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肌うるおう保湿成分の選び方、基本をおさらい!成分ごとに徹底解説

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スキンケアの基本である保湿ケア。専用のアイテムがたくさん販売されていますが、満足のできるものを選べていますか?

プチプラアイテムもあればデパコスやハイブランドものものまで本当にさまざまですよね。
どれがいいのかわからずに知人や友人の勧めで選んだり、ネット通販の口コミを参考にしたり。パッケージやお店のPOPなどで判断する、いわゆるジャケ買いの人もたくさんいることでしょう。

けれど、ポイントとなる成分をいくつか抑えておくだけで、そんなスキンケアアイテム選びがぐっとスキルアップします。

肌のことや保湿ケアの基本もばっちりご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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保湿の基本とコツ


保湿ケアに取り組もうと思っても、肌がどのようして潤いを保っているのかを知らなければその効果は半減してしまいます。せっかくのスキンケアタイムをムダにしないためにも、肌の仕組みを知ることはとても大切なのです。

そこで注目したいのが角質層。肌の潤いに深く関わっている組織です。
この角質層を作り出している保湿成分を理解することが、保湿ケアへのいちばんの近道になります。また、スキンケアアイテムを選ぶときに必要な保湿成分を見極めることもできるので、理にかなった保湿ケアを目指せます。

成分といわれると難しい気がしますが、そんなことはありません。ちょっとしたコツで基本のスキンケアがマスターできますよ。

肌の表面で保湿を司る角質層のはたらき

保湿を語るうえでかかせないのが肌表面にある角質層です。
角質層とは肌を形成しているタンパク質のことで、ターンオーバーという肌細胞の生まれ変わり繰り返しながら少しずつ新しい細胞と入れ替わっています。その働きのおかげで、肌は劣化せずにハリ・ツヤのある状態を保っていられるのです。

角質層には主に水分を蓄えて肌を潤し整える働きがあるのですが、その働きはおおまかに保湿機能とバリア機能にわかれています。

NMF(天然保湿因子)

まず、肌の基礎となる角質細胞。角質細胞にはNMFと呼ばれる天然保湿因子が存在しています。NMFを安定して作り出すことで水分を抱え込み、肌に十分な潤いが保たれるように調整をおこないます。

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何らかの要因でNMFが正常に作り出せなくなると肌の潤いが減少し、感想や敏感肌などさまざまなトラブルの原因になります。

細胞間脂質

そして、角質細胞の周りを満たすように存在しているのが細胞間脂質

角質細胞の隙間をぴったりと埋めることで肌の水分が蒸発してしまうのを防ぎ、バリア機能で肌を保護しています。

この細胞間脂質が肌の美しさを左右するキメと深く関わっていて、角質細胞とともに美肌にとって非常に重要な働きを担っているのです。

肌内部の水分キープは細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)に注目

まず、細胞間脂質には肌の水分の蒸発を防ぐバリア機能があり、主な成分はセラミドやコレステロールです。水にも油にも溶けにくい成分で、その特性を生かしてラメラ構造と呼ばれる状態を作り出します。

水分が油分でサンドされている状態のことで、水分が逃げにくいことがイメージできますよね。
このラメラ構造がバリア機能を正常に保ち、潤いを逃さないよう働きかけているのです。また、角質細胞とぴったり密着しNMFを安定させる力も持っており、まさに縁の下の力持ち、といった組織です。

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次にNMFについてみていきましょう。

NMFは肌に始めから備わっている保湿機能のことで、天然保湿因子と呼ばれています。主成分はアミノ酸で、水ととても相性のよい性質を持っています。そのおかげで水分をしっかりと抱え、保つ力があるのです。

正常な状態であれば、角質細胞の中には一定数のNMFが存在します。すべてのNMFが十分な水分を維持していれば、肌が潤った状態というわけですね。


その数が減少したり、抱えられる水分の量が減ってしまうともちろん肌自体の保湿力も低下します。

以上のことから、肌の水分キープのカギは細胞間脂質とNMFにあることがわかりますね。

肌を弱酸性に保つ保湿成分 皮脂膜とは?


肌の健康を保つ機能として忘れてはならないのが皮脂膜

肌のいちばん外側にあり、肌を保護する役割を担っています。皮脂膜の成分は人の汗と皮脂がよい状態に混ざってできる天然の油分であり、肌を正常に整えるためにさまざまな働きをします。

例えば、肌を柔軟に保ち滑らかさを与えるエモリエント効果。手で触れたときの肌触りのよさにも関係しています。また、外部刺激から肌を守ったり、角質がダメージを受けて剥がれ落ちるのを防ぐことも皮脂膜の働きによるものです。そして、肌から水分が蒸発するのを防ぐ保湿効果。弱酸性に保たれた健康な肌は、いつも天然の保護クリームに守られているような状態であるといえます。

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実際に化粧品の成分を見る時に役立つよ!!

