部屋がすっきりすると迷いが消える?ミニマリストに学ぶ、持たない暮らし

みなさんのお部屋は物で溢れかえっていませんか?モノが多いと、気付かないうちにストレスに繋がっているかもしれません。実はモノの多さは思考に関わってくるんです。そこで今回は、「ミニマリスト」の考えよりシンプルな暮らしのススメをご紹介します。日々どことなく頭の中のモヤモヤを感じながら過ごしている方は必見ですよ。

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2017/12/16 更新 公開

ミニマリストという言葉を知っていますか?

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簡単に言うと、持ち物を極力減らしてシンプルな生活をしている人たちのこと。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者である佐々木典士さんが有名ですね。
他にもたくさんの人たちがブログなどでミニマリスト宣言をし、生活を公開、提案しています。
文筆家の辰巳渚さんが付けた定義によると、「ミニマリストは、モノを減らすことを通して、人生にこぎだす準備をしている人」です。

彼らは決してモノを減らすことを目的としているのではなく、モノを減らすことを手段として、より自分らしい生活をする、ストレスフリーな人生を送ることを実現しようとしている人たちなのです。
では、なぜモノを減らすことが、満ち足りた幸せな人生を送ることにつながるのでしょう?

「モノ」は強いエネルギーを持っている

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片付けをすると運が向いてくる、という話はよく聞かれます。
これは科学的に説明可能な性質のものではありませんが、実際にたくさんの人が経験している現象です。
部屋の中をあるべきものをあるべき所にきちんと収納し、整理整頓することで、頭の中も整理整頓できるとも言われ、この事も運と関係しているようです。

また、不要なものを処分することによって、本当に必要なもの、大切なものだけが残り、自分が今何をしたいのか、将来どんな人間になりたいのかが明確になってくるといいます。

ミニマリストの人の中には、モノをたくさん持っていることによって人と自分を常に比べてしまっていて、モノを捨てることでその心労をなくすことができてより自分らしくなれたという人もいます。
更にモノから感じる無言のプレッシャーがストレスになり、あれをしなきゃ、これをしなきゃ、という強迫観念のようになってしまっていて、何をしたくて何をしたくないのかわからなかったのが、捨てることで思考がスッキリした、という人もいるんです。

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例えば、書店やテレビで見て作ってみたいな、と思った編み物やクラフトなど、材料や道具も揃っているけれどまとまった時間が取れず、袋の中でじっとしているモノってありませんか?
もしくは、後で観ようと思って録画しておいた映画やドラマ、ドキュメンタリーなど、別に観る義務なんてないのに、いつか観なきゃ観なきゃと気になって頭の片隅にちょこんと座っているモノ。
「モノ」には単なる使用用途の他に、思い出や、付加価値など、多くの「意味」があり、そしてそれぞれが強いエネルギーを持っています。

それらから発されるプレッシャーは相当なもので、その圧力に人は抑圧されてしまいます。
持ち続けることがストレスならば、そのストレスの原因を無くすために、思い切って捨ててみるのです。

すると、自分がしたかったつもりで本当はしたくなかったことから解放され、本当にしたいこと、なりたい自分が見えてきます。
片付けをすると運が向くとか仕事がうまくいくというのは、単に部屋の中の道具が整理整頓されて効率が良くなるだけでなく、雑念が消えて自分の思考がシンプルになり、目的が明確になるからなのです。

「選ぶ」という行為を減らす

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私たちは日々たくさんの選択をしています。

朝起きてから「何を着ようかな」「何を食べようかな」「どのカップを使おうかな」。
こういった小さな選択を数えていくと、一日に約9000回もしているそうです。
ものの数秒で済むものもありますが、服選びなどですと30分~1時間ほどかかってしまう場合もありますね。
「選ぶ」という行為は意識していなくてもけっこう疲れることで、心の負担になります。

しかも、こういった小さなことは、何を選んでも結果はさほど変わらないんですよね。
スティーブ・ジョブ氏の黒タートルは有名ですが、仕事で結果を残している人ほど、着たきりすずめ、同じものばかり食べる、という人が多いです。

