上気したような色っぽさを生み出せるrms beautyの万能アイテム、センシュアルスキントリオ!
イガリメイクのように透明感がありつつも絶妙な血色感で、ナチュラルなメイクを作れる必携アイテムです。
血色感を出すメイクはチーク選びが超重要!色味が強すぎたり、透明感がないアイテムを使ってしまうと、ちょっと野暮ったく見えちゃいますよね。
センシュアルスキントリオに組み合わされるのは輝く透明感を生み出すルミナイジングパウダー2色と、パール感は抑えめで色んな肌色にも対応できるブランド初のパウダーチーク1色の計3色!
色味や使い方、成分などについて詳しく見ていきましょうね。
センシュアルスキントリオを使ってみた
真っ白なパッケージの中央にrms beautyの文字が輝く外観。厚みはあまりなくボールペンほどの長さで、ポーチにも収まりの良いちょうどいいサイズです。
中に入ってる鏡も幅広サイズなので、外出先でアイメイクするときなどに左右のバランスを取りやすいのも◎
コンパクトを開けるとこんな感じ。実際には中に透明フィルムが入ってますが、色味を分かりやすくするために外して撮影しました。
左から順に色味の紹介
- 左:ルミナイジングパウダー マデイラブロンザー
- 中央:ルミナイジングパウダー グランダーム
- 右プレスドブラッシュ デミュア
初上陸の今回の新色。シェーディングやアイシャドウ、アイブロウに使います。
ハイライターとして使えるシャンパンカラー。アイシャドウベースにも。
ブランド初となるパウダーチーク。ラメ無しでパール感は弱め。アイシャドウにも。
それぞれ、パウダーをプレスして作られたアイテムで、ブラシを使ってさっと広げることでナチュラルな透明感ある仕上がりをつくることが出来ます。
ミネラル成分を主体にしていることもあり、ツヤっとした仕上がりを作りつつ洗顔の負担もかかりにくいところが良いですね。
それぞれを肌に載せてみた時の色味はこんな感じです。
普段の使用感をお伝えするためあまり厚塗りしなかったのですが、ルミナイジングパウダー2種のナチュラルな煌めき具合は『抜群』のひとこと。ギラギラ感というよりはツヤっとした色味で、薄めに重ねて使うと良さそうですね。
チークはマットよりの仕上がりながら肌色への馴染みがとてもよく、まるで肌がピンク色を吸い込むように透明感のある仕上がりへと導いてくれます。
重ねていけばもっと濃い発色もできますが、輝きと血色感をナチュラルに足す使い方がベストですね。色味の調整もしやすく、ベタつかずに使える良アイテムです。
チークとしてはもちろんアイメイクにも使えて、シェードやハイライターとして使うことでコントゥアリングも。
1つのコンパクトでナチュラルメイクに必要な3つの要素を兼ね揃えた、まさに万能アイテムですね!