成分でみていくと、まず着目すべきなのがスクワレンやコレステロールです。保湿系の化粧品にもよく配合されていますが、どちらも肌の保湿機能と深い関わりのある成分なのです。

また、多くの割合をしめているトリグリセリドやジグリセライドは、それぞれグリセリンと2〜3個の脂肪酸が結合した成分です。もともと皮脂成分として肌内でグリセリンが作られていることを考えても、肌との相性がばっちりであることが伺えますね。

スキンケア用品に含まれる保湿成分


毎日のスキンケアはもちろん、ばっちりメイクをした日には特にしっかりと保湿ケアをおこないますよね。それなのに、なんだか肌が乾燥気味。そんなときには使っている化粧品の成分を見直してみるとよいでしょう。

プチプラのコスメや大容量でお得なことを売りにしている化粧品にありがちなのが、保湿成分の配合が少ないこと。水分自体は補給できるので、スキンケアをしたばかりの肌は確かに潤っているように感じます。

けれど、肌の水分を保ったりバリア機能で水分の蒸発を防いだりといった、肌本来の仕組みに沿っていなければその効果はやっぱり一時的。肌が持っている力を引き出せるような成分が含まれた化粧品を使うことがとても大切なのです。

化粧品のベースとなる成分に注意して

化粧品を作るには、まずベースとなる基剤が不可欠。油性のものや粉末のものなどいくつか種類がありますが、ほとんどの化粧品に配合されているのが精製水とアルコール成分をもとにした水性基剤です。

そのベースに加え、保湿効果を目指すものであれば保湿成分、美白効果を目指すものであれば美白成分など目的に合わせて成分を配合するのです。また、防腐剤や酸化防止剤などもこの水性基剤に配合されており、化粧品の安全性において欠かせない抗菌効果ももたらします。

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美容成分ばかりに注意がいきがちですが、この化粧品のベースとなる成分にも注意を向けることが、より効果的なアイテムを選ぶうえでとても役立ちます。
では、実際に化粧品に配合されることの多い水性基材の種類を見ていきましょう。

グリセリン(多価アルコール)

グリセリンは数多くある基剤の中で最も皮膚への安全性が高く、さらに保湿性と保水性も高い成分です。空気中の水分を掴む力があり、肌表面を潤しながら水分をそのまま肌表面にキープするよう働きます。

また、水分と混ざると発熱するという特徴も。肌に塗布する際に空気中の水分と混ざることでじんわりと発熱し、独特の温かな使用感も生み出すのです。

基本的にグリセリンは保湿性の高い成分ですが、ヒアルロン酸やコラーゲンのような相性の良い水溶成分を組み合わせることでさらに保湿効果が高まります。

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一方、ニキビの原因になることがあるというデメリットも。乾燥肌の人にはよいですが、大人ニキビが気になる人はBGを使用したタイプがオススメです。

BG

グリセリンよりもさっぱりとした使用感が得られるのがBG(ブチレングリコール)。水分を引き寄せ、保湿する効果が期待できます。グリセリンと同様に多価アルコールの一種ですが、防腐効果・酸化防止効果が高いのが特徴です。

防腐効果が高いとなると刺激が強いのでは?と思われがちですが、肌への刺激は比較的少なく、安全性の高い成分です。逆に菌の繁殖を抑えてくれるので、肌トラブルを回避する手助けとなります。

また、BGを配合することで防腐剤自体の効果を高められるのも魅力で、BG不使用のものと比べると防腐剤の使用量を軽減することができます。このように、基剤としてだけでなく防腐剤としても配合されることのある成分です。

DPG

BGと同様にサラッとした質感のDPG。保湿効果はグリセリンよりもやや控えめですが、抗菌力が高いのが特徴です。その効果はBG以上で、肌への刺激も若干高いのが注意点。敏感肌の人や、乾燥しがちな肌の人は避けておいたほうが無難ですね。

ですが、化粧品の伸びをよくする働きがあるため幅広く用いられています。特にさっぱりタイプの化粧品の成分をチェックすると見つけられることが多いでしょう。

また、水や油を混ぜ合わせる働きがあり、スーっとした使用感のメントールや美白成分として有名なアスコルビン酸を溶かすための材料としても配合されています。このように、保湿というよりはさらりと爽快な使用感をもたらすものと相性がよい成分です。

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以上のように、化粧品の基剤となる成分をチェックするだけでも保湿力の高いものかどうかが判断できます。

成分表の先頭にグリセリンが表記されていれば保湿力の高いしっとりタイプ、逆にBGやDPGとなっていればさっぱりとしたタイプであることが想像できますね。特に高保湿なスキンケアアイテムを選びたいのであれば、先頭に表記されている成分がDPG以外のものを選択するのがオススメです。

ひとつ注意したいのが、グリセリン・BG・DPGはほかのエキス抽出のために少量使用されている場合もあることです。
基剤であれば配合量の関係でほとんどが成分表の先頭に表記されていますので、チェックはあくまで先頭の成分と覚えておきましょう。

肌内部で保水する成分(水分を結合する吸湿力をもつ)


化粧品で与えた水分をゼリーのようにつかみ、うるおいをキープしてくれる働きを持つ成分を保水成分と言います。保水成分をバランスよく取り入れることで効果的に肌内部をうるおす事が可能。
実際に化粧水に配合されていることが多い「保水成分」を紹介するので、参考にしてみてくださいね!

