
乾燥で悩むことが多くなり、洗顔時のつっぱりやカサつきが気になり出す60代。
昔と同じ洗顔料では顕著に乾燥を感じやすくなってくることも。
そんな60代におすすめな洗顔料ランキングをご紹介します!
自分の肌に合った保湿感たっぷりな洗顔料を使って乾燥知らずのうるおい素肌へ導きましょう!
60代におすすめな洗顔の選び方
洗顔の種類・タイプで選ぶ
洗顔料にもさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットが存在します。
求める効果をもたらしてくれる洗顔をタイプ別に選んでみましょう。
主な洗顔タイプ
- フォームタイプ
- 泡洗顔
- ジェル洗顔
- 固形石鹸
一番主流なチューブタイプの洗顔。絞り出して泡立てて使用します。固形石鹸と比較すると洗浄力は控えめ。
手早く洗顔を終わらせることができると人気です。ただし泡がヘタっていたり、密度が微妙なこともあるので、忙しいときにもすぐ使える朝洗顔向けです。
泡よりも洗浄力控えめなことが多く、過剰な皮脂を落としたい人にはあまり向きません。
洗浄力は比較的強め。毛穴汚れまでしっかり落とせるのはメリットですが、皮脂を取り除きすぎる乾燥に繋がってしまうので配合成分のチェックが必須です。
慢性的な乾燥状態の人が多い60代は、洗浄力が強いもので皮脂を取りすぎると余計に乾燥してしまう傾向にあります。
そのため、おすすめはフォームタイプ。
ほとんどの洗顔料はこのタイプで作られており、入手しやすいことがメリットです。
また、一番やさしいと思われがちな『固形石鹸』は実は洗浄力が強いことがほとんどなので注意しましょう。
保湿成分が入っているものを選ぶ
うるおい不足で乾燥しがちな60代にとって、洗顔料の保湿成分の選択はとても重要。
洗顔料に保湿成分は必要ないと思われがちですが、洗顔時こそ一番肌バリアが弱ってしまうタイミングなんです。つまり、乾燥・刺激を防ぐためにも、保湿成分によって肌を守る必要があります。
年齢肌におすすめな保湿成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
- アミノ酸
- コラーゲン
- スクワラン
特におすすめなのがセラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸を配合した洗顔料です。
これらはもともと肌に存在するうるおい成分。配合があれば積極的に選んでくださいね。
まとめ:洗顔料の選び方
- 洗顔の種類・タイプで選ぶ
- 保湿成分が入っているものを選ぶ
60代洗顔料ランキング
60代におすすめの洗顔料を『Amazon・楽天・アットコスメ』などで人気のアイテムから独自にランキング化。
※すべて実際に使用しており、そのほかに読者アンケートや資格を保有するプロの成分分析も参考に決定しました。ランク付けの基準は以下の通りです。
ランキング選定基準
- 成分評価(洗浄成分)
- 保湿力
- 使用感(泡持ち)
- 口コミ(コスパ評価含む)
配合成分を分析して美容効果を持つ成分1つにつき0.3点~0.5加点しました。(点数配分は成分により変動します)
専門家調査に加えRoccoGirl読者アンケートを実施。洗顔後、肌につっぱった感覚や乾燥が見られないかを5段階評価でチェックしました。「全く乾燥しなかった」または「比較的乾燥しなかった」と答えた割合が70%以上の支持を得た商品に加点しています。
5段階評価で「とてもいい」または「いい」と答えた割合で70%以上の支持を得た商品に加点しています。加えて、同量を同じ条件で泡立てた後、5分間放置したときの泡の状態をチェックしました。
口コミの星評価から平均を算出したほか、1mL/1gあたりの価格を算出した上で成分内容によって保湿成分(※基剤を除く)1つにつきコストを0.3円ずつマイナス。成分に対しての価格に相応の商品を評価しました。
関連:RoccoGirlの執筆ルールについてはこちら
※各商品の持ち点を3.5として加点減点をしています。
※当ランキングはroccoGiRL独自に選定したものです。
※「エイジングケア」は、年齢に応じたケアのこと、「浸透」は角質層までの浸透です。
1位:オルビスユードットウォッシュ
レイヤーリムーバーと名付けられた独自処方で、毛穴や角質を整えやさしく包むようにケアすることが可能です。
洗浄成分には石けん系とクレイを採用し、独自の保湿成分「GLルートブースター」が年齢を重ねてトラブルが気になり始めた肌を均一なすっぴん美人へ導きます。
もこもこな泡立ちで満足感もあり、洗い上がりはもちっとした「たまご肌」に。
お試しのトライアルにはシミケアができる美白ラインがフルセットでついており、かなりお得。シワ改善の美容液もついてくるので60代の人に是非試してもらいたい商品です。
主な口コミ
- もこもこに泡立ってしっかり洗えるのにつっぱらない
- 洗顔後の乾燥した感じがない
- 価格も高くなく、毎日の洗顔が心地よく感じる
トライアル | 1,200円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | GLルートブースター(スイカズラエキス、メマツヨイグサエキス)、イザヨイバラエキス、グリセリン |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