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日々のルーティンはなるべく選ぶ必要なくすぐに行動できるようにしておくと、時間の無駄がなく効率的ということでしょう。
通勤にはこの靴を履く、朝食にはこのお皿を使う、と決めたとしても、いつも使っているモノ以外にもモノがあると、やっぱり気になります。
たまには使ってあげなきゃな、せっかくあるのにもったいないな、と迷いが生じます。
モノからの無言のプレッシャーですね。

使うモノ以外を処分すると、このプレッシャーから解放され、ストレスがなくなります。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
モノがたくさんあると、それだけ選択しなければならず、常に迷いのある状態になります。
モノが少ないと迷いがなくなるというのは、こういった点にも表れています。

捨てなくてもいい

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ミニマリストの人たちは、モノを減らして迷いを無くすことで、自分の生き方を模索している人たちです。
たくさんのモノが人生の邪魔になっている、と思うからこそ、捨てているのです。

捨てたらスッキリした、気持ちが楽になった、そういった報告をして、もしかしたら今思い悩んでいるあなたもそうかもしれないよ、やってみたら?という提案をしてくれているのです。
ですから、そうじゃない、モノを持っていると気持ちが落ち着く、という人は、別に捨てなくていいのです。

例えば、小さな頃から持っているぬいぐるみが枕元にあるととても安心できるとか、本棚に本がたくさんあることが充足感につながっているとか、そういう場合はモノによって満たされているわけですから、捨てる必要はありません。

なきゃいいってものでもないし、ありゃいいってものでもない。
モノがあることによって充実を感じ、仕事も生活も順調と感じるのなら、無理してミニマリストを見習ってモノを捨てる必要はありません。

ミニマリストは、実はモノ持ち

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情報も広義のモノと考えるなら、ミニマリストの人たちはたくさん持っています。
現在日本にいるミニマリストの多くは、様々なものをデジタル化することが可能になった現代だからこそ、存在しているともいえます。

必要な情報や思い出、連絡ツールは全部スマホに納まります。
時々引っ張り出して見たくなるアルバムなんかも、わざわざ紙にしなくてもデータを出してくればいいので、部屋に置いておかなくても済むのです。
なんだかドラえもんのポケットみたいですよね。

手ぶらに見えるけれど、実はたくさん持っている。
ミニマリストの持たない暮らしを手始めに参考にするなら、この「デジタル化」ではないかと思います。

部屋にある雑多な思い出の品や人からもらったものなど、ただ捨てるのが苦しければ、写真に撮って残しておく。
その写真すら意味がなくなった頃に、データを消せば良いのです。

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モノが増えすぎて邪魔だから部屋を整理整頓したいなと思ったら、以下の二つの処分方法がおすすめです。

①不要なモノ、使っていないモノ、あると苦しいモノ、あってもなくてもどっちでもいいモノを処分する
②思い出の品、もらったものだから捨てられないと思っているモノを写真に撮ってデータに残してから処分する

この二つを実行すると、部屋がだいぶスッキリして、掃除もしやすくなると思います。

①は、言うのは簡単ですが実行するのはけっこう難しいです。
勇気と決意が要ります。
なので、一度に捨てきるのは無理と割り切って、1カ月ごとくらいに何度かやってみましょう。
なくてもなんら問題ないな、というのがわかってくれば、身を切る思いで処分する、というつらい気持ちも薄れてくるはずです。

まとめ

ミニマリストに学ぶ持たない暮らしと聞くと、とにかくモノがない、がらんとした部屋が良いのではないかと思いますよね。
でも実は、きちんと片付いて掃除が行き届いていれば、モノの数や量はさほど問題ではないのです。
そのモノに対して、自分がちゃんと対応してあげられていれば、たくさんあったって構いません。

片付け、掃除、整理整頓が大切というのは、ただ身の回りをきれいに保つだけでなく、自分の仕事や生き方を邪魔するものを排除して、気持ちよく暮らすために必要だからです。
気に入っているモノ、好きなモノ、本当に生活に必要なモノだけを持つ暮らしというのは、意識して作らないとできません。

最近パッとしない、なんだか日々が倦んでいる・・・と感じたら、まず要らないものを捨ててみましょう!

 

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