アミノ酸

肌の内部で水分をキープする働きを持つのがアミノ酸。特に、グリシン、アラニン、セリン、プロリンなどはNMFと呼ばれる天然保湿因子の40%を占める主成分です。

NMFは角質の中に存在し、まるでスポンジのように水分を吸収することができます。つまり、NMFの量が多ければ多いほど肌はたくさんの水分を抱えることができるので、より潤った状態になるというわけですね。

赤ちゃんの肌は特にNMFをたくさん持っています。ところが残念なことに、NMFは加齢などざまざまな要因で減少してしまいます。不足すると肌は乾燥しやすくなるので、アミノ酸を補って働きをサポートしてあげる必要が出てくるのです。

PCA-Na

サトウキビなどの糖蜜が主原料であるPCA-Naも、NMFに多く含まれる保水成分です。その吸湿性はなんとヒアルロン酸以上で、吸収した水分を肌に留める力も強いのが特徴です。PCAソーダなどと呼ばれることもあり、洗顔後のはだのつっぱりを和らげる目的で洗顔料に配合されることもあります。

また、PCA-Naはもともと人の肌で合成されている成分です。そのため肌に対する刺激性はほとんどなく、安全性の高い保湿成分なのです。
乾燥肌の人はもちろん、敏感肌やインナードライ・混合肌など肌質を選ばずに使用できるのでとても使い勝手がよく、幅広く配合されている成分です。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は、角質層の水分のめぐりをよくする働きが期待でき、乾燥肌治療にも用いられてきた医薬部外品の有効成分です。角質のラメラ構造の働きをサポートし、肌が持つ潤いを保つ力そのものを高めてくれるのです。そのため、肌の内側から潤いを保つインナーケアに適した成分です。

またヘパリン類似物質は水分のめぐりだけでなく、抗炎症作用も望める成分です。保湿ケアだけでなく肌トラブルも同時にサポートしてくれるのはとてもありがたいですよね。他の保湿ケア成分では肌が荒れがちで合わなかった、などという場合には一度試してみたい成分です。

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肌を内側から保湿してくれる成分にもいろいろありましたね。インナーケアにおいても、それぞれの特徴を把握したうえで目的に合った成分を選ぶことが大切です。

肌質をあまり選ばずに高い保湿力が得られるPCA-Na、肌の角質にたっぷりと潤いをとどめてくれるアミノ酸。そして、ラメラ構造をサポートすることで肌の潤う力自体に働きかけてくれるヘパリン類似物質。

どれをとっても非常に優秀な保湿ケア成分ですが、肌の持っている力を高めて回復を目指したいという場合にはアミノ酸やヘパリン類似物質が配合されているアイテムがオススメです。

また、インナーケアをおこなう際には肌荒れを起こさないかも重要なポイントです。いくつか試してみて、使用感や使用後の肌の状態を確認しながら自身に合ったものを選びましょう。

肌表面で水分を抱え込む成分

上で紹介した肌内部の水分をつかみキープする成分とは、反対の肌表面で水分を抱え込む成分を紹介します。
ヒアルロン酸・コラーゲン配合とパッケージに表記されていると、肌内部までの効果をついつい期待しまいがち。
そこでもう一度、このふたつの成分の役割りや浸透力についておさらいしましょう。

ヒアルロン酸

知名度の高い保湿成分といえばヒアルロン酸。分子が大きいため浸透力は高くありませんが、肌表面の表皮部分で高い保湿効果を発揮します。その保水力は1gで6Lといわれており、粘性が高いのが特徴です。

ヒアルロン酸を使用した化粧品の多くはトロリとした使用感になっており、肌表面もしっとりと手肌が吸い付くような印象を受けることでしょう。それまでさっぱりタイプの化粧品を使っていたという人にとっては慣れるのに時間がかかるかもしれません。

けれど、ヒアルロン酸も年齢を重ねるとともに減少していく成分です。肌表面の潤いを保ち、バリア機能を正常に守るためには欠かせない役割といえますね。

コラーゲン

コラーゲンといわれると、なんとなく食材やサプリメントを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

実は化粧品にもよく使用される成分なのです。注意したいのが、化粧品に使用されるコラーゲンと肌内部の真皮で作られるコラーゲンは別物だということ。

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化粧品で肌内部のコラーゲンを増やすことはできません。

化粧品に配合されているコラーゲンの働きは、ヒアルロン酸と同様に肌表面を潤すことです。肌表面が十分に保湿され潤いの膜ができると、紫外線など外部からのダメージを軽減させることが期待できます。

肌を乾燥から守ることが、肌の健康な状態を保つために最も重要なこと。肌表面を化粧品でしっかりと保護してあげることが望ましいですね。

ヒアルロン酸とコラーゲンは肌に浸透しないの?

保湿成分として優秀なヒアルロン酸やコラーゲンですが、実は分子が大きいため肌の角質層までは浸透できません。

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ですが、ヒアルロン酸やコラーゲンにはいくつかの種類があり、ものによっては肌の角質層まで浸透し内側から肌を潤す作用を持っています。

加水分解ヒアルロン酸や加水分解コラーゲンといわれるものがそうで、加水分解という処理をおこなうことで分子を小さくし、肌の角質まで浸透するよう加工されています。全成分表示でも「加水分解○○」と表示されているのでチェックしてみるとよいでしょう。

このように、必ずしも肌の奥まで浸透する成分でないとダメ!ということはありません。目的に合っているかどうかが重要ですね。

保湿成分(水分が蒸発するのを防ぐ)