2位:洗顔専科 パーフェクトホイップ コラーゲンin
ヒアルロン酸やコラーゲンといったエイジングケア成分で洗顔後もつっぱりません。しっかり洗い流さないと皮膜感が残りますが、プチプラでこれだけの成分なら許容範囲。
エタノールと香料が微量配合されているのが気になりますが超敏感肌でもない限り気にすることはない程度。
洗い流したあともぷるっとした肌を保つことが可能です。
超もこもこ泡が作れるパーフェクトホイップ。気持ち良さと泡立ち抜群!
プチプラで選ぶなら一択と言っても過言ではないでしょう。
主な口コミ
- 驚くほど泡立ちがいい
- 洗い上がりもしっとり
容量/価格 | 120g/617円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | ヒアルロン酸、コラーゲン |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

3位:資生堂 PRIOR(プリオール)|エステ洗顔ジェル
メイク落としにも使える洗顔ジェル。ヤシ油やホホバオイルなどの配合により、非常に柔らかいテクスチャで使用感も良し。特徴的な保湿成分は水分をキープしてくれるユズセラミドですね。
乾燥小じわに対する効能評価試験済みでエイジングケア(年齢に応じたケア)におすすめ。
まるでエステ帰りのようなしっとりなめらか肌に導きます。
ただし成分表上位に表示があるエタノールは敏感肌にはNG。
主な口コミ
- メイクまで落とせるので時短になる
- 口周りが乾燥した
容量/価格 | 140g/2,640円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | ホホバオイル、ローヤルゼリーエキス、ユズセラミド |
洗顔タイプ | ジェルタイプ |
泡立て | 不要 |

4位:POLA(ポーラ)|B.A ウォッシュ
肌に吸い付くようなねっとり感のある粘着質な濃密泡と、さすがデパコスと言える華やかな香りが特徴。
保湿成分には豊富な植物エキスを選択しており、ほどよい引き締め効果も期待できますが、敏感肌には植物成分が刺激になることもあり注意が必要です。
ただお値段はさすがデパコスといったところなので、コスパ度外視な人向け。
主な口コミ
- いい香りがして洗顔が楽しい
- 価格が高くて買いにくい
トライアル | 8,800円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | コメヌカスフィンゴ糖脂質、ダイズ油、尿素 |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

5位:ロゼット|洗顔パスタ レッドリンクル
エイジングケア成分として有名なヒアルロン酸を2種類配合しており、うるおいを逃しません。
カオリンなどのクレイ成分も含まれるので、毛穴汚れへのケア効果も期待できます。
ただコレと言った大きな特徴がなく、ドラッグストアでどれがいいか迷ったときの候補としておすすめです。
主な口コミ
- フォームタイプでコスパがいい!
- 可もなく不可もなくな商品
容量/価格 | 120g/547円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | ヒアルロン酸、スクワラン |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

6位:ソフィーナ| 乾燥肌のための美容液洗顔料 クッション泡
乾燥肌向けとはありますが、目立った保湿成分の配合はありません。ちなみに美容液成分配合との表記もありましたが、一般的な保湿成分グリセリンのことです。
不要な成分もそれ以上の成分も配合がなく、敏感肌には嬉しいですが乾燥肌にはおすすめできません。コスパも微妙なところ。
主な口コミ
- 泡立ちが良い
- 可もなく不可もなく
容量/価格 | 120g/2,200円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | グリセリン |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