パウダーコスメなのに透明感のあるナチュラルな仕上がりを作れて、普段使いにもオフィスワークにも活用できる底見えアイテム間違いなしのトリオ。めちゃくちゃおすすめです。
センシュアルスキントリオの成分分析
どんなに魅力的なコスメだったとしても、肌に刺激の強い成分が使われているとしたら普段使いなんてできませんよね。
目の周りなど、特に肌が薄い部分に1日中肌に乗せ続けるアイテムは、安全性の高さを意識して選ぶことも重要です。
ということで、センシュアルスキントリオの3色に含まれる成分をチェックして、肌に問題のある成分が含まれていないかを徹底チェックしてみましょう。
センシュアルスキントリオの全成分表
ルミナイジングパウダー マデイラブロンザー
マイカ、ステアリン酸亜鉛、オオミテングヤシ果実油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワラン、トコフェロール、ローズマリーエキス、酸化チタン、酸化鉄、赤202
ルミナイジングパウダー グランダーム
マイカ、ステアリン酸亜鉛、オオミテングヤシ果実油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワラン、トコフェロール、ローズマリーエキス、酸化チタン、酸化鉄
ブレスドブラッシュ デミュア
マイカ、ステアリン酸亜鉛、オオミテングヤシ果実油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワラン、トコフェロール、ローズマリーエキス、酸化チタン、酸化鉄、赤202
実はセンシュアルスキントリオに含まれる成分は3色ともほとんど変わりなく、ハイライターとなるグランダームに「赤202」が含まれないこと以外は全て同じ成分で構成されています。
気になる成分についてじっくり説明していきますね。
ミネラルをベースとした構成
センシュアルスキントリオには、マイカや酸化チタン、酸化鉄といったミネラル成分を中心に配合されています。
マイカは雲母から採れる輝き成分で、光によるキラめきを生み出すために配合されたクレンジング不要の成分
酸化安定性も高く低刺激さがウリです。
酸化チタンや酸化鉄はUVケアアイテムにも紫外線散乱剤として配合される成分ですね、紫外線吸収剤と違って低刺激ながらUV-Bを跳ね返す力があることはご存知の人も多いのではないでしょうか。
ミネラル主体のものは洗顔だけでも落としやすいので、肌疲れしにくいとも言われます。肌に気遣ったナチュラルメイクを心がけたい人におすすめの成分ですね。
適度な油分を配合
オオミテングヤシ果実油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、スクワランという3種の油分が配合されていますね。
オオミテングヤシ果実油はブラジルのヤシの果実から採れる別名「ブリティオイル」と呼ばれるオイルで、豊富なビタミンAを含んでいます。紫外線によるダメージを受けがちな肌を優しくやわらげてハリをもたらすと言われる成分です。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルはグリセリンと脂肪酸を合体させた成分で、酸化安定性に優れた軽い触感のエステルです。
変わった名前なので心配する人も居そうですが、10年以上使用されてきた歴史の長い成分。皮膚刺激や眼刺激もほとんどなくアレルギーの報告もないので、安全性は高いと言えます。
最後の1つがスクワラン。肌表面で外部刺激から肌を守る皮脂膜に含まれる成分で、皮脂と混ざることによって肌を弱酸性に保ち、細菌の繁殖を抑える働きをもつと言われています。
どんな肌質の人にも使いやすい成分ですよ。
ステアリン酸亜鉛
額の皮脂に含まれる遊離脂肪酸のひとつであるステアリン酸に亜鉛を合わせてつくられる成分で、顔料を混ぜ合わせる効果と軽い撥水効果を与えるために配合されています。
アレルギーや皮膚刺激の報告もないので使いやすい成分と言えますが、目に入るとほんの少し刺激があるような報告もあるので、汗などで目に入らないように注意しながら使いましょうね。
タール系色素:赤色202
マデイラブロンザーとデミュアに入っているのが、この赤色202というタール系色素。
タール系色素と聞くと肌に悪いんじゃないか?と感じる人も多そうですが、実はタール系色素には5種類ものタイプがあり、それぞれ皮膚刺激が異なります。
タール系色素の種類
- 油性染料
- 酸性染料
- 建染染料
- アルカリ性染料
- 顔料
末尾に『染料』とついているタイプは角層に染み込みやすいので色をしっかりと付けることができますが、酸性タイプやアルカリ性タイプは肌刺激になることもあり、使用には注意が必要です。
建染タイプなどは化粧品に使われない成分。酸化還元反応によって強力に染めるため、アレルギーを引き起こしちゃいます。
赤色202は、その中でも特に低刺激な顔料タイプ。肌に浸透して染めるのではなく表面に付着するだけなので、落ちやすく肌にやさしいといえます。
タール系色素はどのタイプも同じように『◎色◎◎号』と表示されるので分かりにくいですよね。rmsセンシュアルスキントリオには顔料タイプを配合してあるのでさまざまな肌質にも使いやすいタイプ。低刺激をウリにしているだけあって、さすがの処方ですね。
使用感と成分にこだわるコスメコンシェルジュ。美容資格の知識を元に、QOL爆上げコスメを紹介します。
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