せっかく肌に閉じ込めた保水成分が蒸発しないように防ぐ機能や、肌にフタをして保護する役割を持つものを保湿成分といいます。

保湿成分は肌表面に油膜を作ることで水分の蒸発を防ぐ目的だけでなく、肌を柔軟に保つ力や肌のバリア機能を高めて保水成分の働きを助けるために配合されます。保水成分と保湿成分は助け合いながら肌の潤いをキープしてくれるというわけですね。

また、これらの成分は油性の成分であることが多く、乳液やクリームに多く含まれる傾向があります。乾燥肌や敏感肌の人は特によく確認して商品を選ぶとよいでしょう。

水分をはさみこんで、水分をキープする成分

保湿成分にはたくさんの種類があり、それぞれが似ているようで実は異なった働きを持っています。ここでは、水分を挟み込むことで水分をキープする働きのある成分を紹介します。

人の肌からは絶えずに水分が蒸発していますが、乾燥肌や敏感肌の人は特に水分が飛んでしまいやすくなっています。それが、バリア機能が乱れた状態です。そんなに肌に水分だけ補っても、潤うのは一時的でまたどんどん乾燥していきます。

そこで重要になるのが水分を挟み込むことができる成分です。
水のまわりに油分で膜を作ると、水は蒸発しにくくなりますよね。肌の中でも同様の作用が起こっているのです。肌内部に補給された水分を油分で守り、潤いを保つ役割を担います。

セラミド

セラミドは角質細胞を取り囲む細胞間脂質の主成分のひとつです。角質細胞が水分を蓄えるレンガだとすると、細胞間脂質はその周りを取り囲み安定させるセメントのような働きを持ちます。

そんなセラミドも、ヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミドなど多くの種類があり、それぞれに保湿力が異なります。特に効果が高いといわれるのがヒト型セラミドで、人の肌がもともと持っているセラミドと構造が同じものです。
また、それぞれのセラミドの特性を生かして複数種類を組み合わせるとより高い保湿効果が期待できます。

ライスパワーエキスNo.11

ライスパワーエキスNo.11とは、その名の通り米を原料とする保湿成分です。
セラミドとは働きが異なり、肌内部からセラミドを作り出せるようにサポートしてくれます。

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医薬部外品の有効成分であり、水分保持能(肌内部を水分で潤す力)を回復させる効果が認められています。

もっとも大きな特徴は、肌の角質層よりずっと奥の基底層まで浸透できること。表皮のいちばん奥から働きかけることで、なんと1週間という期間でセラミドを豊富に含んだ細胞を作る手助けをします。元気な細胞がたくさん作られると、当然肌の保水力・保湿力も正常に戻りますよね。
このように、肌の水分保持システムに根本からアプローチしてくれるのがライスパワーエキスNo.11なのです。

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いかがでしたか?水分を挟み込むことでキープを促す成分のことがおわかりいただけたでしょうか。セラミドのように肌の水分ひとつひとつを守る成分もあればライスパワーNo.11のように潤いを作り出すサポートをする成分もありました。

さらに、コレステロールのようにそれ単体では目立つ存在では無いけれど必要不可欠な成分も。

さまざまな成分の働きによって肌の保湿が保たれているのです。常に目立った効果を謳っている成分が必要とは限りませんね。そのときの自分に何が必要か、肌とじっくりと向き合ってみるのもよいでしょう。

肌表面にフタをする成分


肌の保湿だけでなく、保護の観点からも欠かせないのが肌表面にフタをする成分。バリア機能という言葉がよく使われていますが、そのバリア機能について少し確認しておきましょう。

まずバリア機能には、おおまかに肌の水分の蒸発を防ぐ機能と外的刺激から肌を守る機能の2つがあります。このバリア機能を保つために大切なのが、肌の潤いというわけなのです。肌の内部がしっかりと潤った健康な状態であればこのバリア機能も正常に働き、肌を美しくみずみずしい状態に保ってくれます。

けれどこのバリア機能はストレスや紫外線などの刺激、加齢によっても衰えていくもの。そのため、化粧品で補ってあげることが必要なのです。

スクワラン

人の皮脂膜として元来存在している成分であるスクアレンに水素を添加して、安定性を高めたのがスクワラン。
化粧品に使用されるものはサメ由来のものや、紅花やコーン・オリーブなど植物由来のものがあります。植物由来のものの場合には特に植物性スクワランと表記されているのでわかりやすいでしょう。

スクワランは肌から分泌される汗や皮脂と混ざることで皮脂膜となり、肌表面を保湿します。さらに外部刺激などから肌を守り、肌環境を保つようアプローチ。

もともと人が持っている成分に近いので刺激性が少なく、肌なじみや浸透性も高いのが特徴です。ベタつかない使用感も好まれる傾向にあり、幅広く使用されている成分です。

ホホバオイル

ホホバオイルはホホバの種子を絞って作られる植物性のロウのことです。保湿効果が高く、肌への浸透がとてもよいという特徴があります。また、ロウという言葉のイメージとは違い、その使用感はサラッとしてベタつきません。

ビタミン(A、B、C)、アミノ酸、ミネラルなどの美容成分が含まれており、アクネ菌の餌になるという他のオイルにありがちなデメリットもなし。そのためニキビの原因になりにくく、肌質を選ばずに取り入れやすいのが魅力の成分です。

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7℃以下になると個体になる性質を持っていますが温度を上げればもとに戻ります。品質にも問題ないので、固まってしまったからといって手放さないようにしましょうね。