7位:ビオレ|スキンケア洗顔料 リッチモイスチャー
保湿性の高いソルビトールに、広く使用される保湿剤グリセリンをメインにした石けん系洗顔フォーム。石けん系なので泡立ちが良くコスパもいいです。
ただし肌への優しさは微妙なライン。保湿成分も一般的な成分のみで目立って優れた点はなし。保湿効果の薄さが際立つ結果に。
主な口コミ
- 安くてコスパがいい
- 顔全体がつっぱる
容量/価格 | 130g/326円(税込) |
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メインの洗浄成分 | 石けん系 |
保湿成分 | グリセリン、ソルビトール |
洗顔タイプ | フォームタイプ |
泡立て | 必要 |

やってはいけない間違った洗顔方法
洗顔は洗い方によって肌を美しくすることも傷つけることも出来てしまいます。
間違ったやり方で肌を洗っていると、お肌が乾燥しやすくなったり、敏感肌になってしまったりと、さまざまな肌トラブルの原因になることも。
今回はスキンケアの専門家が、そんな『間違った洗顔方法』をいくつかご紹介していきます。
自分が間違った方法で洗顔していないかをチェックしてみましょう。
時間をかけて念入りに洗顔をする
洗顔はスピーディーに行うのがベスト。

きな子
roccoGiRLが行ったアンケートでは『時間をかけて丁寧に汚れを落とした方が肌に良さそう』という人が結構いました。
しかし、洗顔は肌表面に付着した汚れを落としてくれる反面、時間をかけると必要な油分まで洗い流してしまいます。
それが乾燥や敏感肌の原因になってしまうので、洗顔は一分以内に収めましょう。
ゴシゴシ擦る洗顔
洗顔は肌に手が触れないくらい優しく行いましょう!
手のひらでゴシゴシする必要は全くありません。洗顔に配合されている洗浄成分が汚れを落としてくれるので、肌の上に泡を転がすだけでも汚れは落ちます。
擦ると摩擦の原因になってしまい、必要な油分まで肌から除去されてしまうことも。
泡立てて使うタイプの洗顔では、もこもこな泡を作って肌上で泡を転がしてあげましょう。

きな子
あついお湯で洗顔をする
洗顔をするベストはぬるま湯!
ぬるま湯と言ってもちょっと冷たいなと感じるくらいがベストです。
冬場などはお風呂に入って洗顔をすると熱いお湯でしてしまいがちですが、少し冷たく感じる程度のぬるま湯洗顔を心がけましょう。
補足:デッドラインは43℃!?
「じゃあ具体的には何度までならいいのか?」と思い調べてみると、熱いお湯で洗顔をすると肌がきれいになったという人も。
さらに深堀りするとそれは「ヒートショックプロテイン」からきているようでした。
ヒートショックプロテインとは、熱ストレスを受けることでストレスから細胞を修復するために生成されるタンパク質のこと。それをヒートショックプロテイン(HSP)と呼びます。

きな子
ですがこれにはデッドラインが存在しており、実は43℃以上になってしまうと細胞は死滅してしまうという文献があるのです。
つまり、温度が分からない熱いお湯で洗顔すると肌に悪影響を及ぼす可能性も考えられる、ということ。
- 高崎 きな子
コスメ・スキンケアマイスター
42℃と43℃を見分けるのは至難の業、、、。
危ない橋を渡るよりぬるま湯洗顔の方がおすすめですね。
まとめ
今回は60代向け洗顔料のランキングを紹介しました。
慢性的な乾燥によって季節を問わずカサつきに悩まされることが増える60代では、スキンケアの要とも言える洗顔の保湿力が必要不可欠!
うるおいを保ちながらお肌をぷるんと保つ優秀洗顔料を使って、いつまでも若々しく美しい肌を保ちましょう!
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そのほかの60代向け基礎化粧品は種類別に確認することもできます。
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