショナー
化粧品の通販サイトで以前から気になっていたので購入しました!!!
白髪染めしたり、紫外線で、傷んだ髪の毛も、艶めき、しっとり纏まります!引用:@コスメ購入者レビュー
いい口コミで見受けられたのは美容室に行く頻度が減ったという口コミや、まとまりがでたというもの。
天然由来の着色染料が配合されていることで色持ちアップに貢献してくれているようです。
また、まとまりに関しての口コミはケアコンディショナーとの併用使いしている人の口コミでした。
リライズ髪色シャンプーの悪い口コミ
ともたろう【★2】成分表を見て予想はしていましたが、洗浄力が結構強くパサつきました。
髪の水分を持っていかれたという感じです。
普段はわりと素材にこだわったシャンプーを使い良い状態をキープできていたので(自己満)、やっぱりだめだったな、という感じでした。
ただ、洗浄力が高いシャンプーをお好みの方には喜ばれるかもしれません。2日続けて使う気になれないので、髪への着色がどうなのか判断できません。
白髪染めを繰り返している髪は手入れを怠ると生活感が出て情けなくなるので、この洗浄剤ではきびしいです(個人の感想です)。引用:購入者レビュー
私も懸念していましたが、洗浄力の高いラウレス硫酸Naを採用しているため普段洗浄力の優しいシャンプーを使っている人には仕上がりが気になるかと思います。
ダメージが蓄積されている人や乾燥肌の人は避けましょう。
リライズ髪色シャンプーの成分解析
全成分表
【全成分】水、ラウレス硫酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、エタノール、ココアンホ酢酸Na、ベンジルアルコール、PPG-3カプリリルエーテル、炭酸水素Na、エタノールアミン、イソデシルグリセリルエーテル、香料、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、亜硫酸Na、ポリクオタニウム-22、アスコルビン酸、ジヒドロキシインドール、ミリスチルアルコール、EDTA-3Na、水酸化Na
ここからはリライズ髪色シャンプーの成分についてご紹介していきたいと思います。
化粧品成分検定上級スペシャリストの資格を持つミッチー吉田が解説します。
洗浄力強めの洗浄成分を使用
先程軽く触れましたが、シャンプーの核であるメインの洗浄成分はラウレス硫酸Na。洗浄力が高く、優れた泡立ちを持つ反面、乾燥しすぎるというデメリットをもつ成分です。
頭皮に必要な油分も奪ってしまう可能性があるので、乾燥やかゆみが気になる人は注意しましょう。
注目成分:ジヒドロキシインドール
一番の注目成分は、麹の発酵技術を応用した製法のジヒドロキシインドール。
毛髪の表面にヴェールのように定着し色落ちを防いでくれる成分なので低ダメージなのですが、インドールはブリーチで色を落とすことができないのがデメリット。
今より明るい色に買えることができないため、髪をダークブラウンに染めることすらできなくなります。
染まっていない髪がボブの長さになるには2年ほどかかります。カラーを変更したければ、リライズの利用をやめて2年ほど経過したあと美容室に行きましょう。
保湿・補修成分
ダメージヘアに吸着するPPG-3カプリリルエーテルが多少まとまりを与えてくれますが、保湿成分や補修成分が頼りなく、洗浄力の強さも相まってすすぎ時にきしみを感じてしまいます。
毛髪内部のうるおいが不足してしまうと退色が早まってしまうため、保水・保湿力の高いトリートメントを併用してあげるのがおすすめです。
リライズ髪色シャンプーのまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事ではリライズ髪色シャンプーについてご紹介しました。
白髪染め効果を少しでも長持ちさせたい人にはおすすめできるシャンプーでした。
ただ、補修や保湿、美髪効果を求める人は他商品を選択するのがおすすめです。
他の退色防止シャンプーが気になる人はカラーケアシャンプーランキング記事を参考にしてください。
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