ワセリン

ドラッグストアやコンビニでもよく目にするワセリン。石油由来の油性成分で、常温でもペースト状を保っています。常温で液状になっているものはミネラルオイルと呼ばれますが、成分としては同じものです。

ワセリンは油分が多いため、肌にのせても浸透力は高くありません。また、若干のベタつきがあるので使用感による好みはわかれがちです。一方、浸透力が低いおかげで肌表面に留まりやすく、水分蒸発を防ぐことで高いバリア機能を発揮します。

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過去には鉱物油由来の化粧品は肌によくないといわれたことがありましたが、昨今のものはとても純度が高く、安全性にも優れています。メイク落とし用のオイルにもよく配合されている成分ですよ。

ミツロウ

ミツロウは古くから化粧品に使用されてきた天然の保湿剤です。ご存知の通り、ミツバチの巣から精製された天然のロウの一種。粘性が高く、他の材料と乳化しやすい特性を持っています。

人の皮脂と同じ性質を持っているといわれ、肌なじみがよいのが魅力です。また、密閉性に優れており保湿効果が高いので、乾燥肌の人には特にオススメの成分なのです。ミツバチの力を借りているので、成分としては動物由来のものになりますよ。

ミツロウを含む化粧品は柔らかな使用感が得られるのも特徴で、クリーム類の伸びの調整やヘアワックス、口紅などの固形のメイクアップアイテムなどにも使用される便利な成分です。

乾燥肌・敏感肌におすすめの保湿成分

肌トラブルの中でも侮れないのが乾燥肌。一般的にはよくある症状ですが、ただ乾燥しがちになっているだけと油断してはいけません。肌のバリア機能が低下している状態なので、敏感肌の一種として考えられているのです。敏感肌と同様に保湿をメインにしたスキンケアが必要です。

また、乾燥が原因の敏感肌は特に外的刺激を受けやすく、紫外線やホコリなどの刺激だけでなく肌に合わない化粧品や刺激性の強い成分でも乾燥を悪化させてしまうことがあります。そのため、さらに水分を保持する機能が衰えてしまう悪循環に陥りがちに。

それを改善するためには、肌に刺激になりにくく高い保湿力のある成分を取り入れることが望まれます。難しい条件に感じますが、意外と手に入りやすいものです。以下にオススメの成分を紹介するのでチェックしてみてくださいね。

    おすすめの成分

  • ヒト型セラミド
  • ライスパワーエキスNo.11
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • グリセリン
  • ワセリン

乾燥肌・敏感肌に必要なのは保湿力の高い高保湿成分です。例えばヒト型セラミドのように肌の内部から水分を保ってくれるもの、ライスパワーエキスNo.11のようにセラミドを作る働きをサポートしてくれるものなどが挙げられます。

つまり、肌が持つ本来の保水力や保湿力を根本から回復し整えてくれる働きを持つ成分が必要なのです。

また、ヒアルロン酸やコラーゲン・グリセリンといったバリア機能をサポートしてくれる成分も重要で、保水力を高める成分とあわせて取り入れることがポイントです。

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特に乾燥がひどい部分にはワセリンを使用するものよいでしょう。その際にも、前述した成分でうるおいをしっかりと補ったうえで使用します。

    注意が必要な成分

  • アルコール(エタノール)

乾燥肌や敏感肌のスキンケアにおいて、注意したい成分にアルコールがあります。化粧品に配合されるのはほとんどエタノールですが、着目すべきはその揮発性です。エタノールが揮発するときには肌から水分も一緒に奪ってしまうのです。

また、基本的に刺激性は低くない成分のため、乾燥して敏感になっている肌にとっては刺激が強く感じがちです。敏感肌の人の中にはアルコール過敏症などアルコールに非常に弱い場合もあります。乾燥を伴うことで強い刺激に繋がることもあるので、以前にアルコールで刺激を感じたことのある人は特に避けたほうが安心です。

エイジングケアにおすすめの保湿成分

一定の年齢に差し掛かると気になってくるのがエイジングケアですよね。
毎日しっかりとケアしているつもりなのにハリがない、なんだか肌がパッとしないと感じたときにはエイジングケアを取り入れましょう。

エイジングケアの基本となるのは保湿ケアです。特に、肌内部のバリア機能にアプローチしてくれる成分がオススメ。エイジングによる肌の悩みの多くは乾燥が原因で引き起こされているのですが、バリア機能が低下することで肌の再生力やターンオーバーの乱れへと連鎖します。

そのため、まずは肌内部のバリア機能を正常に働かせるようアプローチするのが年齢肌を解消する第一歩になるのです。

    おすすめの成分

  • セラミド
  • 植物幹細胞エキス
  • ヒアルロン酸
  • アスタキチンサン

これらの成分に共通しているのが、保湿ケアをおこないつつエイジングケアにもアプローチしているという点です。まず、乾燥以外で年齢肌の肌悩みの要因となるのが肌の酸化です。

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肌の酸化は紫外線によるダメージの蓄積や、毎日のメイクの落とし残しによる色素沈着、皮脂や油分の酸化などにより引き起こされます。また、知らず知らずに溜まっているストレスもターンオーバーのサイクルを乱す原因に。

こういった年齢肌特有の肌をケアするには、植物幹細胞エキスアスタキサンチンのようにターンオーバーを促進したりメラニンの生成を抑制したりする働きをしつつ保湿も叶えてくれる成分を選ぶ必要があるのです。

    注意が必要な成分

  • レチノール

ここで注意したいのがレチノールです。レチノールは角層の保水力を高めたり、ヒアルロン酸生成のサポートを期待できる成分として使用されています。

ところが赤みやかゆみ、発疹といった肌トラブルが報告されている例があるのです。また、レチノール使用後の肌は紫外線ダメージにとても弱くなっています。日焼け止めなどの紫外線対策と必ず併用するよう心がけましょう。

以上のようなマイナートラブルは、レチノールの作用が非常に強いためともいわれています。資生堂の「純粋レチノール」でも、過去にレチノールで肌トラブルがあった人への使用を抑止する注意書きをしています。なんでも「高濃度」がよいとは限らないということですね。

美白ケアは肌の乾燥に注意

美白ケアアイテムの成分をチェックしてみると、ビタミンC誘導体が配合されていることがよくあります。昔から「日焼けにはビタミンを」とよく耳にしたものですが、乾燥肌や敏感肌の場合にはビタミンCに注意をしなければならない場合があるのです。

ビタミンC誘導体には水溶性と油溶性のものがあり、水溶性ビタミンC誘導体は乾燥を引き起こすことがあります。成分表示ではビタミンC誘導体としか記載されていない場合が多いため判断が難しいのですが、同じ水溶性ビタミンCの中でも特に刺激性が高めの成分があるのでです。

乾燥肌の場合には美白成分と一緒に保湿効果の高い成分が配合されているものがよいでしょう。また、水溶性ビタミンCの刺激性が肌に合わない人もいるので、刺激性の穏やかな美白成分と保湿成分でできているものが安心です。

    おすすめの成分

  • ビスグリセリルアスコルビン酸
  • 油溶性ビタミンC誘導体(VCIP、ステアリン酸アスコルビルなど)
  • アルブチン
  • トラネキサム酸
  • プラセンタエキス
  • フラーレン
  • コウジ酸

乾燥肌の美白ケアにオススメなのは、紫外線のケアと保湿を継続的におこなうことです。無理に効果の高い美白成分を使用せず、アスコルビルグルコシドのように穏やかな美白効果と保湿ケアが叶うもの、ビズグリセルアスコルビン酸のようにビタミンCにグリセリンをつなげて安定性と保湿性を両立させた成分などでじっくりと時間をかけるのがよいでしょう。

また、美白ケアをしつつ肌荒れも予防してくれるトラネキサム酸、美白効果は高めでも肌への刺激が優しいアルブチンやコウジ酸も適しています。さらに、抗酸化作用やターンオーバーと関わりの深いプラセンタエキスやフラーレンも肌の内面から整える根本的な美白ケアに効果が期待できますよ。

    注意が必要な成分

  • 水溶性ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸、VCエチル、ビタミンCエチル、リン酸アスコルビルMg、リン酸L-アスコルビルマグネシウムなど

前にも触れたように、美白ケアは肌の乾燥に注意が必要です。水溶性ビタミンC誘導体の中でも特にアスコルビルリン酸Naという成分は刺激性が強いとされており、リン酸アスコルビルMgのほうがまだ低刺激です。

この刺激性は、ビタミンCの還元作用が強いためといわれています。また、皮脂の分泌を抑制する働きがあるので、それもあいまって肌の乾燥に拍車がかかるというわけです。いずれにしても、刺激性と皮脂分泌の抑制という点で乾燥肌の美白ケアにはオススメしません。

また、最新型の水溶性ビタミンC誘導体としてイソステリアルアスコルビルリン酸Naという成分が使用されています。ですが、まだ商品自体少なく使用例も多くないので、製品が安定するまでは使用を控えるほうが無難といえます。

大人ニキビのおすすめの保湿成分

思春期ニキビと違い、大人ニキビの原因は実にさまざまです。ストレス・睡眠不足・ホルモンバランスの乱れなど内的要因によるもの、乾燥・紫外線・ターンオーバーの乱れなど外的要因によるものなどが重なって起こります。

そのため、大人ニキビのケアにはただ皮脂を抑制するものではいけません。保湿ケアもあわせて取り入れられるような高保湿なものや、バリア機能を高めるアイテムを選ぶことがポイントです。

また、繰り返しがちな顎ニキビの場合にはケアもより丁寧におこないます。顎は角質が厚くなりやすい部分でもあるので、古い角質を除去できるふきとり化粧水との併用がオススメ。ですが、あくまで低刺激が原則です。アルコールフリーのタイプなどがよいでしょう。

    おすすめの成分

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • アミノ酸
  • BG

大人ニキビの保湿ケアにオススメなのが、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸等が配合された化粧品です。これらの成分は肌の内部の保水力やバリア機能を高めるように働きかけるので、ニキビができにくい肌を目指せます。

また、化粧品のベースとなる水性基剤に着目するものオススメ。大人ニキビのケアにはBGが使用されているものがよいでしょう。グリセリンと比べて使用感が軽くさっぱりとしているだけでなく、抗菌効果も発揮するのでニキビ肌にはもってこいです。

皮脂の分泌が多い場合にはビタミンC誘導体が配合されているアイテムで皮脂のバランスをとるのも効果的です。その際にはVCIPやステアリン酸アスコルビルなど油溶性ビタミンCが配合されているものを選びましょう。

    注意が必要な成分

  • オレイン酸を多く含む油脂類
  • グリセリン

ニキビ肌に油分はよくないといわれますが、その理由は油分に含まれる遊離脂肪酸がニキビの原因になるアクネ菌の餌になりやすいからなのです。

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化粧品に使用される油脂類に多く含まれるのがオレイン酸。体によさそうなイメージのあるオリーブオイル(75%)・アボカドオイル(63%)・ハトムギ油(54%)やアルガンオイル(46%)はオレイン酸配合量が高いのでニキビ肌のケアには向きません。

一方、ホホバオイルはオレイン酸の配合量が12%ほどと非常に低いのでオススメです。オイルという名称ですが成分的にはロウに近く、一般的な植物性オイルと比べて安定性が高く酸化しにくいという特徴があります。油分によるエモリエント効果でバリア機能を高めるでなく、抗炎症作用も持ち合わせているのでニキビ肌でも安心して取り入れることができる成分ですよ。

また、グリセリンもアクネ菌の増殖を促す場合があり、肌質によっては注意しなければなりません。特に高濃度で配合されている場合には肌への浸透も遅く、肌表面にとどまる時間も長いのでアクネ菌の餌になってしまう可能性が高くなります。

Q&A

乳液とクリームは、保湿力に違いはありますか?

乳液やクリームは、水分で肌を潤して油分で保護するという目的では同じものに感じますよね。ですが、含まれている水分と油分の比率が異なることでそのテクスチャーや保湿持続力に差が出てきます。

クリームは乳液に比べて油分の配合量が多くなっており、テクスチャーも固く保湿力に優れているのが特徴です。乳液に配合されている油分の量は多くても20%程ですが、クリームは25%ほどとその割合が高めです。

また、ヒアルロン酸やコラーゲン・ワセリンといった肌の奥に浸透しにくい保湿成分も比較的多く配合されており、肌表面に長時間留まって保湿効果を持続させるように働きます。ベタつきがちな使用感が苦手でクリームは使用しないという人もいるかも知れませんが、肌の状態によっては乳液とクリームを併用するのがよいでしょう。

化粧水に保湿成分がたくさん入っていれば、乳液やクリームは必要ないですか?

化粧水はその名の通り、肌に水分補給をする水分のことです。多少の保湿持続成分は配合されていますが、乳液やクリームとは明らかに用途が異なります。

基本的に化粧品に含まれる成分の80〜90%は水分です。残りの10〜20%の中に保湿成分や美容成分、防腐剤などが含まれます。あくまで限られた割合の中での保湿成分なので、化粧水だけで乳液やクリームに配合されている油分が持つような保湿機能を補うのは難しいでしょう。

また、化粧水だけではいくら水分補給をしてもどんどん蒸発してしまいます。それを防ぐのが乳液やクリームの役割です。それぞれに別々の役割を持つものなので、高保湿化粧水であっても乳液やクリームを使用しましょう。

乾燥肌なのに、保湿するとニキビが出来ます。どうしたらいいでしょうか?

保湿効果の高いアイテムを使用してニキビができるときは、配合されている保湿成分を見直すことが必要です。ニキビの原因は主に皮脂の詰まりや酸化。さらに、アクネ菌の餌になりやすい遊離脂肪酸が含まれる油分が菌の繁殖を促します。

そこでオススメなのが、ニキビ菌の餌になりにくい保湿成分です。さらに、抗炎症作用や皮脂分泌の抑制作用などが一緒に取り入れられるケアがより適しています。

具体的な成分としてはホホバオイルや油溶性ビタミンC誘導体など。また、プラセンタエキスのように保湿はしつつ肌のターンオーバーに働きかけて美肌を促してくれるような成分もオススメといえます。

日焼け止め兼美容クリームがありますが、それを塗れば別にスキンケアは必要ないですか?

商品によって多少の差はありますが、クリームの効果は基本的に油性成分による肌の保護です。水分を補い、保湿をするという化粧水や乳液のような効果は得られないと考えましょう。

さらに、日焼け止めの成分が肌刺激になってしまうことも。その点でも、化粧水と乳液で肌をしっかりと保湿した上で使用することが望まれます。せっかくのクリームの効果を生かすためにも土台の肌ケアは欠かせません。

オールインワン化粧品のように、ひとつでさまざまな効果が得られる商品はとても便利です。けれど、多くの機能をもたせているがゆえにそれぞれの効果は比較的低くなっていることも知っておかなければなりませんね。

保湿スキンケアに甘い味のものがあるのはなぜ?

保湿スキンケアアイテムに甘い味がするのは、グリセリンが配合されているからです。グリセリンは水溶性基剤として多くの高保湿化粧水などに配合されており、肌への刺激性も少ないのでとても利便性のよい成分。

美容成分の抽出などに使用されることもありますが、その保湿性を生かしてクリームなどの硬さを調節したり安定性を高めたりします。基本的には保湿力の高い成分との相性がよいので、保湿スキンケアに甘い味のものが多いような印象を受けることが多いのでしょう。

オイル系が配合されているとニキビが増えてしまいます。対策方法はありますか?

ニキビができやすい肌でオイル系の化粧品を使用したい場合にはホホバオイルがオススメです。ホホバオイルにはニキビの原因になりやすいオレイン酸の含有量が少なく、他の植物性オイルに比べてもダントツで低割合です。化粧水など水分を補うための化粧品はオイルフリーのタイプにし、乳液やクリームだけホホバオイル配合のものに変えるのもよいでしょう。

また、抗菌作用や抗炎症作用のある成分が一緒に配合されているアイテムも便利です。気になるときにはオイル系を使用しないというのがいちばんですが、乾燥が原因でニキビができることもあります。ホホバオイルを中心に試し、肌に合ったものを探してみましょう。

アトピー肌でも使える保湿成分はありますか?

アトピー性皮膚炎の人は、健康な肌の人よりも肌のバリア機能が低下している状態にあると考えられています。そのため、使用が検討できる保湿成分としては低刺激かつバリア機能を高める高保湿のタイプのものとなります。

例えば、肌の潤いを保っている成分であるセラミド、セラミドの生成をサポートするライスパワーエキスNo.11など。NMFの働きを助けるアミノ酸も、もともと人の肌が持っている成分ですので比較的安心して取り入れられます。

ですが、アトピー性皮膚炎はとてもデリケート。化粧品の使用を始める際にはかかりつけの皮膚科に相談するなど専門家の指示を仰ぐのが勧められます。

防腐剤が入っていると肌に悪いですか?

防腐剤は化粧品の安全性を維持するためにとても重要な役割を持っています。カビや菌が繁殖するのを抑制し、品質を保ってくれるのです。

もともと化粧品は水分や油分でできており、かつ開封後も常温で保管している人が多いですよね。加えて毎日素手で触れています。そうなると、雑菌やカビがいつ繁殖してもおかしくありません。劣化した化粧品を使い、肌トラブルに繋がってしまうケースもあるのです。

有名な防腐剤としてパラベンがありますが、人体への毒性は低いことがわかっています。化粧品に添加されているものは化学的に合成されたものがほとんどですが、もともと野菜などにも含まれている成分なのですよ。

ベビーオイルだけで保湿は可能ですか?

ベビーオイルは、石油由来のミネラルオイルが主体になっているものと植物性オイルが主体になっているものの2種類があります。基本的には油分と防腐剤や安定剤のみで、美容成分や他の保湿成分が配合されているものではありません。

また、ミネラルオイルは液状のワセリンのことです。肌表面に油膜を張り保護する効果は期待できますが、肌内部に浸透し保水力を高めるような効果は望めません。

植物性オイルを使用したものであれば比較的肌への浸透がよいものもありますが、保湿成分として添加しているわけではないのでそういった効果は穏やかといえるでしょう。肌内部から保湿したいのであれば、ベビーオイルと保湿化粧品の併用がオススメです。

保湿することで毛穴は改善されますか?

毛穴の元本には必ず皮脂を分泌するための皮脂腺があります。乾燥やホルモンバランスの崩れなどさまざまな要因で皮脂腺が皮脂を過剰に分泌すると、毛穴が詰まったような目立った状態になってしまうのです。

そこで、毛穴の悩みのケアには保湿が重要になるのです。皮脂が過剰に分泌されるのは、肌の乾燥がバリア機能の低下を引き起こしているから。衰えたバリア機能をもとに戻そうと、肌は皮脂をたくさん分泌します。水分が不足しているほど悪循環に陥りがちなのです。肌が十分に保湿され、皮脂を過剰に分泌する必要がなくなれば毛穴の改善も見込めるでしょう。

男性でも保湿ケアは必要ですか?

化粧品を使って肌のケアをしている男性はまだ多くありませんが、ニキビや油性肌などの肌悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。肌の構造は女性も男性もほとんど変わらず、より乾燥しやすいと言われます。乾燥している状態が続けばもちろんバリア機能は低下しターンオーバーも乱れ、肌はどんどん衰えてしまうでしょう。

また、午後になると顔がテカテカになってしまうというようなオイリー肌の悩みにも保湿は欠かせません。紫外線も年々強くなってきていますし、男性であっても保湿ケアや紫外線ケアで乾燥対策をすることはとても大切です。

化粧水をつけすぎると乾燥が悪化しました。どうしてですか?

水分を足すだけのスキンケアでは、水分が蒸発する際に肌の内部にある水分も一緒に蒸発するので意味がないことを伝える。エタノールなどの揮発性をもった成分の注意についても。

化粧水の働きは主に肌に水分を与えることです。乳液やクリームのように水分の蒸発を防ぐ力は望めません。日々のスキンケアを化粧水だけで済ませていると、化粧水が蒸発するのにあわせて肌内部の水分も蒸発してしまい逆効果になる可能性が十分にあります。

また、エタノールを配合したさっぱりとするタイプの化粧水を好んで使用している場合も要注意です。エタノールには揮発性があり、揮発する際に肌の水分も一緒に奪ってしまいます。化粧水を使用したあとに乳液やクリームで油膜を張ることで、初めて肌に水分がキープされるということを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
情報盛りだくさんなので、覚えきれないかもしれませんが、実際に化粧品を選ぶ時にこの記事を参考にしようと思っていただければなと思います。
乾燥肌、敏感肌に悩んでる方、保湿ケアを今から始めようとしている方などのお役に少しでも立てれば嬉しいです♥

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